2022年3月30日水曜日

吉良よし子議員からブロックされましたー金正恩が日本に核ミサイル攻撃を断行した場合、日本政府はどう反撃するべきかー

 残念ながら、twitterで吉良よし子議員にブロックされました。

私は吉良よし子議員に、金正恩が日本に核ミサイル攻撃を断行した場合、日本政府はどう反撃するべきとお考えですかと問いかけただけなのですが。



推測ですが、吉良よし子議員はこの問いかけをすること自体が軍事的緊張を高めるので、やってはならないことだとお考えなのでしょう。

私が軍事には軍事、力には力、核には核でなどの力の論理を主張する人物で、プーチンと同じ思想だ、とお考えかもしれません。

私はわずかながら、ウクライナ支援をやりましたけれど。


今のウクライナは、国家総動員法下のような状況になっている

私見では軍事には軍事、力には力、はごく普通の考え方です。

圧倒的多数のウクライナ国民はそう考えて、ウクライナ政府の徴用に賛同し、ウクライナ軍に参加、協力しているのではないでしょうか。

報道によれば、18歳から60歳の男性はウクライナ軍に徴用されているらしい。今のウクライナは、国家総動員法のような状況になっています。

ウクライナに食糧や医薬品を支援すれば、そのうち相当部分がウクライナ軍に配分されるでしょう。

庶民がウクライナ軍に参加しているのですから。人道支援が軍事支援になるのです。

ウクライナ軍がここまで持ちこたえている理由は、国民が全力でウクライナ軍を支えている事と欧米からの莫大な軍事支援の存在と考えられます。

確証はないのですが、ウクライナ政府はロシアによる侵攻に備えて相応の軍事力拡大を行ってきたのかもしれません。これらをロシア軍は予想していなかった。

平和を守るために、中朝露の核軍事力、生物化学兵器と通常兵器による攻撃力を考察すべきだ

吉良よし子議員ら日本共産党議員、職員の皆さんが平和を望むなら、中朝露の核軍事力、生物化学兵器と通常兵器による攻撃力、中朝露の諜報機関の存在についてあらゆる角度から考察すべきではないでしょうか。

中朝露は日本を攻撃、侵略する意思と能力を持っています。

日本共産党議員、職員の皆さんは一昔前の日本共産党のように、中朝露を大局的には平和勢力と見ているのでしょうか。

それなら、中朝露の核軍事力は世界平和を守ると断言すべきではないでしょうか。

中野顕さん(日本共産党新宿)、いかがですか。



2022年3月29日火曜日

志位さんは日本の平和と安全を脅かす国は存在しないと信じているー日本共産党第22回大会に対する中央委員会報告よりー

日本共産党議員、職員の皆さんのtwitterや赤旗記事を見ると、近年の日本共産党は絶対平和主義者の政党ですね。

日本共産党の政策委員会に長くお勤めだった松竹伸幸さんがブログでそのように評価しています。

 野党政権と共産党綱領の諸問題・12 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp)

松竹伸幸さんが定義している絶対平和主義とは、軍事に関わることは全て反対、全て外交だけで解決できるという思考です。

山添拓議員、吉良よし子議員の下記の呟きは、絶対平和主義の立場と考えられます。


山添拓議員は、軍事力による平和は幻想だと断言しています。

中朝露の核軍事力と日本への攻撃意図がどうあれ、自衛隊解散と日米安保廃棄以外に日本の平和は実現できないという見解でしょう。


吉良よし子議員は、軍事には軍事、核には核などの力の論理は、プーチンと同じ思想だと断言しています。

吉良よし子議員は、ロシア軍と戦っているウクライナ軍兵士の方々はプーチンと同じ思想だとお考えなのでしょう。軍事には軍事、という論理で戦っているのですから。

絶対平和主義ともいえる今の日本共産党の平和理論は、昔の日本共産党の平和理論と異なっています。

宮本顕治さんのソ連は世界平和の砦論は、軍事力均衡論に立脚

本ブログで何度も説明してきたように、昔の日本共産党はソ連や中国の核軍事力が世界平和を守る、という立場でした。

上田耕一郎さんの著作「マルクス主義と平和運動」(昭和40年大月書店刊行)や、日本共産党第八回大会での宮本顕治さんの報告にあるソ連は世界平和の砦論はそんな話です。




ソ連は世界平和の砦論は、スターリンによる、ソ連は世界革命の基地論にも近いとも言えます。

金日成は北朝鮮(朝鮮半島北半部)を南朝鮮革命の民主基地と規定しました。

金日成の論考「すべての力を祖国の統一独立と共和国北半部における社会主義建設のためにーわが革命の性格と課題に関するテーゼ」(1955年4月)は、ソ連共産党の革命理論の朝鮮半島版です。

志位さんなら、スターリンの革命理論や昔の日本共産党の平和理論をよく御存知と思います。金日成の論考は知らないかもしれませんが。

ソ連、中国の核軍事力が世界平和を守ると主張した昔の日本共産党は、軍事力均衡論に立脚していたとも言えます。

この平和理論を、部分的に修正したのは昭和58年頃出た「真の平和綱領のために」という無署名論文です。

発表された正確な日付を忘れてしまいましたが、赤旗を読んでおや、と思った記憶があります。

この論文は、ソ連を社会帝国主義と規定していますから。松竹伸幸さんなら、この論文を御存知と思います。中国をそのように規定した論文もあります。

日本共産党中央委員会出版局の「国際友好・連帯運動と覇権主義」(昭和62年刊行)という本には、朝鮮労働党が日本のチュチェ思想化を狙っていると断じた論考もあります。

和田正名さんの論考です。この見地なら、朝鮮労働党も社会帝国主義です。

松竹伸幸さんはこのあたりをよく御存知と考えられますが、そこまで深入りして日本共産党の平和理論、綱領路線を論じると厄介な事になると判断し、避けているのかもしれません。

