2025年10月26日日曜日

日本共産党と左翼勢力は、中朝露の工作機関が平和と社会進歩のために貢献していると見るー左翼がスパイ防止法に反対する理由ー

 日本共産党は昔から、スパイ防止法制定に強く反対しています。

主張/スパイ防止法/反動ブロックの形成を許すな

赤旗主張によれば、スパイ防止法が実際に取り締まるのは公務員だけでなく、政治家、弁護士、メディア、裁判官、テレビタレントなど広範な人々です。

私見では職業が何であろうと、中朝露の工作機関から金品を受取り、中朝露の工作機関の意のままに政治活動や言論活動、情報収集活動を行う人は中朝露のスパイ、工作員ですから、厳しく取り締まるべきです。

中朝露は日本を攻撃して支配する事を策していますから、日本国家を徹底的に弱体化させるべく、中朝露の工作機関は反日宣伝を重視しています。

反日宣伝とは例えば、アジアで最大の戦争国家は日本だ、大日本帝国はアジアで約2000万人を殺害したという類の宣伝です。

赤旗主張は、中朝露の工作機関が日本国内でこれまでどのような策動を行ってきたかについて、一切言及していません。これは随分変な話です。

日本共産党は、ソ連共産党や中国共産党、朝鮮労働党がそれぞれ日本国内に自分に盲従する集団を育成してきたことを百も承知です。

盲従する集団を指導していたのは、ソ連の場合はソ連共産党国際部、中国共産党では対外連絡部だったと考えます。ソ連の場合、KGBに直属する工作員の方もいたかもしれません。

野坂参三さんは、NKVD(内務人民委員部)という組織に直属する工作員だったようです。

昔の日本共産党(国際共産党日本支部)はソ連の工作員集団だった

そもそも、昔の日本共産党は国際共産党日本支部であり、ソ連を盲信していました。ソ連から資金と拳銃を受取り、日本で内乱を起こすことを策していました。

昔の日本共産党、国際共産党日本支部はソ連の工作員の集団だったのです。日本共産党は今でも32年テーゼを高く評価しています。

日本共産党は、国際共産党日本支部が内乱を起こして日本を破壊する策動をしていたことを一切反省していません。

それどころか、国際共産党日本支部による日本のソ連化策動を今でも高く評価しています。

ソ連の指導に依拠して、日本をソ連化することが平和と民主主義を守り、社会進歩に貢献することだと、日本共産党員は今でも信じているのです。

政治家、言論人、社会運動家の中に中朝露のスパイが存在

インターネットで活躍している言論人のどなたが中朝露のスパイだ、と断言する事はできませんが、限りなく怪しい方はいます。

日本共産党は中朝露を平和勢力とみなしているので、中朝露の工作機関に所属するスパイの皆さんは日本とアジアの平和を守るために貢献しているとみなします。

中朝露の工作機関とは、旧KGBや中国の国家安全部、統一戦線部、朝鮮労働党の対外連絡部のような組織だけとは限りません。

私見では、中国共産党の外交を担当する対外連絡部は日本の政界工作を主に担当しているのですから、工作機関です。

対外連絡部から何らかの饗応をうけて、中国共産党の意に沿った言論活動、例えば日米安保は危険だ、軍拡反対、憲法九条を守れなどの宣伝を行っている日本の政治家は少なくないと思えます。

不破さんの著書「北京の五日間」によれば、不破さんは北京で中国共産党の対外連絡部の皆さんに大歓迎されました。

ロシアでは、大使館や領事館の中に対日工作を担当する方が勤務していると考えられます。旧ソ連の時期はそうでした。中国共産党も同様かも知れません。

その方々が、ロシア、中国共産党のどの部署の所属になっているかはわかりません。

朝鮮労働党は在日本朝鮮人総連合会と在日韓国・朝鮮人の中に「学習組」という非公開組織と、少人数で構成される工作機関を組織しています。私見では、日本人拉致を担当したのは主に後者です。

20年ぐらい前には少人数で構成される工作機関や、朝鮮労働党の在日非公開組織を指導していたのは康寛ジュという方でした。

康という苗字だったようですから、金日成の母方の親族だったのかもしれません。

この方はその後、処刑されたという情報があります。在日本朝鮮人総連合会の最高幹部の方なら、康さんから直接指導を受けた方は少なくないでしょう。

日本共産党や左翼人士の平和観では、日米安保は危険だ、軍拡反対、憲法九条を守れと言う主張は平和運動そのものです。

日本共産党と左翼人士の平和観では、中朝露の工作機関は平和と社会進歩のためにたたかっている

日本共産党や左翼人士の平和観では、日本社会に平和運動と平和を訴える世論が広がるように政治家や社会運動家、言論人への工作を日夜実行している中朝露の工作機関の皆さんは、平和と社会進歩のためにたたかっています。

