2026年1月17日土曜日

日本共産党は歴史を修正するー宮本顕治さんは日本共産党第七回大会(昭和33年7月)で51年綱領の積極的意義を強調したー

 昔から共産党は歴史を修正します。歴史は宣伝物である、という発想です。

日本共産党の51年綱領とは、昭和26年10月の第五回全国協議会(五全協)で採択された文書です。

今の日本共産党は、これを綱領とは認めず、51年文書と呼んでいます。

「日本共産党の百年」によれば、51年文書はスターリンらがつくりました。

徳田球一さんらはこれを日本国内で確認するために第五回全国協議会を開き、武装闘争を持ち込む方針を確認しました。

その内容は、朝鮮戦争に向かう米軍への日本国内でのかく乱・妨害活動を主としたものでした(「日本共産党の百年」p. 105より抜粋)。

「日本共産党の百年」は「中核自衛隊」と称する組織や根拠地の建設を任務とした「山村工作隊」が昭和26年末から昭和27年前半に集中的に作られたことを認めていますが、これは日本共産党の正式方針ではないことにしています。

当時の日本共産党が、51年綱領を綱領として認めていたのなら、それから導き出される「中核自衛隊」による武装蜂起方針や「山村工作隊」活動も日本共産党の正式方針だったことになってしまいます。

白鳥事件などのテロも同様です。そうなると都合が悪いので、今の日本共産党は51年綱領は正式の綱領ではなかった事にしています。

宮本顕治さんは日本共産党第七回大会で、51年綱領の積極的意義を報告した

しかし、宮本顕治さんは昭和33年7月に開催された日本共産党第七回大会での中央委員会報告で、51年綱領の積極的意義を強調しています(「日本共産党第七回大会決定報告集」p. 91)。

宮本顕治さんによれば、51年綱領はアメリカ帝国主義の日本に対する占領支配の闘争とそれからの解放を革命の課題と強調しました。

アメリカ帝国主義との闘争を強調したことは、第六回大会後、党内外で提起されつつあったアメリカ帝国主義との闘争解題に一つの重要な定式化をあたえたものだったそうです。

51年綱領は、アメリカ帝国主義が日本を目下の同盟者として戦争に引き入れようとしている事、吉田政府はアメリカ占領当局のついたてと支柱になることに賛成しているというように、米日反動の利害の一致について正しく問題を提起しているそうです。

そうした積極面があったにもかかわらず、51年綱領には誤りと欠陥があったので、新しい綱領をつくろうと宮本顕治さんは中央委員会報告で訴えたのです。

若き不破哲三さんは、宮本顕治さんによる中央委員会報告を読んだとき、親中で拍手喝采したのではないでしょうか。

若き不破さんも、51年綱領を日本共産党の綱領と把握していたに違いありません。

日本共産党第七回大会決定報告集を若い共産党員が読み、宮本顕治さんが51年綱領の積極的意義を強調していた事を知ったら驚くでしょうね。

共産党員は最高指導者の指示を普及、実行することが、歴史の法則的発展に貢献するとみる

志位さんや「日本共産党の百年」を執筆した方々が、宮本顕治さんのこの報告を読んでいないなどありえません。

志位さんや「日本共産党の百年」を執筆した方々は、都合が悪い史実を隠蔽、修正する道を選択したのです。

勿論、都合が悪い史実をいち早く隠蔽、修正したのはその後の宮本顕治さんです。不破さん、志位さんは宮本顕治さんに追随しました。

共産党員は最高指導者の指示を普及。実行する事が社会進歩、歴史の法則的発展に貢献するとみなします。

51年綱領から導かれる武装闘争を断行した昔の日本共産党員は、最高指導者の指示を普及、実行したのです。

今は都合が悪いので、武装闘争は分派活動だったとみなされていますが、昭和33年7月の第七回大会の頃は、武装闘争も日本共産党の活動だったとみなされていました。

古今東西、共産党は歴史を修正するのです。



2026年1月12日月曜日

志位さんは32年テーゼのソ連礼賛を内緒にしたい

志位さん、32年テーゼの全文を日本共産党のHPに掲載しましょう 

「日本共産党の百年」は、32年テーゼ(「日本における情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ」)を高く評価しています。