志位さんはソ連、中国の核軍事力が世界平和を守る論から、絶対平和主義への路線転換を提案

志位さんがどういう経緯でこの平和理論の修正を決意したのかわかりません。ともあれ、志位さんは平成12年11月の第22回大会で絶対平和主義への路線転換を提案しています。

志位さんは、この大会で書記局長から幹部会委員長になりました。もう22年も前になるのですね。

志位さんは書記局長として、大会への中央委員会報告をしました。「前衛」2001年2月臨時増刊のpp90-91に、次が掲載されています。




志位さんは、日本の平和と安全を脅かす国など現在および将来にわたって存在しえないと、確信していたのです。今でもそう確信している事でしょう。

安保維持論者が言い立てる脅威なるものは根拠がない、急迫不正の主権侵害など現実には殆どありえないと志位さんは述べています。

多くの日本共産党員は、日本には憲法九条があると訴えれば中朝露は核兵器禁止条約に調印すると確信している

山添拓議員、吉良よし子議員ら若い日本共産党員は志位さんの報告を学び、絶対平和主義の立場から呟いていると考えられます。

日本には憲法九条がありますよと習近平、プーチン、金正恩に外務大臣が心から訴えれば彼らは感動し、核兵器禁止条約に調印すると確信している日本共産党員はかなり多いのではないでしょうか。

山添拓議員、吉良よし子議員は中朝露を包摂する平和の枠組み、どんな問題でも話し合いで解決する仕組みとやらが自衛隊解散、日米安保廃棄により実現すると確信していそうです。

今も昔も日本共産党の平和理論では、アジアで最大の戦争国家は日本です。日本がアジアでの戦争の根源なのです。これは、レーニンの帝国主義論に依拠しています。

自衛隊解散、日米安保廃棄で戦争の根源が取り除かれたら、中朝露が核兵器廃絶、全面的軍縮に応じないはずがない、と山添拓議員、吉良よし子議員は確信しているのでしょうね。

山添拓議員、吉良よし子議員は上田耕一郎さんの「マルクス主義と平和運動」や無署名論文「真の平和綱領のために」、和田正名さんによるチュチェ思想批判の論考など読んでいないと思えるのですが、どうでしょうか。

今の日本共産党議員、職員には、日本共産党の昔の文献を読まない方が多いと感じています。

2022年3月26日土曜日

続・金正恩のミサイルが日本の領土、領海に着弾し被害が出たらどうするべきかー日本政府は金正恩の「招待所」と居住地域を戦闘機で爆撃する実験を実施すべきだー

金正恩と朝鮮労働党が行っているミサイル実験とやらで、ミサイルが日本の領土、領海に着弾し相当な被害が出たら、日本政府はどうすべきでしょうか。

現状では、日本は金正恩の招待所まで届く巡航ミサイル。弾道ミサイルを保有していません。

そこで、日本政府は戦闘機で金正恩の招待所や居住地域を爆撃する実験を実施すべきです。

空中給油機がありますから、戦闘機による金正恩の招待所や居住地域を爆撃する実験は実施できると考えます。

金正恩のミサイルが日本に着弾し被害が出たら、戦闘機で金正恩の招待所、居住地域爆撃実験を行うと閣議で決定し公示すべきだ

実際に爆撃するなら、実験ではなく攻撃ではないか、という方がいるかもしれません。

この話の大前提は金正恩のミサイル実験とやらでミサイルが日本に着弾したらどう反撃するか、です。

日本へのミサイル攻撃に対する反撃の在り方を、日本国民が議論するのは国民として当然と考えます。

このときには戦闘機で金正恩の居住地域、招待所を爆撃する実験を実施すると閣議決定し、政府のHPに日本語と朝鮮語、英語、中国語、ロシア語で公示しておけば良いでしょう。

これを公示すれば、金正恩と朝鮮労働党は猛反発するでしょうが、日本への核ミサイル攻撃はできにくくなる。

最高尊厳、とやらを徹底攻撃することが、日本の平和と安全を守るのです。金正恩の権力を徹底的に弱体化させることこそ、被拉致日本人救出の唯一の道と考えます。

金正恩のミサイルが日本の領土、領海に着弾し被害が出たらどうするべきかー日本政府は金正恩の「招待所」近くに着弾するミサイル実験を実行すべきだー

 最近、金正恩と朝鮮労働党がミサイル実験を繰り返しています。

報道によれば、3月24日に日本の排他的経済水域内に落下したミサイルは飛行距離約1100キロで、大陸間弾道ミサイル(ICBM, Intercontinental Ballistic Missile)級だそうです。

