齢を重ねたら誰しも、苦しい思い出や、嫌な事はあるものです。
あのとき、こうやれば良かった、失敗した、という思いを抱えて生きているものなのでしょう。
その事が心に重くのしかかっていると、何かの拍子で、それが話題になったとき、思わず顔をしかめたり、別の話を始めて論点を逸らしてしまいませんか。
田村智子委員長にとって、日本共産党職員に残業・休日出勤手当、夜間勤務手当が支給されないこと、職場としての日本共産党には低賃金・長時間労働が常態化している事は嫌な事、に該当していると考えられます。
下記の開始後15分頃、産経新聞記者が質問をします。
人間らしく暮らせる賃金と労働時間短縮のために力を合わせよう
2025.2.6
産経の記者は、(専従)日本共産党職員が労働者ではないとのことですが、労働時間短縮と賃金について言うなら、まず隗より始めよ、ではないが労働者の党としての姿勢を示す必要があるのではないかという質問をしています。
これに対し田村智子委員長は、それについては何度もお答えしています、前回御質問を頂いたとき、よくわかりましたと産経さんには言っていただきましたと少し早口で答えています。
田村智子委員長は、日本共産党職員が連日、低賃金・長時間労働を余儀なくされていることを熟知していますから、この件について一切話したくないのです。
御自身は早大卒業後、ずっと日本共産党にお勤めですから、苦しい思い出があるのかもしれません。
記者会見での田村智子委員長の表情、語調から私はそう感じました。
このアピールには、日本共産党は今後、同党職員に人間らしく暮らせる賃金と労働時間短縮を約束する、という記述は一切ありません。
働くみなさんへのアピール/人間らしく暮らせる賃金と労働時間短縮のために力を合わせよう/2025年2月6日 日本共産党
私見では日本共産党職員は連日、長時間労働を余儀なくされています。
日本共産党職員が連名で、人間としての豊かな暮らしのための時間がほしい、と田村智子委員長に直訴したら、分派結成とみなされ、除名か除籍、解雇されてしまいかねません。
職員に過酷な労働条件を強いている経営者が、他企業の経営者に人間らしく暮らせる賃金と労働時間短縮を実現せよ、と説教したら、あまりにも異様です。
田村智子委員長。苦しい思い出を忘れ、まず隗より始めましょう。
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