「日本共産党の七十年」も同様で、32年テーゼはわが国の革命運動のすすむべき道を示す画期的な指針であり、侵略戦争反対と絶対主義的天皇制打倒という決定的重大任務に党と労働者階級をたちあがらせる革新的な展望を与えたそうです(同書上巻、p. 90より)。

32年テーゼは、岩田義道の依頼で河上肇教授がドイツ語から翻訳したと同書に出ています。

これを作成したオットー・クーシネンはフィンランド人でしたが、どういうわけかドイツ語に習熟しており、国際共産党の組織方針をドイツ語で作成していたそうです(アイノ・クーシネン「革命の堕天使たち 回想のスターリン時代」平凡社刊行の第二章より)。

勿論、国際共産党本部にはロシア語版、英語版もあったのでしょう。野坂参三さんは英語で読んだと考えられます。

志位さんも32年テーゼを素晴らしい文書とお考えなのでしょうから、これの全文を日本共産党中央のHPに掲載したらいかがでしょうか。

日本語訳だけでなく、ドイツ語の原文、英語訳も掲載したら共産主義運動の歴史研究者も注目するでしょう。

32年テーゼは勿論、スターリンのソ連を絶賛

32年テーゼには、以下のようなソ連礼賛の記述もあります。大嘘ですが、これを書いたオットー・クーシネンが、優れた宣伝・扇動家だったことを思わせます。

志位さんはこれも内緒にしたいのでしょうね。「日本共産党綱領問題文献集」(日本共産党中央委員会文献集、pp. 62-63)より抜粋して引用します。

資本主義のこのうえなく激烈な現在の世界恐慌を背景にして、ソビエト体制のいっさいの長所はとくに鋭く浮かび上がり、社会主義建設の成果はとくに輝かしい光の中に現れている。

プロレタリア独裁の国の工業化は、未曽有の速度をもって前進しつつある。

農業の社会主義的改造と全面的集団化と、またこれらを基礎として行われつつある階級としての富農の一掃にかんしては、非常な大成功がとげられた。社会主義経済の基礎の建設は完了した。

