昔の日本共産党は、ソ連信者の団体でした。
昭和36年7月の日本共産党第八回党大会で宮本顕治さんは、ソ連では共産主義社会の全面的建設が成功していると報告しました(「日本共産党第八回大会特集、p. 132)。
宮本顕治さんによれば、ソ連は世界平和の砦です。
宮本さんによれば、われわれ日本共産党員は社会主義世界体制が、人類社会の決定的要因に転化しつつある時代に生きているという確信と展望につらぬかれています。
この報告は、第八回日本共産党大会決定の一部です。第八回党大会に参加した代議員で、この報告に反対した方はいません。
この時期の日本共産党は、ソ連信者の団体でしたから、ソ連では共産主義社会が全面的に建設されているという宮本さんの宣伝に、疑いなど持てなかったのです。
志位さんは日本共産党第八回党大会決定や宮本顕治さんの著作「日本革命の展望」を内緒にし、歴史を修正したい
第八回大会決定は、その後の日本共産党大会や中央委員会総会で廃棄などされていません。
従って日本共産党員たるものは元来、宮本顕治さんのこの報告を国民の中に普及していかねばなりません。
昔は、宮本顕治さんのこの報告が「日本革命の展望」という本に所収されていました。
四十年ぐらい前までの日本共産党では、「日本革命の展望」はマルクスの「資本論」、レーニンの「唯物論と経験批判論」に並ぶ名著とされていました。
その後、「日本革命の展望」は絶版になり、昔の日本共産党大会決定は入手しにくくなりました。
志位さんはお若い頃、第八回党大会決定や「日本革命の展望」を一生懸命読みこんだはずです。
若い日本共産党員や民青同盟員がこれらの文献を読めば、当時の日本共産党がソ連信者の団体だったことが明らかになってしまいます。
志位さんは、第八回党大会決定や「日本革命の展望」を若い日本共産党員、民青同盟員に内緒にしたいのでしょう。
昭和36年7月の第八回党大会の頃の日本共産党員は社会主義世界体制が、人類社会の決定的要因に転化しつつある時代に生きているという確信と展望につらぬかれていたそうですが、そのおよそ30年後にソ連共産党が解体すると、宮本顕治さんは万歳を叫びました。
昭和36年7月の第八回党大会の宮本報告から考えれば、ソ連共産党解体万歳を叫ぶ宮本顕治さんは反動勢力そのものです。変な話ですね。