遠からず金正恩は、米国まで射程距離に入れる長距離ミサイルを大量保有することになるでしょう。これには、核弾頭も積載可能と考えられます。

金正恩は今後もミサイル実験を繰り返すでしょう。

次回以降、ミサイルが日本の領土、領海に着弾し建物や漁船に命中するなどして相当数の日本人が犠牲になる可能性があります。

金正恩と朝鮮労働党は、ミサイルの精度を高めたいでしょうから、日本国内のどこかの建物を標的にした「ミサイル実験」をやらないという保証はどこにもない。

その時日本政府が金正恩に「厳重抗議」するだけでハイ終わり、にしてしまうなら、金正恩と朝鮮労働党はどう判断するでしょうか。

日本を攻撃しても日本政府が「厳重抗議」だけなら、中朝露はそれ以後何でもやる

私見では、金正恩と朝鮮労働党はそれ以後、日本国内のどこかを標的にした「ミサイル実験」を繰り返し、ミサイルの精度を高めるでしょう。

日本を攻撃しても日本政府が一切反撃しないなら、中朝露はそれ以後日本に何でもやりますよ。

中国共産党は那覇空港を攻撃し、尖閣に重武装漁船を向かわせて領有を策すでしょう。那覇空港を攻撃しておけば、自衛隊機は発進しにくい。

ロシアは北海道を攻撃しうる。とんでもないことですが、中朝露による同時多発的日本攻撃がなされうる。

物騒な事を言うようですが、ミサイル実験とやらでミサイルが日本の領土、領海に着弾したら日本も金正恩の「招待所」近くに着弾する「ミサイル実験」を実行すべきです。

金正恩の「招待所」近くまで届く巡航ミサイル、弾道ミサイルの大量保有と非核三原則の廃止は急務です。

金正恩の「招待所」がどこにあるかは、人工衛星でわかっている。これを日本政府が事前に発表し、金正恩と朝鮮労働党に通告すべきです。

政治家の方々には、金正恩のミサイルが日本の領土、領海に着弾したらどうするのか、真剣に検討して頂きたい。

志位さんは、日本がどれだけ攻撃されても憲法九条を生かした平和外交、を主張するのでは

日本共産党と同党支援者の皆さんは、金正恩のミサイルが日本の領土、領海に着弾して相当な被害が出ても、日本政府は一切反撃すべきでないと主張するのではないでしょうか。

私見では日本共産党は、金正恩と朝鮮労働党も包み込む平和の枠組みをつくり、憲法九条を生かした平和外交を実施せよと主張すると考えられます。

金正恩のミサイル攻撃によりどれだけ被害が出ても、日本政府がやるべきは憲法九条を生かした平和外交とやらだけなら、金正恩は日本に核ミサイル攻撃を断行し民族の英雄になれますよ。



2022年3月20日日曜日

不破さんの「世界史のなかの社会主義」(昭和62年新日本出版社刊行)より思うー不破さんはソ連では男女平等、教育と医療無料化云々と宣伝ー

 推測ですが田村智子議員、宮本徹議員ならお若い頃、不破さんのこの本を熱心に読んだのではないでしょうか。

この本はソ連崩壊の四年ぐらい前に出ています。

今の日本共産党は、わが党はソ連覇権主義と生死をかけた戦いを数十年間行ってきた、と宣伝しています.

しかしソ連崩壊の四年ぐらい前になる昭和62年頃、不破さんはソ連では教育と医療が無料になっている、男女同権の普通選挙権があり、男女平等になっているなどと宣伝していました(同書p176)。

