私見では台湾有事の際、中国共産党と朝鮮労働党の在日非公開組織は暴動を起こして、台湾を守るために出撃する米軍と自衛隊の後方かく乱を策します。
昭和25年からの朝鮮戦争の頃、ソ連共産党と中国共産党は日本共産党に武装闘争指令を出し、米軍の後方かく乱を策しました。
51年綱領という、暴力革命理論に依拠して当時の日本共産党員は火炎瓶を投げるなど武装闘争に取り組みました。
いろいろな揺れはありましたが、昭和26年秋には当時の日本共産党中央幹部が全員、51年綱領を支持したのですから、この時期の武装闘争を分派の所業と見るべきではありません。
中朝は在日非公開組織を長年、育成してきた
中国共産党と朝鮮労働党は70年前と同様の事を、それぞれの在日非公開組織を使って行うと考えます。
それぞれの在日非公開組織が現在どのくらいの規模なのかはわかりません。朝鮮労働党の在日非公開組織は、数千名程度かと思いますが。
中国共産党の場合、大使館や領事館に在日非公開組織の指導担当者を配置していると考えられます。
昔は、毛沢東思想を学ぶ組織の中に中国共産党の在日非公開組織が存在していたと考えられます。
今は、インターネットで中国共産党を批判する人を抽出し、監視する活動もやっているようです。
在日非公開組織が中国共産党のどの部署に所属しているのかもわかりません。
中国共産党の対日指導担当者は、何らかの手法で取り込んだ日本人も指導していると考えられます。
朝鮮労働党の在日非公開組織には学習組と、数名から構成される、より過激な活動を行う非公開組織があります。
後者には洛東江など、韓国の山や川の名前が付けられていることが多いと伺います。
前者には在日本朝鮮人総連合会の職員の方々や、朝鮮大学校の学生さんで首領への絶対性、無条件性の忠誠心を持つ方が加入していると考えられます。
学習組については、国会でも繰り返し取り上げられています。
平成14年3月28日の衆議院安全保障委員会で漆間巌警察庁警備局長は学習組を、朝鮮総連およびその傘下団体、あるいは事業体等の学習団体の中に組織されている北朝鮮に絶対の忠誠を誓うなどによる非公然組織と答弁しています。
私は在日本朝鮮人総連合会の活動に熱心に活動している方なら概ねこれに所属していると、在日本朝鮮人総連合会の活動に熱心に参加した経験のある方から伺いました。
学習組、の組という語を朝鮮語ではチョと読むので、そのように呼ばれているそうです。
自衛隊が反戦デモや平和運動参加者を警戒するのは、中朝の在日非公開組織による暴動への対策
志位さんは自衛隊が反戦デモや平和団体の動向を監視するのは国民弾圧だと主張しています。
反戦デモや平和運動参加者の中に、中朝の在日非公開組織工作員が潜んでいる可能性が有る事を志位さんは直視するべきです。
志位さんは朝鮮戦争の時に日本共産党が行った武装闘争を大局的には平和に貢献したと考えているのでしょう。
台湾有事の際、米軍基地や自衛隊基地の近くで暴動を起こして米軍と自衛隊の出動を妨げる事を、志位さんは大局的には平和の事業に貢献するとみているのでしょうね。
山添拓議員は、昭和26,27年頃の日本共産党員がソ連共産党、中国共産党と日本共産党中央を盲信し武装闘争に身を投じていったことを分派活動と見ているのでしょう。
党中央が皆、51年綱領を支持したのですから一般党員が武装闘争に参加するのは、共産主義者としては普通の事です。
宮本顕治さんも51年綱領を輝かしい新綱領、と高く評価しました。
日本共産党新宿にお勤めの中野顕さんは、自民党が敵基地攻撃能力を反撃力と言い換えることを、プーチンによるキーウ進撃と同じだと主張しています。
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