中朝露は核軍拡を実施し、日本攻撃と支配を策していると主張する人は、日本共産党と左翼人士の世界観では、排外主義者です。

日本共産党と左翼人士は、今後も中朝露との様々な経路での連携を強化していくでしょう。

現在、日本共産党と左翼人士は排外主義反対を叫んでいます。

この狙いの一つは、中朝露の工作機関とその協力者(工作員)の逮捕を妨げて、中朝露による日本国家弱体化策を支援する事と考えられます。

2025年10月19日日曜日

田村智子委員長が日本共産党職員に残業、休日出勤手当を支給しない理由ー日本共産党は労働法を蹂躙できる、超法規的存在と見ている

 私は本ブログやXで繰り返し、(1)日本共産党が職員に残業、休日出勤手当を支給していないこと、(2)日本共産党職員が労働条件を改善するために職員労組結成を試みれば、分派と見なされ処分されうることを指摘してきました。

この2点は、日本共産党議員、職員は皆、百も承知です。

田村智子委員長がこの2点について改めない理由は、以下と考えます。

宮地健一さん相手の裁判で日本共産党が主張したように、日本共産党は昔から職員を雇用している事を認めていませんでした。

日本共産党は職員を雇用していないと大真面目に思い込んでいたので、職員にサービス残業をさせているという視点など持つはずがありません。

職員は日本革命の事業に生涯を捧げているから、日本革命のための活動を四六時中行っており、勤務時間と残業時間の区別などつけられないという調子です。

この見地は、浜野忠夫副委員長の著作にも出てきます。察するに田村智子委員長は、浜野忠夫副委員長の著作を読んでいるのではないでしょうか。

浜野忠夫副委員長は日本共産党が労働法を蹂躙できる、超法規的存在と力説していた

浜野忠夫副委員長は著作「時代を開く党づくり 党建設の歴史・教訓もふまえて」(新日本出版社より平成20年刊行、p. 200)で、日本共産党の常任活動家(職員)は「全生活を共産党の任務においている活動家」「すべての生活を革命の事業に注いでいる職業的な活動家」と規定しています。

浜野忠夫副委員長は、日本共産党職員は会社と雇用契約を結んでいるサラリーマンとは全く違うと力説しています。

民主的法律家の皆さんは浜野忠夫副委員長の主張を批判できないー保身を重視

こんな理屈で職員に連日サービス残業をさせることが正当化されるなら、政党や政治団体は勿論、社会運動や宗教運動に従事するあらゆる団体も労働法を蹂躙できてしまいます。

日本共産党は党員ないしは同党を支援する法律家の皆さんを、民主的法律家と呼びます。

私が知る限り、わが党、わが団体の職員は全生活を党(団体)の任務においているから、党(団体)と職員は雇用関係にはない、という浜野忠夫副委員長の主張を批判した方はいません。

民主的法律家の方が浜野忠夫副委員長の見解を、労働法を蹂躙する暴論だと公の場で批判したら、党員の方は日本共産党を除籍されてしまうでしょう。

支援者の方は、それ以降他の民主的法律家の皆さんから白眼視されてしまうでしょう。厄介な事になりかねない。

民主的法律家の皆さんは、御自身の保身を最重要視する方々と考えます。

山添拓議員、いかがですか。山添拓議員を支援する民主的法律家の皆さんに、この件で是非見解を表明して頂きたい。







2025年10月11日土曜日

日本共産党と左翼運動家は、外国人による暴力や外国工作機関による日本国家弱体工作の史実を直視できない

 山添拓議員が、下記で不法滞在外国人の送還反対を訴えています。

Xユーザーの山添 拓さん: 「入管庁が「ゼロプラン」と称して非正規滞在外国人の強制送還を強化。難民申請3回目以降は実施後3か月の送還者の3割を占めトルコ国籍者が急増。大半はクルド人か。元々まともな難民認定をしないできた入管行政が、排外主義をあおる政治に乗じて人権蹂躙など何重にも許されない。https://t.co/J4Bozxy2vf」 / X

山添拓議員の上記の訴えの基礎となっている外国人観は、概ね以下と考えます。

日本共産党と左翼運動家は、粗暴な外国人などいないと信じている

私見では、日本共産党と左翼運動家は粗暴な外国人、テロリスト集団に入っている外国人などいないと信じています。

日本共産党と左翼運動家は、自分たちの生活習慣に適合するように日本の法律やしきたりを変えろと集団で要求する外国人などいないと信じています。

日本共産党と左翼運動家は、お金になるならどんな不法行為でもやる外国人などいないと信じています。

日本共産党と左翼運動家は、日本国家を徹底的に弱体化させるべく、日米軍事同盟と自衛隊弱体化の世論形成を策している外国の工作機関を大局的には進歩勢力と見ます。

日本共産党と左翼運動家は中朝露を平和勢力と認識しているので、中朝露の工作機関が日本国内で行う政治家や言論人に対する工作を、大局的には平和と社会進歩に貢献していると見ます。

山添拓議員の上記の訴えは、上記の視点に依拠していると考えます。

日本共産党と左翼人士は、米軍兵士を除けば、外国人に悪人などいないと信じているのです。

日本共産党の平和理論では米軍は日本を戦争に巻き込む戦争勢力ですから、米軍兵士は全員悪人と見ます。

私のような主張をする人物は、日本共産党と左翼運動家にとっては排外主義者そのものということになりそうです。

日本共産党と左翼運動家の人間観は、中国共産党、朝鮮労働党のそれと似ていると思えてなりません。

山添拓議員、いかがですか。