2023年2月19日日曜日

松竹伸幸さんは日本共産党内に支援者を募っているから、破壊者・かく乱者で結社の自由への介入を策す人物なのかー2月19日赤旗記事より思うー

 今日の赤旗記事によれば、2月5日に日本共産党を除名された松竹伸幸さんは日本共産党の破壊者・かく乱者であり、憲法が保障している結社の自由への介入者です。松竹氏 党かく乱者であることを告白 (jcp.or.jp) 

赤旗記事によれば、松竹伸幸さんは善意の改革者ではありえません。

松竹伸幸さんは自分の除名処分に不服なので、来年開催予定の日本共産党の大会で再審査、撤回してもらいたいとブログなどで訴えています。

松竹伸幸さんとしては自分を支援してくれる方に日本共産党の大会代議員になり、大会で然るべき発言と行動をしてもらいたい。

これは日本共産党の指導部から見れば、日本共産党大会のかく乱を企図し、自らを支持するグループ、分派をつくる行動です。

松竹伸幸さんは日本共産党の破壊者・かく乱者という結論になります。

日本共産党指導部から見れば、除名された松竹伸幸さんが党外からマスメディアを利用して日本共産党員に自らへの同調と日本共産党大会での処分撤回に賛同をよびかける事は、結社の自由への介入です。

松竹伸幸さんがyoutubeの番組や新聞に出てくることを、日本共産党はマスメディアの利用、と把握するのです。悪意があるように感じるのは私だけでしょうか。

日本共産党が政権に参加したら、同党を批判する新聞は結社の自由に介入している

この間、松竹伸幸さんの除名処分をめぐって日本共産党を批判しているのは御本人だけではありません。

朝日、毎日、産経の社説も日本共産党を批判していますから、社説を書いた方々も日本共産党の破壊者・かく乱者であり、憲法が保障する結社の自由への介入を策していることになります。

私見では日本共産党の支援者が大幅に増加し、同党が政権に参加できたら、同党を批判する新聞は結社の自由をを破壊する新聞とみなされうる。

憲法が保障する結社の自由を破壊する新聞の社説を書いた方々の逮捕、投獄は自由と民主主義を守るという話にもなり得る。

中国共産党は香港の相当数の運動家を国家安全維持法に依拠して逮捕、投獄しました。

日本共産党が政権に参加し、同党支援者が大きく増えたら、結社の自由を守ると称して同様の事が起きかねません。

分派活動をやった人間を立派な市民として扱わない事は社会発展に貢献するー宮本顕治さんの講演より

ところで、赤旗記事は松竹伸幸さんに「氏」という敬称をつけています。松竹伸幸さんを破壊者・かく乱者と規定しても、反党分子という語は用いていません。

日本共産党は反党分子、という語を使わない事にしたのでしょうか。

宮本顕治さんは、講演「戦後史における日本共産党」(昭和55年9月22日。千代田区の九段会館にて)で日本共産党が除名した方々に「氏」という敬称をつけないことは、共産党の伝統的な民主的マナーだと述べました。

宮本顕治さんによれば、日本共産党は分派活動をやった人間を立派な市民であるという扱いはしません。

分派活動をやった人間を立派な市民であると扱わない事が、日本の社会発展に有益です。

志位さんは宮本顕治さんのこの講演を、現場で聴いていたのではないですか。志位さん、市田忠義さんがこの講演を知らないはずがない。

志位さんが松竹伸幸さんに「氏」という敬称をつけている事は、宮本顕治さんのいう伝統的な民主的マナーを放棄した事を意味しています。

それなら今後、野坂参三さん、袴田里見さん、春日庄次郎さんは勿論、若き志位さんが徹底批判した伊里一智さんにも日本共産党は「氏」をつけるべきです。

鈴木元さんは分派活動をやっても処分されないのか

松竹伸幸さんと一緒に分派活動をやったことになっている鈴木元さんは処分されないのでしょうか。

鈴木元さんは分派活動をやっても処分なし、なら実に奇妙です。

鈴木元さんは京都の日本共産党に所属していますから、京都の日本共産党が何かの理由で鈴木元さんの処分をためらっていると考えられます。

インターネットには、鈴木元さんは京都の日本共産党にとって表に出されるとまずいことを沢山知っているから処分できない、などという指摘が出ています。

そんなことはあり得ないと思えるのですが。

京都の日本共産党が、鈴木元さんを全く処分できないなら、憶測を真実と確信する方が増えていくでしょうね。




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