2012年11月9日金曜日

殺し屋稼業に生きる男、The Man with the Golden Gun

敵対組織の首領を除去するために


悪行を重ねるためには奸智が必要ですが、徹底的な暴力、力を誇示せねばならないときもあるのでしょう。
あるときには、利害の敵対する組織の首領を除去せねばならないでしょうね。敵の首領殺害を、自分の部下にやらせれば自分たちの仕業と発覚してしまいます。

一匹狼の暗殺者に、金を払って殺人を依頼すれば良い。そういう話にもなりうるのでしょう。

30数年前の007映画「黄金銃を持つ男」(The Man with the Golden Gun)のテーマ曲は、Luluによるものです。

この歌は、殺し屋稼業に生きる男、最高の暗殺者an assasin second to noneを力強く歌っています。

この暗殺者は黄金銃を持ち、百万ドルで殺しを引き受けるそうです。


黄金は力の象徴なのでしょうか。古来より、人々は黄金を求めて争ってきたとも言えますよね。

この暗殺者は普段から、黄金銃を衣服に隠しているのでしょうね。殺した相手方から復讐され、狙われていることをいつでも意識して生きねばなりませんからね。

黄金銃を持つ男は、どうやって殺しを実行するのでしょうか。標的の居場所を嗅ぎ付けたら、どうやって接近するのでしょうか。

標的を待つ黄金銃を持つ男

(歌詞をむやみに書く事は著作権上、問題があるようなので、削除)

次のような歌詞があります。


どこかの暗がりに隠れている奴

屋根の上で、近づいてくる標的から見えないように身をかがめている奴


殺しの前のひととき


殺しの前に奴はひとときの愛を求める

誰も奴を捕まえることなぞできやしない。

最後に頼れるのは


私が翻訳するとあまり原曲の雰囲気がでません。Luluは力強く、躍動感あふれるリズムで暗殺者の生きざまを歌っています。

自分のすべてを賭けて、与えられた目的を着実に断行する暗殺者。自分自身がいつ、標的になるもやもしれないことを知りつつも、黄金銃を持つ暗殺者は走り続ける。

世の中を生き抜くのは厳しいものですよね。誰しも、最後に頼れるのは己のみです。誰しも明日のことは結局よくわからない、そんな気持ちを持ちつつも走り続けているのではないですか。

暗殺という、陰惨な目的を屋根の上に潜んで断行する男の力強い姿を思い浮かべながら、躍動感あふれるこの歌を聴くと、なぜかやる気が出てきませんか。
















 

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