第二次五か年計画を実現するための諸前提はすでにできあがった。

しかもこの計画によって階級なき社会主義社会の建設は充分に確保され、人類の歴史に一つの新たな時代の端緒が開かれるのである。

現在の経済恐慌によって、大衆的失業と、言語に達する窮乏と、残酷をきわむる搾取とを忍ぶ

運命におかれている資本主義国の勤労大衆にとっては、ソビエト連邦は、恐慌からの革命的

活路のため、資本主義撤廃のための闘争の必要を示す雄弁な実例であり、確固たる証明であ

る。

1930年代は世界恐慌の時代だった

32年テーゼが出た頃の世界は、1929年から始まった世界恐慌の時代でした。32年テーゼを受

け取った国際共産党日本支部の皆さんは、日本をソ連化すれば恐慌など無くなり、労働者の

暮らしは大幅に向上すると信じていたのでしょう。

ソ連は労働者が主人となっているのですから、搾取や貧困があるはずがありません。

国際共産党日本支部の皆さんは、ソ連が恐慌からの革命的活路のため、資本主義撤廃のため

の闘争の必要を示す実例であると信奉していたのです。

昔の日本共産党はソ連信者の集団でした。


2026年1月11日日曜日

日本共産党は歴史を修正するー昔の日本共産党がソ連信者の集団だった事を内緒にしている

 古今東西、共産主義者は自分達の宣伝のために歴史を修正します。

朝鮮労働党は、金日成と朝鮮労働党が日本と戦争をし、日本軍を撃退して朝鮮半島から追い出した事にしています。

実際には、金日成は日本の官憲の捜索から逃れるために満州からソ連領に逃げ、ハバロフスク近郊で昭和20年8月15日を迎えました。金正日はそちらで生まれました。

そもそも金日成は中国共産党員として満州で山賊行為を行っていたのですから、朝鮮の解放とやらには何の貢献もしていません。

これらは北朝鮮では勿論、朝鮮学校でも内緒になっています。朝鮮学校の教職員の皆さんも御存知ないかもしれません。

金日成が中国共産党員だったことぐらいは御存知かな。

「日本共産党の百年」は昔の日本共産党がソ連信者の集団だったこと内緒にしている

朝鮮労働党と同様に、日本共産党も歴史を修正してきました。

「日本共産党の百年」は、昔の日本共産党(国際共産党日本支部)の皆さんがソ連に心酔し、日本のソ連化のために武装蜂起を策していた事を内緒にしています。

昔の日本共産党は、ソ連信者の集団でした。

「日本共産党の百年」によれば、「32年テーゼ」は日本の情勢の具体的な分析に基づいて、専制政治の打破と民主的変革の不可避性を明らかにし、その後の党活動の最も重要な指針となったそうです(同書p. 41)。

「32年テーゼ」がそれほど素晴らしいというなら、全文を日本共産党のHPに掲載すべきです。

実際には、昔の大会決定と同様に今の日本共産党員には「32年テーゼ」全文は入手しにくくなっています。

昔の日本共産党(国際共産党日本支部)は日本のソ連化を目指し、武装蜂起を策していた

「32年テーゼ」は、共産主義者の任務として次をあげています(「日本共産党綱領問題文献集 昭和53年日本共産党中央委員会出版局発行、p. 75より)。

・革命的情勢の存在する時、天皇制の転覆の瞬間に、全国にわたり広範囲に労働者農民兵士ソビエトを樹立すること。

・ブルジョア=地主的独裁の国家機構の完全なる粉砕。

・警官、憲兵、陸海軍の士官の武装解除。

・労働者農民の武装。

・プロレタリア赤衛軍の創設。

・議会や中央および権力機関の解散。

・労働者農民による官吏の選挙制の実施。

要は、武装してプロレタリア赤衛軍とやらをつくり、議会と政府を解散させろという話です。武装集団の逮捕、投獄は当然です。

上記にあるように、昔の日本共産党(国際共産党日本支部)は、プロレタリア赤衛軍とやらにより全国にわたり労働者農民兵士ソビエトとやらを樹立し、議会と政府を解散させようとしていました。

ブルジョア=地主的独裁の国家機構の完全なる粉砕、とは物騒な表現です。

国際共産党は労働者農民兵士ソビエトとやらが全権力を握る事を狙っていましたから、大日本帝国政府の全ての組織は解体されるのです。

労働者農民兵士ソビエト、とやらを指導するのは勿論、国際共産党日本支部です。国際共産党日本支部を指導するのはソ連共産党です。

「日本共産党の百年」は32年テーゼを誰が作成したのかを内緒にしている

「日本共産党の百年」はソ連共産党の指導の下でつくられた32年テーゼが、日本のソ連化綱領だったことを内緒にしています。

「日本共産党の百年」は、1931年から32年にかけてコミンテルン(国際共産党)で片山潜、野坂参三、山本懸蔵らも参加して日本問題の検討が行われ、32年テーゼを決定したと述べています(同書p. 40)。

コミンテルンの誰が、どうやって日本問題を検討したのかについては何も記されていません。

野坂さんなら、この辺りを日本共産党中央の担当者に話していたのではないでしょうか。

オット-・クーシネンというフィンランド出身のソ連共産党幹部が中心となり、32年テーゼを作成しました。これも日本共産党は内緒にしています。

32年テーゼが日本の情勢の具体的な分析に基づいて、専制政治の打破と民主的変革の不可避性を明らかにし、その後の党活動の最も重要な指針となったのなら、日本共産党にとってオットー・クーシネンは大恩人です。

