2026年3月28日土曜日

田村智子委員長ら日本共産党最高幹部は、辺野古での事件について沈黙を貫くと相談、決定しているのか

去る 3月16日、とんでもない事件が起きてしまいました。お亡くなりになったお二人のご冥福を祈ります。

抗議と平和教育で長年使用 転覆の「不屈」「平和丸」 亡くなった船長は牧師 - 産経ニュース

篠原常一郎さんの調査により、「平和丸」の船長は日本共産党員で、沖縄北部の村議選に立候補した経験もある方と判明しました。

週刊文春にはこの方のお名前が出ています。

同志社国際高校の説明会では、保護者から「右翼の街宣車にも子供を乗せるのか」という質問が出たそうです。そういわれても仕方ないでしょう。

「不屈」「平和丸」については、沢山の日本共産党幹部が乗船して、辺野古の工事の進捗状況を「監視」してきました。

しんぶん赤旗は「不屈」を工事を監視・抗議する船と規定しています。

辺野古・大浦湾の米軍新基地建設/軟弱地盤着工を強行/海底に敷き砂 水汚濁の恐れも

7年ほど前に志位さんが「海上視察」のために乗船したのは、「平和丸」だったかと思います。

志位委員長が辺野古を海上視察

山下芳生書記局長(当時。現在は副委員長)は「平和丸」に乗船しました。

辺野古沖 山下書記局長ら視察/「全国と連帯し必ず止める」

私には、海上で辺野古の埋め立て工事を監視する意義が全くわかりません。パワーショベル等が動いている姿が船から見えると、何がどうなるのでしょうか。

辺野古ノー行動 再開へ/あす ゲート前からネット配信

この赤旗記事には、台風の影響で海はしけ、船が上下左右へと波に遊ばれると記されています。

日本共産党幹部の皆さんは何度も辺野古に足を運んでいるのですから、この海の危険性は百も承知だったのではないでしょうか。

しんぶん赤旗で船が大きく上下左右に揺れる事が報道されていたのですから、多少大きな波が来たら転覆してしまうかもしれないな、と日本共産党幹部の皆さんは誰も思わなかったのでしょうか。

「平和丸」の船長が、完全に沈黙している事、日本共産党が大事な平和運動と位置付けている活動の中で起きた事故について、日本共産党幹部が沈黙を続けるのは実に変です。

志位さん、田村智子委員長ら日本共産党幹部の皆さんは、事件の報道後すぐに、あの船が転覆したのだな、船長はあの人だな、と理解したと考えられます。

日本共産党最高幹部は事件について沈黙を貫くと決定している可能性有

日本共産党最高幹部間は上記のように、決定している可能性があります。

「平和丸」の船長にも、沖縄県委員会を通じてそのような指導が下りているのかもしれません。

しんぶん赤旗が、「平和丸」の船長に取材をして事件について然るべき報道をするのが筋と考えます。

「平和丸」の船長も、しんぶん赤旗の記者になら、全てを話せるのではないでしょうか。

タブーがないと宣伝する「しんぶん赤旗」が「平和丸」の船長や高校側に取材、報道をしていない事も、そのような疑いを深めさせます。

しんぶん赤旗は、日本共産党に都合が悪くなる事については報道をしない

転覆後、生徒達がどのように行動していたかが、以下に出ています。

(3) Xユーザーのきーこさん: 「辺野古で転覆した時の話です。 生徒たちの動きが凄いです。 1人身長の低い子が「自分が立てるならみんな立てるだろう」と思いすぐに浅瀬を探しに行ってます。 その子は胸から首辺りまでの浅瀬を見つけ全員を呼んでます。2隻の生徒たちはその浅瀬に輪になって立ち、スマホで118に救助要請をしました。」 / X