田村智子議員、宮本徹議員は民青同盟員だった頃、そんな宣伝をしたのではないでしょうか。



不破さんは、ソ連では選挙など事実上なかったことを知らなかったのでしょうか。

レーニンとボリシェヴィキが1918年1月(大正七年)に武力で憲法制定会議を解散して以降、ソ連では選挙は事実上なくなりました。

ソビエト(評議会)が全権力を持つべきとレーニンは主張し、実行したのです。

レーニンとボリシェヴィキはこれに反発する人々を反革命勢力と規定し、弾圧しました。そこで内戦になりました。

内戦で経済が破綻し、餓死者が続出している時期に憲法に男女平等とかいう記述があっても何もなりません。食糧を得られなければ皆、餓死していきます。

男女平等云々はソ連共産党の宣伝でしかない。

不破さんは社会主義国には侵略、軍拡を進める仕組みがないと宣伝

私は昔の日本共産党が、ソ連の核軍拡は世界平和を守る旨宣伝していたことを何度も論じてきました。

昭和62年刊行のこの本では、ソ連の核軍拡万歳とは言っていませんが、社会主義国には侵略や軍拡を進める仕組みがないと宣伝しています。



不破さんによれば、社会主義国には復元力があるそうです。

不破さんはこの十年ぐらい後に中国共産党との交流を再開するのですが、社会主義の復元力が発揮されたと考えたのでしょうね。

不破さんは昭和59年6月、ルーマニアを訪問しチャウシェスクを高く評価していた


この本によれば、不破さんは昭和59年6月にイタリア、ルーマニア、フィンランドを訪問しました。

不破さんによれば、ルーマニアやユーゴスラヴィアでは自主独立を特質とする政府と党が国民の中にしっかりと根をおろしています(同書p225)。

この五年ぐらい後に、ルーマニア共産党政権は国民により打倒され、チャウシェスク大統領夫妻は処刑されました。

政府と党が国民の中にしっかりと根を下ろしているという評価は、何を根拠にしていたのでしょうか。

何でユーゴスラヴィアは内戦になってしまったのでしょうか。この件、いまだに私にはわかりません。セルビアではロシアによるウクライナ侵略を支持する方が多いようです。

日本共産党はソ連や中国、東欧や北朝鮮の宣伝を長年盲信していました。覇権主義の党、の宣伝を盲信したのです。

田村智子議員、宮本徹議員にはお若い頃、ご自身が熱心に読んだ日本共産党の文献をじっくり読んでいただきたいものですね。




2022年3月17日木曜日

大山奈々子神奈川県議(日本共産党)の窮鼠猫を噛む、論より思うー猫はNATO、プーチンは鼠というたとえー

 大山奈々子県議は、日ごろから熱心に日本共産党の見解を普及している方です。朝鮮学校への無償化適用、補助金増も強く主張なさっています。

大山奈々子県議は絶対平和主義の見地から、自衛隊解散と日米安保廃棄を一刻も早く実現したいとお考えなのでしょう。

大山奈々子県議はtwitterで、ロシアによるウクライナ侵略を窮鼠猫を噛む、と喩えています。以下です。



察するに大山奈々子県議は、欧米諸国から支援された対戦車ミサイル砲等でロシア軍と戦っているウクライナ国民を、プーチンと同様の戦争勢力と見ているのではないでしょうか。

祖国防衛のために戦っているウクライナ国民はNATOの手先だという見方です。

レーニンの見地なら、ロシアによるウクライナ侵略の原因は米帝国主義とNATO

レーニンの帝国主義論の見地なら、そういう結論が出ます。

これなら帝国主義、金融資本が戦争を起こすのですから、ロシアによるウクライナ侵略の原因は米帝国主義、米国の産軍複合体だ、という話です。

レーニンは第一次世界大戦のとき、祖国防衛を唱えた社会民主主義者を徹底批判しました。

この見地から多くの日本共産党員はプーチンも悪いが、武器を取って戦うウクライナ政府とウクライナ人も戦争勢力だ、大政翼賛会と同じだなどと考えているのでしょう。

松竹伸幸さんがブログで指摘していたように、軍事力は絶対悪だと考えている日本共産党員は本当に多いのですね。

憲法九条教徒は、中朝露の味方です。

2022年3月11日金曜日

Российские войска должны быть немедленно выведены из Украины! ロシア軍はウクライナから直ちに撤退せよ!

 Российские войска должны быть немедленно выведены из Украины!

このロシア語で良いでしょうか。私は四十年ほど前、ロシア語を第二外国語として選択しました。上記は受け身になっていますが、能動態で書くべきかもしれません。

ロシア語は動詞の使い方が難しいのです。また少しずつ勉強しようと思っています。

小池晃書記局長「憲法九条はおまじないではない。世界中に憲法九条があれば守られる」ーウクライナに憲法九条があったらロシアに侵攻されなかったのでか、という問いに対して

 小池晃書記局長はyou tuber小池、として発信をしています。

以下で、小池晃書記局長はロシアによるウクライナ侵略に関連する、支援者からの質問に答えています。

緊急LIVE!ロシアのウクライナ侵略 止めるために - YouTube 

放送開始後24分ぐらいで、ウクライナに憲法九条があったらロシアに侵攻されなかったのでしょうか、という進行役からの問いに対する答えています。上記です。

小池晃書記局長によれば、憲法九条はおまじないではないから、憲法九条があったら攻撃されないというわけではありません。

憲法九条は絶対に侵略戦争をしないという平和宣言になっているから、これを持つ国に侵略をしたら批判される。

世界中に憲法九条があったら守られるそうです。

この答えに、進行役の女性や視聴者はどう思ったのでしょうね。

小池晃書記局長は結局、ロシアに憲法九条があったらウクライナを侵攻できなかった、という空想の話をしているではないですか。

世界中に憲法九条、など空想の世界の話です。

強大な核軍事力を持つ中朝露が、日本に憲法九条があるからといって日本攻撃を躊躇するでしょうか。

小池晃書記局長のyou tubeを見ていた方の中にそんな気持ちになった方が相当いそうです。進行役の女性はまずいと思ったのか、すぐに次の質問に変えました。

中朝露による核ミサイル攻撃に反撃、報復するため日本は非核三原則を廃止するべきだ

強大な核軍事力を持ち、他国の攻撃と併合を目指す国家が隣にあるとき、自国がその国から侵略されないためにはどうするべきなのか。

攻撃、侵略に対する徹底的な反撃力、報復力を持つべきです。核ミサイル攻撃に専守防衛、などありえません。

狂暴な隣国が抵抗するなら核を使うぞ、と脅かしてくるなら我が国も核で報復する、と通告する意思と能力を持つべきです。

日本は非核三原則を一刻も早く廃止し、米国との核の共有や原潜保有、弾道ミサイルと巡航ミサイル大量保有を実行するべきです。

日本共産党は安全保障の具体策について思考と議論をしないー力の論理に断固反対だから

小池晃書記局長は急迫不正の主権侵害に対しては、自衛隊も含めて対応すると答えていました。

小池晃書記局長は対応する、の中身については一切語りませんでした。

外国からの攻撃は多くの場合、ミサイル攻撃などの空爆から始まります。朝鮮労働党の武装工作員が潜水艦で潜入し、大都会で生物化学兵器テロを断行することも考えられますが。