この人物は、母国のフィンランドでは大変評判が悪いようですが、国際共産党日本支部の大恩人のはずです。

「日本共産党の百年」は、1922年から32年テーゼ作成の頃までは、コミンテルンは国際組織としての健全さを持っていたと述べています(同書pp. 28-29)。

現在の日本共産党が何を根拠としてそのように評価しているのかについては、一切記述がないので不明です。オットー・クーシネンの存在も内緒です。

昔の日本共産党がソ連信者の集団だったことを内緒にするためには、志位さんは次から次へと大事な史実を内緒にせねばなりません。

今の日本共産党には、歴史家として史料に依拠して歴史を語る方はいないのでしょう。

自分の印象で歴史を語ればそれでよい、という方ばかりなのでしょうね。日本共産党では、印象の判断基準すら内緒になっています。







2026年1月1日木曜日

宮本徹前議員は日本共産党第十六回大会(昭和57年7月27-31日)決定を読みましたかー不破さんは社会主義完全変質論を根本的な誤りと断言

 宮本徹前議員が、Xで不破さんの業績について紹介なさっています。

Xユーザーの宮本徹さん: 「不破哲三さんの大きな功績の一つは、スターリンらによってゆがめられた、マルクスの本来の考えを再生させたこと。共産主義の目的が、人間の自由な発達にあること、旧ソ連は社会主義の反対物であったこと、議会の多数を得ての社会変革がマルクスの立場のことなどなど。知の巨人でした。」 / X

 宮本徹議員は、不破さんの旧ソ連が社会主義の反対物であるという見解を強く支持なさっているかと存じます。

宮本徹前議員は、日本共産党第十六回大会での不破さんの報告を読んでいないのでしょうね。昔の大会決定を読むと面倒だと判断なさっているのでしょうか。

不破さんは日本共産党の書記局長として、大会に中央委員会報告をしています。日本共産党第16回大会特集にこの報告全文が掲載されています。

不破さんは第十六回大会で、社会主義完全変質論を根本的な誤りと断言した

不破さんは科学的社会主義者として、次の二つの誤りをしりぞけるそうです。

第一は社会主義大国が民族自決権などの誤りをおかすことなどありえないという社会主義無謬論です。

第二について、p. 92からこの一部を抜粋します。

「もう一つは、あれこれの社会主義大国が覇権主義の重大な誤りをおかしていることで、その国はもはや社会主義国ではなくなったとか、その存在は世界史のうえでいかなる積極的役割も果たさなくなったとかの結論をひきだす、いわゆる『社会主義完全変質論』です。」

「誤りがどんなに重大なものであろうと、指導部の対外政策上などの誤りを理由に、その国家や社会が社会主義でなくなったとするのは、『社会主義完全無謬論』を裏返しにした、根本的な誤りです。」

ソ連崩壊後に不破さんは、宮本徹前議員が紹介しているように旧ソ連は社会主義の反対物だ、と主張しました。

第十六回大会で御自身が根本的な誤りと規定した、社会主義完全変質論を採用したのです。

社会主義完全変質論への路線変更について、不破さんは一切説明をしなかった

その際不破さんは、御自身が行った第十六回大会での報告がなぜ誤りだったのかについて、一切説明をしませんでした。

ソ連がスターリン以降、完全に変質して社会主義の反対物となったというなら、社会主義完全変質論そのものです。

第十六回大会決定など、昔の日本共産党の大会決定は日本共産党中央のHPに掲載されていません。

古今東西、共産党は歴史を修正する

宮本顕治さんが主導していた時期の大会決定は、一般党員には入手しにくくなっています。

昔の大会決定や、宮本顕治さん、不破さんの昔の論文などをHPに掲載すると、今の日本共産党の理屈と辻褄が合わなくなってしまう点が沢山出てきてしまい、厄介です。

日本共産党は無謬だ、という調子の歴史観を普及するためには、都合の悪い史実を内緒にせねばなりません。

古今東西、共産党は歴史を修正します。不破さんは真の共産主義者でした。



2025年12月31日水曜日

不破さんの御冥福をお祈りします。

 報道によれば、不破哲三さんが亡くなられました。

御冥福をお祈りします。

本ブログでは、何度も不破さんを批判してきましたが、不破さんはインターネットでの批判など気にしない方だったかと思います。

沢山の日本共産党幹部、議員、職員の方々が、Xなどで不破さんのお仕事、お人柄を称えていますが、その方々は不破さんの著作や論文をどれだけ読んでいるのでしょうか。

若き不破さんは、ソ連共産党がマルクス、エンゲルスの社会主義像を実現したとみていた

若き不破さんの著作「マルクス主義と現代修正主義」(大月書店刊行)に掲載されている、ユーゴスラヴィア批判は、市場経済と社会主義は両立しないことをマルクス、エンゲルスに依拠して説いています。