素晴らしい、の一言です。

まさかと思いますが、「平和丸」の船長、乗組員はこれといった救助活動はしなかったようなのです。

一般に、しんぶん赤旗は日本共産党に都合が悪くなる件については報道をしません。

日本共産党幹部が何度も乗船している船が転覆した、船長は日本共産党員だった、という事は、日本共産党にとって都合が悪い。

一般に日本共産党、左翼人士は自らに都合が悪くなる事については、思考と議論をしません。保身を最重要課題と見ているからです。






2026年3月20日金曜日

田村智子委員長と左翼人士は、相当数のイラン国民が米国とイスラエルによるイラン攻撃を歓迎している事実について思考と議論をできない

 田村智子委員長ら日本共産党と左翼人士の皆さんは、相当数のイラン人が米国とイスラエルによるイラン攻撃を歓迎している事を直視できません。

普通なら、自国に対する外国からの攻撃を歓迎する人はよほどの変人です。

それでも相当数のイラン人が米国とイスラエルによるイランへの攻撃を歓迎しているのは、イラン当局による自国民への過酷な弾圧と抑圧があるからです。 

日本共産党の平和理論では、米国、イスラエルと闘うイランは平和・進歩勢力である

日本共産党はイランが米国と戦っているので、平和・進歩勢力と見ています。

平和・進歩勢力が自国民を弾圧、抑圧するというのは変な話です。

田村智子委員長は厄介な事実に目を背け、一般の日本共産党員もこの矛盾に気づかないように配慮していると考えられます。

国際法、国連憲章はイラン当局に何もしてくれません。当たり前ですが、憲法九条など無力です。

左翼人士は、イラン当局による自国民抑圧について思考と議論をしない

イランのことさんのXには、イラン当局による過酷な自国民弾圧の事実がいくつも記されています。

Xユーザーのイランのことさん: 「今朝の礼拝の時間にコムで死刑が行われたとのこと。彼らの罪状は「神への敵対罪」です。政府に対して声を上げ自由を求めただけで、見せしめのように路上で銃弾を撃ち込み、負傷者は病院まで追いかけてとどめを刺し、逮捕者はまともな裁判も弁護士もなく死刑判決を下すのがイランのイスラム政権です。」 / X

 イランでは「神への敵対罪」があるようです。これが事実なら、朝鮮労働党の首領冒涜罪と大差ない。北朝鮮で国民が金正恩に自由を求めたら大変です。国家安全保衛部により、家族全員が直ちに政治犯収容所に連行されるか、首領冒涜罪で処刑されてしまうでしょう。

Xユーザーのイランのことさん: 「アーリアメフル(現シャリーフ工科)大学の博士課程修了者ナヴィード・ソルターンプールは、3月14日に1月のデモに参加した罪でイラン当局によりマシュハドで拘束され同日に殺害された。」 / X

Xユーザーのイランのことさん: 「イランの16歳の学生ディヤナ・ターヘラアーバーディ(#دیانا_طاهرآبادی)は、1月25日にカラジ市の自宅で拘束され、「神への敵対罪(モハレベ)」で死刑の危機に瀕しています。イランでは昨日の朝、19歳の少年を含む5人の若者の死刑が実行されました。イラン政府は戦争の裏で市民弾圧を強めています。」 / X

これらは氷山の一角でしかないと考えます。

イラン当局はこんな野蛮行為を断行しているのですから、核と長距離ミサイルを保有できたら米国や欧州諸国、イスラエル、ペルシャ湾岸諸国に核ミサイル攻撃を断行しうると考えます。

IAEA(International Atomic Energy Agency:国際原子力機関)はイラン当局による蛮行についてまでは思考と議論をしません。

国際原子力機関は、イラン当局の蛮行の歴史について評価をする団体ではありません。

イラン当局は、核兵器を保有できるぐらいの純度のウランを400キログラム以上備蓄していたそうですから、核兵器を保有する意思と能力は充分に保持していたのです。

田村智子委員長ら日本共産党の皆さんは中朝露による核ミサイル攻撃受忍論者ですから、米国や欧州諸国、イスラエル、ペルシャ湾岸諸国もイランによる核ミサイル攻撃を受忍すべきと考えているのでしょう。

