前のブログでも指摘しましたが、志位さんは、昔の日本共産党(国際共産党日本支部)がソ連の指導下で資金と拳銃を受取り、内乱を起こそうとしていた事を内緒にせねばなりません。
志位さんが内緒にせねばならないのはこれだけではありません。
昭和30年まで、在日の共産主義者が日本共産党員だったことを、志位さんは何としても内緒にせねばなりません。
何も知らない若い日本共産党員は、外国人は日本共産党には入れないのだから、黒坂はデマを吹聴していると思うでしょうね。
そう思う若い日本共産党員の皆さんは、「日本共産党の七十年」を読んでいますか。
山添拓議員、たつみコータローさんは金天海と朴恩哲、民族対策部を知っていますか
「日本共産党の五十年問題について」(新日本出版社刊行。p5-6)を見れば、昭和22年12月に開かれた日本共産党第六回大会で選出された中央役員として、金天海(中央委員)、朴恩哲(中央委員候補)が記されています。
この御二人は、在日本朝鮮人総連合会ができる前に、日本共産党中央で在日朝鮮人運動を指導していた方々です。
昭和25年頃からの日本共産党には民族対策部、という部署があったのです。臨時中央指導部が作ったと考えられます。
故朴慶植さんが編集した本に、当時の日本共産党が在日朝鮮人党員に出した指令などが掲載されています。
山添拓議員、たつみコータローさんは中国人の日本共産党員もいたことを御存知ですか
中国人の日本共産党員もいました。これは今の日本共産党員には信じがたいでしょう。
当時の日本共産党員としては、共産党は世界で一つなのですから、日本に住んでいる共産主義者が日本共産党に入るのは当たり前だったのです。
この本に出てくるように、在日の共産主義者が日本共産党を離れ、中国共産党、朝鮮労働党に入る事になったのは、中国共産党からの指令によると考えられます。
在日本朝鮮人総連合会の皆さんの中では、昭和30年の路線転換として知られていますが、これは金日成の指令というより、中国共産党の指令と見るべきです。
この頃の金日成と朝鮮労働党は、中国共産党の指令を受け入れるしかない立場でしたから。
朝鮮戦争で、中朝連合軍の最高司令官は彭徳懐でした。金日成ではありません。
昔の日本共産党員は、共産党は世界で一つだ、自分たちの最高指導者はスターリンだと信奉していました。
スターリンが亡くなるまで、日本共産党員にとっての最高指導者はスターリンでした。
昭和25年5月に宮本顕治さんが「前衛」に掲載した論文からも、これは明らかです。
志位さんはこの辺りを内緒にしたいと考えられます。
日本共産党員は宮本顕治さんの昔の論文を読まないー面倒だから
昭和25年の宮本顕治さんによれば、日本共産党員はスターリンに指導され、マルクス・レーニン・スターリン主義で完全に武装されているソ同盟共産党が、共産党・労働者党情報局の加盟者であることを明記せねばなりません。
山添拓議員、たつみコータローさん、わたなべ結さんは宮本顕治さんの昔の論文を何か読んでいるのでしょうか。
若い日本共産党員が宮本顕治さんを尊敬しているなら、宮本顕治さんの論文を読むべきではないですか。
昔の日本共産党は、ソ連信者の団体でした。今の日本共産党は、憲法九条教徒ですね。
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