松竹伸幸さんがこのブログで、沢山の興味深い問題提起をしています。
日本共産党員と支援者の皆さんに、真剣に検討して頂きたいものですね。
志位さんの周囲にいる日本共産党幹部は保身を第一の目的としている
連載の最後で、松竹伸幸さんは志位さんの周囲にいる日本共産党幹部が、どんな生き方を選択しているかについて説明しています。共産党綱領と朝鮮戦争・9 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp)
松竹伸幸さんによれば、志位さんの周囲にいる幹部の方々は安保廃棄と自衛隊違憲解消しか考えていません(自衛隊解散、の間違いではないでしょうか)。
幹部の皆さんは、志位さんが提起した自衛隊活用論に内心では反対だが、それを内緒にしています。
役員としての地位と給与を手放したくないからです。志位さんの周囲にはこんな方ばかりだそうです。
松竹伸幸さんの指摘どおりなのか、私には断定できませんが、ありえる話ですね。
一般に、経営者が最大株主で大きな権限を持っており、労組が弱い会社では、社員は勿論、役員でも経営者を批判しにくいと考えられます。
経営者が初心を忘れてしまい、慢心するとそうなりがちです。役員や社員が経営者を批判する時は役員解任または退職を覚悟せねばなりませんから。
日本共産党には職員労組がありませんから、職員が大きな路線問題で志位さんを批判する事は困難と考えられます。
日本共産党は中国共産党が台湾を攻撃しても、台湾軍が反撃することを正当防衛と認めない
こんなようでは中国共産党が台湾に武力行使をし、それに米国が対応したとき「アメリカの侵略だ」「中国の内戦に米国が介入している」などと言い出しかねないと松竹さんは危惧しています。
日本共産党は朝鮮戦争での米軍の参戦を、内戦への介入などと批判してきたのですから、同じことを言いだす可能性があるという松竹伸幸さんの指摘は説得力があります。
中国共産党が台湾を攻撃しても、米軍は座視すべきだと志位さんが考えている可能性は高いと考えます。
志位さんは台湾政府の存在を認めませんから、人民解放軍に台湾軍が反撃する事を正当防衛と認めないと考えられます。
志位さんなら人民解放軍が台湾を攻撃しても、台湾人は反撃などせずに人民解放軍と話し合え、と要求するのではないですか。
台湾政府が米国に救援を求めたら、内戦への介入を求めたと志位さんは台湾政府を徹底批判するのではないですか。