唯一の被爆国の国民として、田村智子委員長は憲法九条を米国や欧州諸国、イスラエル、ペルシャ湾岸諸国に普及したいのでしょうね。

田村智子委員長は、イランによるペルシャ湾岸諸国へ先制攻撃を批判できません。イランによるペルシャ湾岸諸国への先制攻撃には道理があると見ているのでしょう。

Xユーザーのイランのことさん: 「カタール、アゼルバイジャン、バーレーン、エジプト、ヨルダン、クウェート、レバノン、パキスタン、サウジアラビア、シリア、トルコ、アラブ首長国連邦は、リヤドでの会合後、イランに対し「攻撃を直ちに停止する」よう求める共同声明を発表。」 / X

 



2026年3月13日金曜日

田村智子委員長はイラン大使に、NHKのテヘラン支局長の解放を要求できなかったー日本共産党はイランが米国と戦っているから平和・進歩勢力とみなす

 田村智子委員長は3月11日、日本共産党本部でイランの大使と会談をし、意見交換をしたそうです。

Xユーザーの田村智子事務所さん: 「田村委員長、イラン大使と会談|しんぶん赤旗|日本共産党 https://t.co/C65jo7O0jf」 / X

赤旗記事はこちらです。

田村委員長、イラン大使と会談 | しんぶん赤旗|日本共産党

 田村智子委員長はイラン大使に、イラン当局により逮捕、投獄されているNHKのテヘラン支局長の解放を要求できませんでした。

インターネットによれば、この方はテヘランのエビーン刑務所に収容されてしまったそうです。収容者に拷問をする可能性もあるところらしい。

仮に田村智子委員長はイラン大使にこの方の解放を要求したとしても、イラン当局がはい、わかりましたと解放するはずがありません。

それでも、田村智子委員長が自らは日本の国会議員であるという自覚があるのなら、イラン政府に日本人の解放を要求すべきではないでしょうか。

これからもイラン当局はイラン及びその近辺にいる日本人をスパイ罪などで逮捕、投獄する可能性があります。

イラン当局は日本人を問答無用で逮捕、投獄するかもしれません。スパイ罪、という語すら用いない可能性もあります。

酷い話ですが次から次へと日本人を逮捕、投獄して、解放してほしければ~を差し出せ、という要求を日本政府にしてくる可能性があります。

田村智子委員長はイランによる日本人逮捕・投獄を道理があるとみるのか

田村智子委員長は、イランによる日本人の逮捕、投獄を大局的には社会進歩に貢献するとみなしているから、NHKテヘラン支局長の解放を要求しなかったのかもしれません。

日本共産党と左翼の皆さんは、イランが米国、イスラエルと対決しているので、イランを大局的には平和・進歩勢力と見ています。

イランによるホルムズ海峡を通過する各国の船舶への攻撃や、ペルシャ湾岸諸国への攻撃を米国とイスラエルへの抵抗運動とみなし、大局的には道理があると見ています。

そんな調子ですから、イランによる日本人へのあらゆる攻撃が歴史の法則的発展を促す、という結論になりそうです。

なお、日本共産党は中国共産党によりスパイ罪などの疑いで逮捕、投獄されている日本人の釈放要求を中国共産党にしていません。

この件、しんぶん赤旗は完全に沈黙しています。

中国共産党が日本人を国家安全維持法違反で逮捕、投獄する事には道理があると見ているのでしょう。

田村智子委員長、いかがですか。



2026年3月7日土曜日

志位さんは、イランが米国と対決してきたから大局的には進歩・平和勢力と見ているー志位さん、イランの革命防衛隊は平和勢力ですか

 日本共産党の世界観では、米帝国主義が世界中で戦争を起こしています。

米国と対決してきた中国共産党、朝鮮労働党とロシアは、それぞれの国内に問題を抱えていますが、日本共産党の世界観では進歩・平和勢力です。

日本共産党が昭和36年7月の第八回党大会で採択した綱領には、社会主義国は平和地域であると明記されていました。

この綱領はその後改定され、現在の綱領には中朝露=平和勢力という記述はありませんが、それでも志位さんはこの点では昔の綱領の見地に固執しています。

中朝露は戦争国家であり、中朝露の核軍事力は日本に対して行使されうるという認識が国民の中に広まってしまうと、日本共産党の平和理論と平和運動の虚構性が暴露されてしまうからです。