市場経済では生産が無政府的に行われますから、エンゲルスが「空想から科学へ」で唱えた生産の社会的性格と取得の資本主義的形態の矛盾など解消できないと若き不破さんは主張しました。

これは当然です。市場経済では中央計画機構が各企業に財やサービスの生産と販売を指示しませんから、経済の完全な計画的運営などできません。

マルクス、エンゲルスが考えた社会主義像を、ソ連共産党が実際に実現したと若き不破さんは見ていたのです。

晩年の不破さんに、若き不破さんのこの主張をどうお考えですか、と質問する日本共産党議員、職員はいなかったのでしょうね。

今の日本共産党に、理論家はいないと思えてなりません。

歴史家の土井洋彦幹部会員は恐らく、この本を読んでいるかと思いますが、上記のような疑問を持たなかったのでしょうか。

疑問を持っても、それを職場で口にしたら厄介なことになるのでしょうね。

以下、本ブログでの不破さん批判を幾つか、紹介しておきます。

 

平成25年819

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 共産主義社会への移行をめざして巨大な前進を開始しているソ連―不破哲三「現代トロツキズム批判」(「前衛」1959年6月号掲載)より思う―

 平成27618

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 不破哲三氏の日本人拉致問題棚上げ論と元在日朝鮮人、日本人妻の悲劇について思う。(不破哲三「世紀の転換点に立って」新日本出版社2001年刊、pp148-149より抜粋)

 

平成31年1225

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 市場経済では生産手段の社会化(資本主義的搾取の廃止)はできない―不破哲三「マルクス主義と現代修正主義」(昭和40年、大月書店刊行)より思う

 

令和3年926

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 若き不破さんは、ソ連を世界革命の展開の基地と見ていた(「現代トロツキズム批判」。マルクス主義と現代イデオロギー上より)。


令和4年114

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 日本共産党、共産主義者は宣伝を重視するー不破哲三「私の戦後60年 日本共産党議長の証言」(平成17年新潮社刊行、p215)より思う


令和4年220

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 宮本徹議員は不破さんの中国礼賛をどう評価しているのかー不破哲三「党綱領の理論上の突破点について」(日本共産党中央委員会出版局より平成17年刊行)より


令和4年87

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さんは不破さんの路線「台湾も一国二制度で中国に復帰させるべきだ」を内緒にしたいー不破さんの本「世紀の転換点に立って」(新日本出版社刊行)と志位さんの近著「新・綱領教室」より


 令和4828

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 不破さんはスパイ査問事件(昭和8年12月23,24日)をどう語っているかー不破哲三「日本共産党史を語る 上」(平成18年新日本出版社刊行)よりー


2025年12月30日火曜日

日本共産党と左翼の皆さんは、中朝露が日米安保を批判するから平和・進歩勢力とみなすー中朝露を平和と社会進歩のために尽力している仲間と認識

 日本共産党と左翼の皆さんは、日米安保条約廃棄、自衛隊の大幅縮小、基地のない沖縄を目指して日夜活動しています。

世界とアジアの平和のために日本が何をなすべきか、という点で、日本共産党と左翼の皆さんは、中朝露と完全に一致しています。

少し前に東京で、日本共産党、社民党、新社会党と沖縄の風、の党首、幹事長の方々が街頭演説をしました。戦争よりも平和を 私は選ぶ 女性党首、幹事長 みんなでTALK 2025.12.26 

日本が戦争よりも平和を選ぶために、日米安保条約廃棄、自衛隊の大幅縮小、基地のない沖縄を一刻も早く実現すべきという点で、街頭演説をなさった方々は中朝露と完全に一致しています。

また、台湾有事の際に日本が戦争に巻き込まれないようにするためには、安保法制をなくし、基地のない沖縄を一刻も早く実現するべきという点でも、党首、幹事長の方々と中朝露は完全に一致しています。

