小泉進次郎防衛大臣が靖国神社に参拝しました。志位さんはこれを下記のように批判しました。Xユーザーの志位和夫さん: 「愚かで危険な行動。強く抗議する。 靖国神社は、かつての侵略戦争に国民を動員する精神的支柱とされた神社であり、国政の場にある政治家が靖国神社を参拝することは、侵略戦争肯定の意思表示を意味する。 小泉氏にはこうした基本的知識も認識もないのだろう。」 / X
愚かで危険な行動、というお話ですが、閣僚が靖国神社に参拝すると何がどうして、危険になるというのでしょう。
志位さんは閣僚による靖国神社参拝から戦争勃発、という経路について一切説明をしていません。
私が志位さんに代わって、志位さんの脳内にあるこの経路を説明しましょう。
閣僚が靖国神社を参拝すると、なぜ日本が戦争を起こすのかー志位さんの脳内は例えばこうなっている
閣僚が靖国神社を参拝すると、日本が戦争を起こす例として、志位さんの脳内では次のようなシナリオが存在すると考えられます。
志位さんの脳内では閣僚の靖国神社参拝により、日本全体で今こそ米国と共に中国や韓国、東南アジアで戦争を起こし、大日本帝国の支配地域を復活させようという世論が沸騰します。
そんなとき中国共産党が人民解放軍に台湾攻撃命令を出し、人民解放軍が台湾を攻撃したら台湾軍と米軍が反撃をします。
高市総理が集団的自衛権を行使し、米軍の後方支援などをして、米国、台湾、日本と中国の間で戦争が始まります。
中国共産党が台湾に先制攻撃を断行し、日米が反撃をしたら、志位さんは日米が中国に先制攻撃をしたとみなす
この場合でも、志位さんの脳内では米国と日本が中国共産党に先制攻撃を行っています。
日本共産党は台湾を中国の領土、台湾政府を中国共産党の反党分子と規定しています。志位さんの論理では、中国共産党による台湾攻撃は内戦の開始ですから、外国が干渉をすべきではありません。
中国共産党が台湾を先制攻撃をしても、米国と自衛隊が人民解放軍に反撃をしたら、米国と日本による覇権主義的干渉であり、中国への先制攻撃です。
日本共産党は台湾政府の存在を認めていないので、台湾政府の存在そのものが中国の国内法は勿論、国際法違反です。従って台湾軍による反撃も国際法違反とみなします。
中国共産党が台湾を完全に支配し、台湾に国家安全維持法を施行することを、日本共産党は社会進歩、歴史の法則的発展とみなします。
志位さんの脳内に存在すると考えられるシナリオをもう一つ考えてみましょう。
別のシナリオー南シナ海で人民解放軍がフィリッピンが領有する島を攻撃、占領
まず志位さんの脳内では、閣僚の靖国神社参拝により、今こそ米国と共に中国や韓国、東南アジアで戦争を起こし、大日本帝国の支配地域を復活させようという世論が沸騰します。
そんなときに南シナ海で人民解放軍がフィリッピンが領有する島を攻撃し、占領したとします。
フィリッピン政府は猛反発し、人民解放軍に反撃をします。フィリッピン政府は米国に支援を要請します。
米国がフィリッピン政府の要請に応え、空母打撃群を南シナ海に派遣します。自衛隊がその後方支援をします。
志位さんの脳内では、大日本帝国の支配地域を復活させるために、集団的自衛権を行使して自衛隊を南シナ海に派遣しようという世論ができていますから。
人民解放軍が米国の空母打撃群に何らかの攻撃をして、中国と米国、日本との間でも戦争が始まります。
この場合でも、志位さんの脳内では米軍による先制攻撃により戦争が始まっています。
南シナ海で人民解放軍がフィリッピンやベトナムが領有する島を攻撃、占領しても、それは中国共産党との話し合いで解決すべきであり、フィリッピンやベトナムは中国に反撃をすべきではありません。
志位さんの脳内では米国が空母打撃群を南シナ海に派遣したら、それ自体が中国に対する先制攻撃です。自衛隊による空母打撃群後方支援も、中国に対する先制攻撃です。
人民解放軍が中国が新しく獲得した島を守るために米軍に反撃をする事は国際法上、合法です。
こんな調子で、閣僚が靖国神社を参拝すると、日本が米国と共に戦争を起こすと志位さんら日本共産党の皆さんは本気で信じているのです。
左翼人士は皆、こんな調子で閣僚の靖国神社参拝に反対していると考えられます。
中朝露が日本を先制攻撃しても、それは高市内閣による日本の軍国主義復活を防ぐための防衛上の措置だ、と信じている日本共産党員が沢山いそうです。