志位さんは中朝露と同様に、昭和54年のイスラム革命以来米国と対決してきたイランも大局的には進歩・平和勢力と見ていると考えられます。

イランの革命防衛隊も、志位さんの見地なら平和勢力です。

これは、この間の志位さんにXや、山添拓議員(政策委員長)のXなどからも明らかです。

 Xユーザーの志位和夫さん: 「トランプ米政権とイスラエルは28日、イランに対する大規模な攻撃を開始した。これは国連憲章と国際法を乱暴に蹂躙する無法な先制攻撃であり、断固糾弾する。」 / X

 Xユーザーの志位和夫さん: 「トランプ米政権とイスラエルは28日、イランに対する大規模な攻撃を開始した。これは国連憲章と国際法を乱暴に蹂躙する無法な先制攻撃であり、断固糾弾する。」 / X

志位さんはイランによる蛮行の歴史、武装組織支援の史実を内緒にしたい

志位さんは、米国とイスラエルがなぜ先制攻撃に踏み切ったのかについて一切考察をしていません。

トランプ大統領がイラン政権を巨大なテロ組織と決めつけている、と言っているだけです。

イラン政権がヒズボラ、ハマス、フーシ派などの武装組織に武器や資金提供で支援してきた事について志位さんは沈黙しています。

イラン政権は、政権を批判する自国民を徹底的に弾圧しています。昨年末から1月にかけて、イラン政権を批判していたイラン人が徹底的に弾圧されました。

犠牲者は3万人に及ぶという説があります。イラン各地で反対運動が起きたようですから、数百人という規模ではないでしょう。

イランによる蛮行の歴史、武装組織支援については、インターネットでもすぐに調べる事ができます。

随分昔ですが、何者かにより命を失った筑波大学教授の件も、イランによる所業の可能性が高い。

志位さん他日本共産党員、左翼人士の皆さんは、イランによる蛮行の歴史、武装組織支援の歴史を内緒にしたいのです。

イラン政権により親族や友人を亡き者にされたイラン人なら、米国とイスラエルによる攻撃を大歓迎するでしょう。

イランは米国や欧州諸国、イスラエル、湾岸諸国に核ミサイル攻撃を断行しうる

自国民を大量虐殺するイラン政権が核と長距離ミサイルを保有したら、米国と欧州諸国、イスラエル、湾岸諸国に向けて核ミサイル攻撃を断行しかねません。

イランの権力者は米国や英国による核ミサイルでの報復を恐れない可能性があります。殉教者となる事に意義を見出しているかもしれません。

志位さんら日本共産党の皆さんは、中朝露による核ミサイル攻撃受忍論者ですから、米国や欧州諸国、イスラエルや湾岸諸国がイランにより核ミサイル攻撃をされても、受忍すべきと考えているのでしょう。

日本共産党は、イランによるペルシャ湾岸諸国への攻撃について沈黙している

山添拓議員(政策委員長)は次の発信をしています。

 (1) Xユーザーの山添 拓さん: 「民間人の死者はどの国によるのであれ、どの国に対するのであれ、もちろんあるべきでない。 したがってイランにおける小学校や病院への攻撃が多くの犠牲をもたらしていることも看過できないはずだ。しかもそれは米国とイスラエルによる無法な先制攻撃による。ところがその犠牲には目もくれない高市氏。」 / X

