本ブログでは繰り返し論じてきましたが、志位さんは中朝露を平和勢力と見ています。
日本共産党の平和理論では、米国が世界最大の戦争勢力です。帝国主義、軍事同盟がが戦争を起こすのですから。
日米軍事同盟により、米軍と自衛隊が東アジアの平和を何よりも脅かしています。
中朝露は日米軍事同盟を徹底批判していますから、様々な問題を抱えつつも大局的には平和勢力と志位さんは把握します。
非同盟諸国である中朝露は、日米軍事同盟により平和を脅かされていると志位さんは見ているのです。
この見地から志位さんは、アジア「新しい100年へー日本共産党が目指すもの」と題した講演で軍拡により相手国に恐怖を与えるのではなく、憲法九条を生かした外交で安心感を与えることが大事だと強調しました。
(278) 『新しい100年へーー日本共産党がめざすもの』2023.10.11 - YouTube 開始後35分くらいで志位さんはそう主張しています。
今の日本共産党員は不破さん、志位さんを盲信している
昔の日本共産党はソ連信者の団体でした。今日の日本共産党員は、不破さん、志位さんを信奉しています。
在日本朝鮮人総連合会の皆さんは金日成、金正日と金正恩を絶世の偉人と信奉しています。
志位さんの話を信奉する日本共産党員は可能な限り自衛隊を弱体化させ、憲法九条完全実施に近い状態にすれば、中朝露は安心して保有している核兵器を廃棄し、大幅軍縮を実行すると大真面目に考えています。
鈴木元さん、松竹伸幸さんは中朝露が平和勢力ではないと主張したから、反動勢力に屈服したとみなされた
この結論は、レーニンの帝国主義論を適用して得られただけで、中朝露による核軍拡、対外侵略やテロの歴史を分析して得られたものではありません。
今でも志位さんと日本共産党員は、レーニンの帝国主義論、戦争論を盲信しているのです。
習近平、金正恩とプーチンが平和勢力だなど異様ですが、私見では中朝露の核軍拡と蛮行の歴史を調べて議論すること自体が、反動勢力への屈服だと信じている日本共産党員が多い。
鈴木元さん、松竹伸幸さんは、表現の違いこそあれ、中朝露が平和勢力であるという見方を批判しています。
平和勢力である中朝露を戦争国家のごとく主張する人物は、反動勢力に屈服し変質した、と志位さんは判断し、両氏を除名処分にしたと私は考えます。
内田裕日本共産党福岡県委員長、いかがですか。志位さんをお若い頃から御存知の内田裕さんなら、私と同様に見るのではないですか。