左翼と中朝露は、高市政権がアジア最大の戦争勢力であるとみなす

中朝露と日本共産党、社民党、新社会党、沖縄の風の皆さんは、アジアで最大の戦争勢力は高市政権であるという認識でも完全に一致しているのです。

従って日本共産党、社民党、新社会党、沖縄の風の皆さんは、お互いを平和と進歩のために尽力している仲間と認識している事でしょう。

左翼人士は中朝露を、平和と社会進歩のために尽力している仲間と認識している

同様に、中朝露についても、平和と社会進歩のために尽力している仲間と認識していると考えられます。

左翼の皆さんは中朝露の核軍拡と蛮行の歴史がどうあれ、中朝露は日米安保を批判しているのだから、大局的には平和と社会進歩のために尽力している仲間であり、中朝露をインターネットで批判する人は蔑視すべきネトウヨだという見地から日々、運動に参加していると考えます。

ロシアと朝鮮労働党は現在、ウクライナへの侵略戦争を断行しています。中国共産党は台湾の周囲で軍事演習を断行しています。

それでも中朝露は平和と進歩のために尽力しているとは随分変な話ですが、左翼人士としての生き方を選択した方々は、中朝露による蛮行の歴史について一切の思考と議論ができないのです。

左翼の皆さんに提案をします。

在日の中朝露の方々と共に、日米安保廃棄、自衛隊大幅縮小、基地のない沖縄の実現を目指す統一行動を定期的に街頭でなさったらいかがですか。

中朝露が日本の非軍国主義化特別軍事作戦とかいうものを実行するなら、自分達はそれに協力すると明言なさったらいかがでしょうか。



2025年12月20日土曜日

日本共産党と左翼の皆さんは中朝露による核ミサイル攻撃受忍論者であるー自衛隊が敵基地攻撃能力を保有する事に断固反対だから

 政府高官のどなたかが、マスコミとの非公開の場で非核三原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず)の見直しを示唆する発言をしたそうです。田村智子委員長が怒っています。

Xユーザーの田村智子さん: 「核兵器保有と発言は断じて許されない。発言した官邸幹部を罷免すべき。 高市首相が、非核三原則見直し発言を国会で追及されても、「国是として堅持する」と表明しない,そのもとでの発言。 罷免とともに,高市首相が非核三原則を堅持すると明言することが必要。 https://t.co/e0EKQxgsSN / X

繰り返しですが、日本共産党と左翼の皆さんは、中朝露による日本への核ミサイル攻撃受忍論者です。

田村智子委員長による高市総理批判は、核ミサイル攻撃受忍論の見地からの批判であることを確認しておきたい。

日本共産党は中朝露による核ミサイル攻撃に対し、日本政府は外交の場で抗議するだけにすべきと見る

日本共産党と左翼の皆さんは自衛隊が敵基地攻撃能力を保有する事に断固反対です。

中朝露により日本に核ミサイル攻撃が断行された時、自衛隊が中朝露の核ミサイル基地を攻撃できなければ、連続で核ミサイル攻撃をされてしまいます。

志位さん、田村智子委員長がこの程度の思考をできない筈がありません。

従って志位さん、田村智子委員長は、仮に日本が核ミサイル攻撃をされてしまっても、軍事に対し軍事で反撃する事に断固反対なのです。

軍事には軍事で対応すると悪循環になるという見地から、志位さん、田村智子委員長は中朝露による日本への核ミサイル攻撃に対し日本政府は外交の場で抗議するだけにすべきと見ているのです。

日本共産党は中朝露による日本攻撃、支配を平和勢力への仲間入りと見る

志位さん、田村智子委員長は、日米安保廃棄、自衛隊の大幅縮小を一刻も早く実現し、中朝露による日本攻撃、支配を容易にすることが、大局的には歴史の法則的発展に貢献すると見ているのです。

日本共産党の平和理論では、日米安保廃棄後に中朝露が日本を攻撃し、分割支配すれば、日本は戦争国家ではありえません。

中朝露により分割統治された日本は平和勢力です。日本の非軍国主義化とやらが実現された事になりますから。

平和勢力への仲間入りが歴史の法則的発展に貢献しない筈がありません。異様ですが、科学的社会主義の世界観、歴史観ならそんな結論が出ると考えます。