イランはペルシャ湾岸諸国にドローンなどで攻撃をしています。湾岸諸国が米国寄りだからけしからん、という事なのでしょうか。

これはイランによる先制攻撃ですから、日本共産党の論理なら、イラン政権を徹底批判せねばならない筈ですが、山添拓議員はそれを避けています。

志位さんはイランによる湾岸諸国攻撃について、沈黙しています。

これを批判すると、一般の日本共産党員がイラン政権による蛮行の歴史について気づいてしまい、厄介な事になるという判断と考えられます。

イランによる湾岸諸国への攻撃は、国連憲章と国際法の精神に合致した反撃と志位さんが把握している可能性もあります。

日本共産党がやるべきことは、米帝国主義、イスラエルと戦っているイラン現政権に連帯し、米国とイスラエルを徹底批判する世論をつくる事だ、という調子です。

日本共産党の皆さんが軍事には外交、平和の声で対決するべきとお考えなら、イラン現政権にも米軍、イスラエル軍への反撃を一切やめ、平和を訴える大集会開催のみで反撃しましょうと訴えるべきではないでしょうか。

中東にもASEANのようにあらゆる紛争点を話し合いで解決する枠組みをつくろう、と訴えるべきではないでしょうか。



2026年2月28日土曜日

国際共産党(コミンテルン)は1919年の結成以来、暴力革命の信奉者だったー不破哲三「日本共産党史を語る 上」(新日本出版社平成18年刊行)より)

 日本共産党の皆さんは、昔の日本共産党(国際共産党日本支部)が主権在民、戦争反対を掲げて平和と民主主義を守るために命がけでたたかったと信じています。

最近の日本共産党の皆さんは27年テーゼや32年テーゼを読んでいません。

若い日本共産党員は、昔の日本共産党(国際共産党日本支部)が議会制民主主義に基づいて、議会で多数を獲得して徐々に改革を進めていこうとしていたが、特別高等警察により弾圧されたと信じていると考えられます。

そもそも若い日本共産党員は、不破さんの著書ですら殆ど読んでいないと考えられます。

不破さんは、結成された頃の国際共産党をどう評価しているのかなど、考えた事もない方が多数ではないでしょうか。

不破さんは国際共産党の問題点を指摘したが、レーニンの革命理論を内緒にしている

さすがに不破さんは、レーニン全集や国際共産党に関する文献を読んでいますから、国際共産党日本支部が議会を通じての多数者による民主的変革を目指したなどとは書きません。

不破さんによれば、国際共産党結成のやり方には次の問題点がありました(前掲書pp. 85-87)。

第一は、創立大会で議会の多数を得ての革命、を原理的に否定した事です。

第二は、レーニンによる世界革命の勝利は近い、という情勢論を持っていた事です。

1919年にレーニンは、来年の夏には世界ソビエト共和国ができている、世界のいかなる力も、この勝利を押しとどめることはできないと演説を何度もしたそうです。

第三には、国際共産党が一つの党で、各国の党はその支部であるという組織形態です。

しかしこれらはどれも、レーニンの革命理論から導き出されるものです。不破さんはそれを内緒にしました。

帝国主義戦争を内乱に転化せよ、はレーニンの革命理論の真髄

第一の点は、帝国主義戦争を内乱に転化せよ、というレーニンの革命理論の中心的主張から必然的に導き出されます。暴力革命です。

国際共産党は結成以来、暴力革命の信奉者でした。

国際共産党は、選挙により議会で多数派となった政党を暴力的に排除する事を当然視していました。これはレーニンとボリシェヴィキが実際に行った事です。

内乱による権力奪取は議会制民主主義の否定そのものです。議会を尊重するなら、内乱など起こすべきではありません。

内乱を起こして議会を解体させるためには労働者や農民は武装せねばなりません。

32年テーゼは、レーニンの革命理論の中心的命題に依拠していました。こんな団体が危険視されたのはあまりにも当然です。

1919年(大正八年)頃にレーニンは、妄想に依拠してポーランド戦争を断行した

第二点です。レーニンは一体、何を根拠にこんな妄想を抱いたのでしょうか。レーニンはこの妄想に依拠し、ポーランド戦争を断行したと考えられます。

ポーランド人が赤軍を歓迎するはずもなく、赤軍は敗退しました。米国のソ連研究者Richard  Pipesは、ポーランドの後、レーニンは欧州諸国に侵攻していくつもりだっただろうと論じています。

