日本共産党はプーチンによるウクライナ侵略を強く批判しています。
私もプーチンは強く批判されるべきと思いますが、日本共産党とプーチンが欧州平和のためとして目指しているものが同じであることを改めて強調したい。
憲法九条を欧州に、です。この件、私は本ブログの以下で指摘しました。黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さんはNATO解体、米軍はアジアから出ていけで欧州左翼、韓国左翼、中朝露と連帯すべきだ (blueribbonasiya.blogspot.com)
繰り返しですが、日本共産党の平和理論はレーニンの帝国主義論、戦争と平和の理論に依拠しています。
帝国主義、金融資本が戦争を起こす。この見地から、米国を中心とする軍事ブロック(NATOや日米安保)が戦争を起こすことになります。
NATO加盟国と日本は戦争勢力、帝国主義側の国となります。
NATO加盟国や日本がどこかの国から攻撃、侵略されてもそれは帝国主義戦争であると日本共産党、レーニンを信奉するマルクス主義経済学者、左翼知識人と運動家はみなします。
共産主義者、左翼はレーニンの教えに学び、帝国主義戦争で祖国防衛など唱えてはならナウいという話です。
帝国主義側の国の共産主義者、左翼は自国の軍事力を皆無にし、戦争ができないようにせねばならない。
欧州左翼ならまずはNATOを解体せねばならない。レーニンの見地なら、こんな結論になります。
山添拓議員、中野顕さん(日本共産党新宿)はレーニンを信奉している
日本共産党員なら日米安保を廃棄するだけでなく、アジアから米軍は出ていけ、を主張して韓国左翼と連帯せねばならない。
日本共産党の山添拓議員は軍事力では平和を保てないと呟いていますが、上記のようなレーニンの理論に依拠して発言していると考えられます。
中野顕さん(日本共産党新宿)は平和について考える学習会を実施し、集団的自衛権を否定する平和の枠組みを広がることが何より大事だという結論に達したそうです。
これはNATO解体、日米安保廃棄を意味しています。中野顕さんも、レーニンを信奉しています。
憲法九条は集団的自衛権を否定するから、抑止力になるそうです。
昔の日本共産党は、スターリンと毛沢東、金日成を信奉していました。
今の日本共産党員はスターリン、毛沢東、金日成を批判していますが、ソ連の元祖レーニンは信奉しています。
憲法九条を世界に、とは米国と同盟関係にある国々の軍隊解散、米国との軍事同盟解体ですから、NATO解体、アジアから米軍は出ていけ、台湾の軍隊解散です。
これはプーチン、習近平、金正恩の願いでもあります。
プーチンは日本共産党の平和観に共鳴する人物の政権を欧州に作りたい
想像ですが、プーチンはウクライナ、東欧と北欧諸国に日本共産党のような平和観を持つ人物の政権を作りたいのではないでしょうか。
ロシアとプーチンを批判するが憲法九条に共鳴し、自国の軍隊を解散する。NATOから離脱し、NATO解体を主張する人物です。
そんな人物が欧州の政治家にいるのか、疑問ですが。
こんな人物なら、庶民はその方をプーチンの傀儡とは思わないでしょうから。
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