前のブログと重複しますが、政治家は国民に本音を語るべきです。
日本共産党の田村智子委員長は、少し前に産経ニュースというyou tubeで日米安保活用論を吐露しました。以下です。
開始後36分17秒くらいで田村智子委員長は、日本が攻められたら自衛隊は勿論、日米安保条約も活用せねばならない旨強調しています。
【ノー編集・参院選】れいわ新選組「戦う相手ではない」共産・田村智子委員長
私が知る限り、田村智子委員長をはじめとする日本共産党最高幹部は街頭演説や講演で、日本有事の際には野党の今でも日米安保第五条により米軍に出動要請をすることを支持するという話はしていません。
志位さんは、しんぶん赤旗紙面や著書で、与党になれたら、日本有事の際には日米安保第五条により政府が日米安保第五条により米軍に出動要請をすることを支持すると明言しています。
松竹伸幸さんは日本共産党から除名される前の調査の際、現時点で日本が中国共産党など外国から攻撃されたら、政府が日米安保第五条により米軍に出動要請をすることを支持するのかと調査を担当した日本共産党京都南地区委員会の方々に問いました。
調査を担当した日本共産党南地区委員会の方々はこの問いに一切答えませんでした。今はその問題に踏み込まない、と答えただけです。
下記で開始後32分頃から、日本有事の際に日本共産党はどういう態度を取るのかという議論になっています。
matutake-nobuyuki.com/assets/recording/20230202_kyouto_cyousa.m4a
田村智子委員長の本音は、軍事には軍事で対応ー改憲が必要
田村智子委員長は、調査での松竹伸幸さんの問いに対する答えとして、産経ニュースで日米安保活用論を唱えたのではないでしょう。
しかし党首がその際は日米安保条約を活用すると明言したのですから、日本共産党議員、職員の皆さんも今後はそう断言するべきです。
日本共産党京都の皆さんも今なら、松竹伸幸さんの言う通り、日米安保と自衛隊を活用して日本を守る、軍事には軍事で対応すると明言できるはずです。
日本共産党京都の皆さんも今なら、その問題に踏み込めます。
軍事には軍事で対応する、事が日本共産党の本音なら、街頭演説でもそう訴えるべきです。
日本共産党議員、職員の皆さんは今はこの点で松竹伸幸さんと同じだ、と街頭演説をするべきです。
日本共産党の破壊者・かく乱者と同じ主張をすると自分も除名、除籍になるかもしれない、と思うかもしれませんが、この件では田村智子委員長と同じですから大丈夫です。
軍事には軍事、なら日本共産党は憲法九条改正に賛成するべきです。現在の日本共産党は、解釈改憲論者の集団です。
田村智子委員長や日本共産党最高幹部の皆さんは、本音を語ると厄介な話に発展していくから、公の場では建前を演説してごまかそうという判断をしているのかもしれません。
以下で私は、松竹伸幸さんが調査の際にどんな主張をしたのかを紹介しています。御参考まで。