ミサイル攻撃に対して自衛隊が反撃するなら、攻撃をしてきた国のミサイル基地を攻撃するしかない。

自衛隊が敵基地攻撃能力を持たなければ、ミサイル攻撃への反撃などできません。

日本共産党は、中朝露が日本を懲罰するなどと称して日本にミサイル攻撃を断行したらどうするか、という件についての思考と議論ができないのです。

お返しに中朝露を懲罰する、しかない。

日本への核ミサイル攻撃には日米安保全面発動で米国の核軍事力による報復を要請する、という答えも、日本共産党員にはできません。

これらは力の論理には力の論理で対応する事になるから駄目だ、という発想です。困ったときには米軍に何とかしてもらおう、という話ですから。

自衛隊の戦闘機が、日本攻撃をした国のミサイル基地を空爆することにも日本共産党は断固反対なのでしょう。

ミサイルの発射基地まで自衛隊の戦闘機が、空中給油機と共に行き、空爆をすれば相手国の領空侵犯、敵基地攻撃になります。

力の論理に力の論理で対応、という話です。

日本共産党第二十回大会決定の見地なら、警察がライフル銃で核ミサイルを撃墜せよ

小池晃書記局長は結局、警察と自主的自警組織が核ミサイルをライフル銃で撃墜すべきと考えていそうですね。

日本共産党第二十回大会決議から考えると、そんな話になります。

松竹伸幸さんは、第二十回大会決議は絶対平和主義の決定だから廃棄すべきと考えているのでしょう。


大山奈々子神奈川県議は力の論理に憲法九条で対応すべきだ、旨ブログやtwitterで主張しています。


大山奈々子神奈川県議によれば、日本国憲法により日本はどこも攻撃しないし、どこからも攻撃されない国になりました。

この主張は、小池晃書記局長が言う憲法九条はおまじない論、になっていませんか。日本国憲法が日本を攻撃されない国にしたそうですから。

ウクライナに憲法九条があればロシアは侵攻できなかった、と考えている日本共産党員は相当いるのではないでしょうか。








2022年3月10日木曜日

日本共産党は絶対平和主義の立場から日米安保と自衛隊を否定しているー松竹伸幸さんがブログでこう主張ー

 松竹伸幸さんは、日本共産党の政策委員会という部署に長く勤務なさった方です。

以下で松竹伸幸さんは、日本共産党の平和理論を批判しています。野党政権と共産党綱領の諸問題・了 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp) 

松竹伸幸さんによれば、多くの日本国民が日米安保を容認しているのは周辺諸国が危険だからです。

絶対平和主義の立場から日米安保と自衛隊を否定する日本共産党の手法は、政権獲得を目指す政党がとるべきものではない。

日本共産党は米国を帝国主義と規定しているが、それなら中国とロシアも帝国主義と呼ぶべきだと松竹伸幸さんは主張しています。

松竹伸幸さんは志位さんに、中朝露の軍事的脅威が存在するのだから日米安保と自衛隊を当面容認すべきと言いたいのでしょうね。

日本共産党が絶対平和主義の立場から日米安保、自衛隊を批判しているという点ですが、最近の日本共産党は力の論理に力の論理ではプーチンと同じだ、憲法九条を生かした平和外交だという話をよくしています。

これは、日本共産党第二十回大会決議が示すように中朝露による日本攻撃、侵略に対しては警察と自主的自警組織により自衛すべきだという事でしょうね。


中朝露が日本に核ミサイル攻撃をするぞ、と脅迫してきたとき日本共産党が参加する政権なら、警察と自主的自警組織が自衛措置を取ると反論するのでしょう。

警察、自主的自警組織がライフル銃と拳銃で核ミサイルを撃墜せよと日本共産党が参加する政府は言うのでしょうか。

大山奈々子神奈川県議は絶対平和主義

松竹伸幸さんが主張する日本共産党の絶対平和主義とは、軍事に関わることは全部反対、すべて外交だけで解決できるという思考です。

大山奈々子神奈川県議は、ブログやtwitterでそんな主張をしています。以下です。




大山奈々子神奈川県議によれば、武力を放棄した日本国憲法により日本はどこも攻撃しないし、どこからも攻撃されない国になりました。

中朝露は憲法九条がある日本攻撃などできない、という話になります。

この視点なら、ウクライナに憲法九条があればプーチンはウクライナ侵略などできなかったという話になるでしょうね。

プーチン、習近平と金正恩は自衛隊解散、日米安保廃棄が実現したらどんなに嬉しいでしょう。

プーチンはNATO解体も切願しています。

軍事ブロック反対を叫ぶ日本共産党と中朝露は平和の課題、では同じですね。

2022年3月6日日曜日

志位さんは中朝露による核ミサイル攻撃に対し、警察と自主的自警組織がライフル銃と拳銃で反撃すべきと考えるー日本共産党第20回大会決議よりー

 日本共産党第二十回大会(平成6年7月)決議は、急迫不正の主権侵害時に対して警察力や自主的自警組織など憲法九条と矛盾しない自衛措置を取るべきと主張しています。



この数年後の日本共産党大会で、自衛隊の防衛出動を認めるような決定がなされています。第23回大会でしたかね。

私はそれで日本共産党も多少は変わったのかな、と思っていたのですが、日本共産党の内部事情をよくご存じの松竹伸幸さんのブログによればそれは大きな間違いです。

9条は防弾チョッキの装着も許さない!? | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp)

