不破哲三氏は富裕層ですね。
日本共産党は大企業と富裕層への課税強化を主張しています。富裕層とは、保有する純金融資産が1億円以上の方々です。
私は不破氏が保有する資産と債務額を存じませんが、保有する純金融資産が一億円未満とは考えにくい。
インターネットで散見する記事によれば、不破氏の邸宅は地元の小学校くらいの広さです。
空から撮った不破氏の邸宅写真がインターネットに出ています。どこの放送局かわかりませんが、不破哲三氏の邸宅が何かの番組で放映されたこともあるようです。
日本共産党の国会議員秘書を長く務めた篠原常一郎氏の論考(雑誌「正論」平成28年11月号掲載)によれば、この邸宅には日本共産党職員が常時5名宿泊しています。
常駐している職員が運転手兼掃除、炊事を担当しています。
今どき大企業の経営者でさえ、社員を常駐させて運転手兼掃除、炊事をやらせるようなことはしません。
そんなことをやれば、株主総会で追及されるでしょう。大企業なら、どこかの週刊誌に記事にされてしまうでしょう。
宮本顕治氏も、同じような事をしていたらしい。宮本顕治氏の場合、御自分を明治の文豪と勘違いしていたのではないでしょうか。
明治期には文豪の家に住み込んで修行する「書生」という方々がいましたから。
日本共産党職員に残業・休日出勤手当はないー労組結成は規約で事実上禁止
不破氏の邸宅に常駐している職員の給与は勿論、日本共産党が支払っています。
使用人扱いされている日本共産党職員は、志位和夫氏ら指導部に「不破氏も同じ日本共産党員だ。特別扱いはおかしい」という声をあげられない。
職員がそんなことを言ったら、査問され何らかの処分をされかねません。
日本共産党職員には、残業・休日出勤手当は支給されません。労組結成は、規約で事実上禁止されています。
これは、労働法違反ではないかという声もあるでしょう。
日本共産党は、自発的に革命家として業務を遂行しているので、労働者ではなく自営業者である、という解釈をしているらしい。
なるほど、自営業者なら労働法は適用されないでしょう。しかし自営業者なら、自営業者同士で組合のような組織を結成しても良いはずです。
自営業者なら、志位和夫氏ら指導部から指令を下されるはずがない。
日本共産党職員は労働者化、自営業者か。この件、山添拓議員や、たつみコータロー前議員に見解をお尋ねしたいものです。
なお、若い頃の不破氏は邸宅住まいなどしていなかった。
30数年前ですが、不破氏は東京都墨田区、江東区あたりを地盤としていました。
不破氏は書記局長としての業務に忙しいので、奥さんが一生懸命地元の支援者に挨拶まわりをなさっていると伺いました。
その奥様も、故萩原遼さんによれば、日本共産党東京都委員会に「ああせい、こうせい」と電話をしてくるので「こうせい(江青)夫人」と呼ばれるようになったそうです。
一労働者から富裕層になると、人は変わるのでしょうね。民主主義文学運動に参加している方々が、不破氏の変貌を題材にしたら面白い作品になりそうです。