国際共産党に参加した人々も、同様の見通しを抱いていたのでしょうが、一体何を根拠にそう考えたのでしょうか。

この10年ぐらい後に、世界恐慌、昭和恐慌が起きます。

その頃の庶民の暮らしは大変でしたが、武装してプロレタリア赤衛軍をつくりましょう、議会を解散させて労働者農民兵士ソビエトをつくりましょうなどという国際共産党日本支部の訴えに耳を傾ける人は稀だったでしょう。

失業対策としてプロレタリア赤衛軍、労働者農民兵士ソビエトなどという変な名前の団体結成を呼びかけるなど、常軌を逸しています。

不破さんは、ソ連共産党が各国の共産主義者を指導すべきではなかったと言いたい

第三点です。不破さんは、ソ連共産党が各国の共産主義者を指導すべきではなかったと言いたいのです。

これは国際共産党日本支部の皆さんと真っ向から対立する見解です。国際共産党日本支部の皆さんは、レーニンとボリシェヴィキを盲信していました。

レーニンとボリシェヴィキは世界で初めて革命を成功させ、労働者の祖国をつくった事になっていました。

ソ連は労働者の国になったという調子で、各国の共産主義者はソ連共産党を盲信しました。

徳田球一、渡辺政之輔ら指導部が繰り返しモスクワに行って指導を仰ぎました。

不破さんが共産主義者であるなら、ソ連の指導など受けてはならないと本気で思うなら、堺利彦、荒畑寒村ら国際共産党日本支部を早々とやめた方々を高く評価するべきです。

歴史にもしも、を論じる事は興味深いものです。

不破さんがソ連は各国の共産主義者を指導すべきでなかったというなら、国際共産党日本支部は存在すべきではなかったと論じるべきです。

それなら国際共産党日本支部を解散させた初期の指導部を高く評価するべきです。

昭和8年頃の日本人が、32年テーゼを実行したらどうなったか

歴史にもしも、ですが昭和8年頃、沢山の日本人が32年テーゼを信奉し、武装してプロレタリア赤衛軍とやらを結成したらどうなったでしょうか。

議会の解散に反対する人は反革命分子と見なされ、赤衛軍兵士により逮捕、投獄されたでしょう。

地主、富農、企業経営者や宗教家は搾取者とみなされ、赤衛軍兵士により全財産を没収されて追放されたでしょう。

レーニンとボリシェヴィキがロシアで断行した数々の野蛮行為を、国際共産党日本支部はやろうと策したのです。

不破さんはレーニンとボリシェヴィキによる蛮行の歴史と、それによって生じた犠牲者については一切言及していません。

全財産を没収されて追放されたロシア人の中には、凍死、餓死した方が相当数いたと考えられます。

親が先に死んだので、浮浪児となった子供も相当数いました。日本共産党が出来た頃、飢饉のロシアを救おう、という社会運動がありました。

レーニンとボリシェヴィキが国際共産党を結成したのは、沢山の庶民が飢餓に苦しんでいる時期でした。

内乱は沢山の犠牲者を出し、庶民の暮らしを徹底的に破壊します。

不破さんはレーニンとボリシェヴィキの蛮行の歴史について、著書では一切言及しませんでした。

いつの時代でも共産党は歴史を修正します。

2026年2月21日土曜日

志位さん、日本共産党職員に自由な時間を保障しましょうー日本共産党職員に残業・休日出勤手当を支給し、労組結成は分派でないと認めましょう

 志位さんによれば、マルクスの資本論の核心は、豊かさとは物質的な富だけでなく自由な時間だという主張です。

Xユーザーの志位和夫さん: 「人間にとっての本当の「富」とは何か? 物質的な富はもちろん大切です。 でも「働いて、食べて、寝るだけ」では一定の収入があっても人間らしい生活といえないのでは? 物質的な富とともに「自由な時間」があってこそ、本当に豊かな社会といえるのでは? マルクスがどう考えていたかを探究しました。 https://t.co/7Y69AXMGyI」 / X