松竹伸幸さんによれば、志位さんは侵略されたら警察と自主的自警組織で守るという固い信念を持っています。

志位さんは専守防衛という範囲で、自衛隊がどう侵略者に反撃するかという事を日本共産党の基本政策にすることを固く拒んでいます。

松竹伸幸さんによれば、ウクライナへの武器支援に関する田村智子政策委員長の態度変更を迫れるのは志位さんしかいません。

志位さんは警察官が核ミサイルをライフル銃で撃墜すべきと考える

志位さんは、中朝露による核ミサイル攻撃が行われても、自衛隊が防衛出動して反撃することに断固反対なのでしょう。

第20回大会決議の見地より、警察と自主的自警組織がライフル銃と拳銃で核ミサイルを何とか撃墜すべきと考えているはずです。

志位さんは東京大学工学部の出身ですから、ライフル銃と拳銃の性能ではミサイルを撃墜できないことがすぐにわかるはずなのですけれどね。

自衛隊が金正恩による核ミサイル攻撃に反撃することを認めるなら、ミサイルを発射する基地や、金正恩の居住区域への攻撃力を持つことを認めねばならない。

敵基地攻撃能力の保有ですから、憲法九条違反、立憲主義の破壊です。

自衛隊が敵基地攻撃能力を持てば、中朝露を威嚇することになると日本共産党は宣伝する

日本共産党員は、自衛隊が敵基地攻撃能力を保有すれば、中朝露を威嚇することになるとみます。

中朝露の首脳、習近平、金正恩とプーチンを威嚇することになると日本共産党員は大真面目に考えているのです。

日本共産党が主張する憲法九条を生かした平和外交、の大前提は自衛隊解散、日米安保廃棄です。

自衛隊解散、日米安保廃棄を実現してさらに中朝露の首脳と繰り返し会談をできる枠組みを作れば、中朝露首脳、特に金正恩は日本政府を信頼し、体制の安全が保証されたと安心するそうです。