私は本ブログやXで繰り返し、日本共産党が職員に残業・休日出勤手当をしない事を訴えてきました。

殆どの日本共産党職員は連日、長時間のサービス残業を強いられていますから、働いて、食べて、寝るだけの毎日です。

自由な時間、など一日にどれだけあるのか疑問です。日本共産党は職員をこのように酷使する事を正当化してきました。

浜野忠夫副委員長は、日本共産党が職員を雇用している事を著書で否定していた

日本共産党の浜野忠夫副委員長の著書「時代を開く党づくり」(平成20年新日本出版社刊行。p. 200)によれば、日本共産党職員は全生活を共産党の任務に置いている活動家、全ての生活を革命の事業に注いでいる職業的な活動家です。

浜野忠夫さんによれば、日本共産党職員は会社と雇用契約を結んでいるサラリーマンとは全く違う存在だそうです。

浜野忠夫さんは、宮地健一さん相手の裁判で日本共産党職員が日本共産党と有償委任契約の関係にあると認められたことを念頭においていたと考えられます。

浜野忠夫副委員長は、著書の日本共産党は職員を雇用していない論の誤りを認めるべきだ

しかし日本共産党は、神谷貴行さん相手の裁判で日本共産党職員が労働基準法でいう労働者であることを認めました。今度こそ「共産党職員は労働者」ということで決着した - 神谷貴行のブログ

浜野忠夫副委員長は、御自身の著書の上記部分が大きな間違いであったことを次の中央委員会総会で認め、職員に残業・休日出勤手当を支払いましょうと訴えるべきです。

浜野忠夫副委員長が、神谷貴行さん相手の裁判での日本共産党の主張を知らないはずがありません。

浜野忠夫副委員長はこれまで、日本共産党は超法規的な存在と心中では思い込んでいたのではないでしょうか。

志位さんは、日本共産党職員に自由な時間を保障するべく、職員労組結成を分派ではないと中央委員会総会で明言するべきです。

志位さんは自分の自由な時間を確保するために職員への搾取を継続する

しかし志位さん,田村智子委員長、浜野忠夫副委員長は中央委員会総会でそんな報告をしないでしょう。そんな報告をしたら、厄介な事が次から次へと派生してしまいますから。

厄介事を沢山派生させるよりも、浜野忠夫さんの著作のように日本共産党は超法規的な存在と職員に言い続ける方がずっと楽です。

自分たちの自由な時間、を確保するためには、職員を搾取し続けねばならないと判断しているにでしょう。

日本共産党最高幹部の心中は、新自由主義です。働かせ邦題、を職員に強いているのですから。山添拓議員も新自由主義を内緒で信奉していると考えられます。

 Xユーザーの山添 拓さん: 「高市氏は「成長のスイッチ」として「裁量労働制の見直し」を挙げ、「働く方々のお声を踏まえ」とも述べた。しかし「定額働かせ放題」の拡大は経済界の強い要望であり働く側が求めてきたのではない。過労死を広げる引き金となりかねず押してはならない。5回重ねて流行ればよいというものでは全くない。」 / X

 

 

 



2026年2月15日日曜日

日本共産党の最高幹部は選挙で大敗しても、次期最高幹部に自分を選出できるー第22回大会での浜野忠夫さんの報告より(平成12年11月24日)