そこで中朝露は核兵器を廃絶し、人民解放軍、朝鮮人民軍とロシア軍を解散する。

志位さんと日本共産党員が心中で描いている中朝露の動向はこんな調子でしょう。

これなら、さいとう和子さん、大山奈々子神奈川県議ら多くの日本共産党員が軍事力絶対反対、軍事力で平和は守れないと主張することもわかってきます。



日本共産党を支援する知識人、運動家は中朝露による蛮行の歴史を直視できない

プーチン、習近平、金正恩は自衛隊が巡航ミサイル、弾道ミサイルと原潜を保有した程度で怖いな、と怯えるでしょうか。

憲法九条教徒は、中朝露の実態を中朝露の蛮行の歴史に即して考えていくことができない。

中朝露は条約や国家間の協定、首脳間の合意や共同宣言、共同声明を気軽に破ります。

中朝露は国際法を無視します。条約や協定、首脳間の合意を破ってもわが国は国際法を遵守している、などと宣伝します。

中国共産党によれば、香港では一国二制度が堅持されています。ロシアはウクライナの非ナチ化、非軍事化のためにやむなく宣戦布告をしたそうです。

朝鮮労働党が日本人、日本政府と対話をする集団なら、拉致された日本人や韓国人はとっくの昔に帰国できています。

朝鮮人民軍による日本漁船銃撃と漁船員殺害について謝罪し、銃撃した犯人を引き渡して遺族に補償をしているはずです。

日本共産党を支援する知識人、運動家は中朝露による蛮行の歴史についての思考と議論を拒否する方々なのでしょう。

憲法九条教徒の脳内には、この件は思考と議論をしてはならない、という思考の壁のようなものが存在するようですね。










2022年3月5日土曜日

田村智子議員は日本政府によるウクライナへの武器供与を昨夕容認したー今日の記者会見で訂正。集団的自衛権の行使になる、という判断か

 田村智子議員は、日本共産党の政策委員会委員長としてよく記者会見を行っています。

報道によれば、田村智子議員は昨夕の記者会見では日本政府によるウクライナへの防衛装備提供を容認しました。

その後、この件について日本共産党内で議論があったようです。

本日(3月5日)の記者会見で田村智子議員は防衛装備の提供は武器輸出、軍事支援だから日本共産党は反対と昨日の見解を撤回しました。

武器輸出は憲法九条に反する、という判断でしょうね。

今のウクライナでは、普通の人が銃を持ってロシア軍と戦っているー普通の国民への食糧支援も軍需物資提供となる

日本政府がウクライナにするべきは非軍事支援に限るべきだ、と田村智子議員は語っていました。

今のウクライナに食糧を提供して国民が受け取っても、普通の国民がウクライナ軍の指揮下で銃を持ってロシア軍と戦っているのですから軍需物資提供です。

日本の非軍事支援とやらをプーチンはそのように受け取るでしょう。

日本共産党の平和理論の見地を徹底するなら、日本政府によるウクライナへのいかなる支援も集団的自衛権の行使になると主張すべきです。

ウクライナの平和と安全が脅かされると、次は日本が危なくなるかもしれないとの見地から支援をするのですから。

食糧支援でもウクライナ軍への後方支援、軍需物資提供になります。

日本政府がウクライナ軍の後方支援をすればロシア軍に攻撃され戦争に巻き込まれる、と日本共産党は主張すべきです。

ロシアが日本企業や省庁、あるいは発電所などインフラに徹底的なサイバー攻撃を断行する可能性が十分あります。

日本政府によるウクライナ支援は、ウクライナ軍の後方支援になるー立憲主義の破壊

ウクライナの平和と安全が脅かされたら軍需物資を送り、ウクライナ軍の後方支援をすることが許容されるなら、台湾有事でも同じことが許容されることになります。

日本共産党の平和理論ならこれは憲法九条違反であり、立憲主義を破壊する行為という話になります。

25年ぐらい前、新ガイドライン(周辺事態法)が国会に出されたとき、日本共産党はそんな宣伝をしていました。

田村智子議員は、立憲主義を一日破壊してしまったという結論になりそうです。

ウクライナ支援を強く主張している中野顕さん(日本共産党新宿)も、日本政府によるウクライナへの軍事支援は立憲主義の破壊と見ているのでしょうか。

日本共産党が政権に参加することを、プーチン、習近平、金正恩は願っているでしょうね。

野党と市民の共闘の成功を中朝露は願っているのです。


追記:私は日本政府がウクライナに小火器なども支援すべきと考えます。

日本からウクライナに直接軍需物資を運ぶことは無理ですから、ポーランドやドイツと協力して運ぶべきです。

日本からウクライナに軍事物資を支援べきだ、という世論が強くなり実際に大量支援されたら、プーチンには大打撃です。

ゼレンスキー大統領とキエフは何とか持ちこたえてほしいですね。

ロシア軍兵士の中には、すでに相当厭戦気分が蔓延していると考えれらます。

ウクライナ人は皆、ロシア語を話します。ロシア兵士に「帰れ、帰れ」(ダモイ、ダモイ)と住民が叫んでいる動画を見ました。

帰りたいよ、とロシア人兵士も思ったのではないでしょうか。



さいとう和子さん(元衆議院議員。日本共産党千葉県)による日本が中国共産党の台湾脅迫と攻撃・朝鮮労働党の核軍拡起源論より思う

 さいとう和子さん(千葉県の日本共産党の方。元衆議院議員)によれば、大日本帝国は第二次大戦時、日本人を310万人、アジアの人々を2000万人殺害したそうです。下記です。