 日本共産党は先日の総選挙で、大敗しました。

普通の政党なら、指導部は責任を取って辞任しますが、日本共産党ではそうなりません。

インターネットではこれはおかしい、志位さんは直ちにやめるべきだという声が少なくありません。

一般党員が志位さんを辞任させる方法はないのでしょうか。

この問題を考えるために、日本共産党の最高幹部選出方式について、できる限り日本共産党の文献に依拠して説明します。

日本共産党の規約では、党大会が最高の機関であり、指導部の中央委員会は大会で選出されます。

第一回中央委員会総会が党大会の期間中に開催され、そこで最高指導部が選出されます。

日本共産党の中央委員は百数十名いますから、規約上はその中で誰でも次期の党首、中央委員会議長や幹部会委員長になれるのですが、実際にはそれまでの最高指導部が次期の最高指導部をこの人たちにすると提案をし、承認されるという流れです。

最高指導部は概ねこのように選出されると決まっているので、どれだけ国政選挙で敗北しても、指導部が責任を取って辞め、別の方々が最高指導部に選出されることにはなりません。

現在の最高指導部が、自分達は国政選挙での大敗の責任を取る必要はないと判断し、次の党大会以降も最高指導部を続けると判断して中央委員会総会で承認されたらそれで終わりです。

日本共産党最高幹部は、次期の最高幹部に自分達を推薦し、選出できるから、選挙で大敗してもまた最高幹部になれる

現在の最高指導部が次期の最高指導部を選出する仕組みについて、浜野忠夫さんが第22回党大会の「一中総で決定した新しい中央委員会人事の選出の経過についての報告」で大略以下のように説明しています。

前の大会の常任幹部会は7月の第六回中央委員会総会後、不破委員長、志位書記局長、上田(耕一郎)、金子(満広)、立木(洋)の各服委員長、寺前常任幹部会員と人事局長の私浜野の七人から成る人事小委員会を設置し、時間をかけて人事について検討した。

そして人事小委員会で検討した新四役案を十一月前半に開かれた常任幹部会の会議に提案した。

常任幹部会は、新しい四役案を一致して承認し、第二十二回瀧藍で選出される新しい中央委員会に提案する事を確認した。

先ほど開かれた第一回中央委員会総会では、前期の常任幹部会として、新四役の人事を提案した。第一回中央委員会総会では、全員一致で四役を選出した。

話が長いので少しわかりにくいですが、日本共産党最高幹部は次期の日本共産党最高幹部(議長、幹部会委員長、副委員長、書記局長)を誰にするかを決定する小委員会になります。小委員会はこの時は7人でした。

党大会で選出される新しい中央委員会は、現在の中央委員会が大会に推薦して承認されるので、小委員会からの提案に反対するような方は中央委員にはなれません。

結局、日本共産党では現在の最高幹部が、自薦を含めて時期の最高幹部を事実上選出しています。

日本共産党では異論、批判を持つ党員は党大会の代議員になりにくいーこれを提起した故萩原遼さんはその後除籍

日本共産党の一般党員で、指導部の責任を追及する方、これまでの理論、政策には大きな問題があったと日本共産党内で主張する方は、日本共産党大会の代議員になれません。

党大会は4,5日間行われます。

会社などに勤務している一般党員は、指導部批判をするために勤めをわざわざ休んで党大会に出席したいなどとは思わないでしょう。

日本共産党議員、職員で指導部の責任を追及する方、これまでの理論、政策には大きな問題があったと日本共産党内で主張する方も、党大会の代議員にはなりにくい。

代議員になって党大会でその類の批判をすれば、奇人変人扱いされるだけです。大会後に厳しく批判されるでしょう。

このあたりを著書「朝鮮と私 旅のノート」(文春文庫平成12年刊行、第五章)で批判した萩原遼さんは、その後除籍されました。

日本共産党の一般党員、一般の議員、職員が志位さんを辞任させる方法は皆無です。日本共産党に未来はなさそうです。