第二次世界大戦が命を奪ったとは、米国が310万人の日本人を殺害したと言う話かもしれません。


第二次世界大戦、という名称の団体、個人は存在しませんから、さいとう和子さんが戦争犯罪を告発したいのなら存在する国家や軍隊の名前にするべきでしょう。

最近の日本共産党員には、米国の戦争犯罪を免罪する傾向がありますね。

大日本帝国は2千万人殺害するために必要な攻撃力、破壊力を持っていなかった

アジアで2000万人の命を奪った、の部分の主語は米国、英国ではなく大日本帝国かと思いますが、ありえない数字です。

大日本帝国は東京大空襲を200回実行できるような攻撃力、破壊力と石油を持っていませんでした。零戦を百万機ぐらい保有していないとできなさそうです。

数百の航空母艦が必要と思えます。空母を守る戦艦が一体どれだけ必要なのか、わかりません。

大日本帝国がそんな攻撃力、破壊力と石油を持っていれば米国に勝っていますよ。

2000万人ですから、大日本帝国が人口百万人の大都市を二十、殲滅させないと数が合わないのですよ。

零戦が無差別爆撃を行っても、人口百万人の大都市の殲滅はできないでしょう。

中国共産党が昔、日本が2000万人殺害したという数字を出したような記憶があります。

さいとう和子さんはどこかでこれを聞いて、そのまま宣伝しているだけではないでしょうか。

中国共産党、朝鮮労働党は虚偽宣伝を重視します。ソ連共産党とその継承者、プーチンも同様です。

中国共産党の台湾脅迫、朝鮮労働党の核軍拡の根源は日本の憲法九条廃止論者ーレーニンの帝国主義論の見地

この呟きの最後の部分でさいとう和子さんは、現代日本が憲法九条を無くそうとしているから緊張が高まっていると断言しています。

中国共産党による台湾脅迫や金正恩と朝鮮労働党による核軍拡の根源は、日本の憲法九条廃止論者だという話です。

日本共産党はレーニンの帝国主義論、戦争と平和の理論に依拠し、日本国家をアジアにおける戦争と核軍拡の根源と見ているのです。

さいとう和子さんはレーニンの帝国主義論の見地からこのようにつぶやいたと考えられます。

従って日本共産党は、自衛隊解散、日米安保廃棄を実現すれば中朝露には核軍拡を行う誘因がなくなり、人民解放軍、朝鮮人民軍、ロシア軍をいずれ解散するとみる。

日本国家が国防力を皆無にすれば、プーチン、習近平と金正恩から信頼され、対話が進展して中朝露も核兵器廃絶条約に調印するとみているのです。

ところで、中国共産党が最初の核実験を行ったのは昭和39年ですから、昔の東京オリンピックの頃です。

朝鮮労働党は金日成以来、核兵器開発を進めてきました。金日成は繰り返し、わが共和国は核を保有する意思も能力もないと虚偽宣伝をしていました。

金正恩は核弾頭を数十個保有できたので、さらなる核兵器の小型化、軽量化、精密化を進めています。

中国共産党、朝鮮労働党が日本の憲法改正論者の動向や自衛隊の装備を考慮して核軍拡を行ってきたなど、ありえません。

昔の東京オリンピックの頃、日本に憲法九条廃止論者がどれだけいたでしょうか。

中国共産党、朝鮮労働党とプーチンが恐れているのは米国の核軍事力です。

さいとう和子さんは、米帝国主義の核軍事力を過小評価していませんか。

2022年3月4日金曜日

プーチン、習近平、金正恩と日本共産党の願いは同じー憲法九条を欧州とアジアに(欧州各国の軍隊解散、NATO解体、日米安保廃棄、アジアから米軍は出ていけ)ー

 日本共産党はプーチンによるウクライナ侵略を強く批判しています。

私もプーチンは強く批判されるべきと思いますが、日本共産党とプーチンが欧州平和のためとして目指しているものが同じであることを改めて強調したい。

憲法九条を欧州に、です。この件、私は本ブログの以下で指摘しました。黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さんはNATO解体、米軍はアジアから出ていけで欧州左翼、韓国左翼、中朝露と連帯すべきだ (blueribbonasiya.blogspot.com)

繰り返しですが、日本共産党の平和理論はレーニンの帝国主義論、戦争と平和の理論に依拠しています。

帝国主義、金融資本が戦争を起こす。この見地から、米国を中心とする軍事ブロック(NATOや日米安保)が戦争を起こすことになります。

NATO加盟国と日本は戦争勢力、帝国主義側の国となります。

NATO加盟国や日本がどこかの国から攻撃、侵略されてもそれは帝国主義戦争であると日本共産党、レーニンを信奉するマルクス主義経済学者、左翼知識人と運動家はみなします。

共産主義者、左翼はレーニンの教えに学び、帝国主義戦争で祖国防衛など唱えてはならナウいという話です。

帝国主義側の国の共産主義者、左翼は自国の軍事力を皆無にし、戦争ができないようにせねばならない。

欧州左翼ならまずはNATOを解体せねばならない。レーニンの見地なら、こんな結論になります。

山添拓議員、中野顕さん(日本共産党新宿)はレーニンを信奉している

日本共産党員なら日米安保を廃棄するだけでなく、アジアから米軍は出ていけ、を主張して韓国左翼と連帯せねばならない。

日本共産党の山添拓議員は軍事力では平和を保てないと呟いていますが、上記のようなレーニンの理論に依拠して発言していると考えられます。


中野顕さん(日本共産党新宿)は平和について考える学習会を実施し、集団的自衛権を否定する平和の枠組みを広がることが何より大事だという結論に達したそうです。

これはNATO解体、日米安保廃棄を意味しています。中野顕さんも、レーニンを信奉しています。

憲法九条は集団的自衛権を否定するから、抑止力になるそうです。



日本共産党は憲法九条を世界に広げたい。この背景には、レーニンの戦争と平和の理論があるのです。

昔の日本共産党は、スターリンと毛沢東、金日成を信奉していました。

今の日本共産党員はスターリン、毛沢東、金日成を批判していますが、ソ連の元祖レーニンは信奉しています。

憲法九条を世界に、とは米国と同盟関係にある国々の軍隊解散、米国との軍事同盟解体ですから、NATO解体、アジアから米軍は出ていけ、台湾の軍隊解散です。

これはプーチン、習近平、金正恩の願いでもあります。

プーチンは日本共産党の平和観に共鳴する人物の政権を欧州に作りたい

想像ですが、プーチンはウクライナ、東欧と北欧諸国に日本共産党のような平和観を持つ人物の政権を作りたいのではないでしょうか。

ロシアとプーチンを批判するが憲法九条に共鳴し、自国の軍隊を解散する。NATOから離脱し、NATO解体を主張する人物です。

そんな人物が欧州の政治家にいるのか、疑問ですが。

こんな人物なら、庶民はその方をプーチンの傀儡とは思わないでしょうから。

2022年3月3日木曜日

松竹伸幸さんは日本共産党を絶対平和主義の政党と見ているー日本が侵略された場合、警察力と自主的自衛組織で守ると日本共産党は主張

 松竹伸幸さんは、日本共産党本部の政策委員会という部署に長くお勤めだった方です。

Wikipediaによれば、松竹伸幸さんは全日本学生自治会総連合の委員長を務めたと出ています。

松竹伸幸さんはブログで、20年ぐらい前から日本共産党は絶対平和主義の政党になっていったと評しています。

野党政権と共産党綱領の諸問題・12 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp) 

松竹伸幸さんによれば絶対平和主義とは、軍事にかかわることはすべて反対、全て外交だけで解決できるという思考のことです。

絶対平和主義に立ってしまえば、自衛隊や日米安保について社会科学的な接近は無用になると松竹さんは主張しています。

私も近年の日本共産党が軍事力では平和は守れない、と考えていることを本ブログで指摘しました。

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 「力の論理」を否定する日本共産党は中朝露による日本攻撃、侵略受忍論者であるー志位さんは「力の論理」に憲法九条で対抗すべきと主張ー (blueribbonasiya.blogspot.com) 

私は中朝露による日本攻撃についての思考と議論を拒否する日本共産党は日本攻撃、侵略受忍論者であると指摘しました。

松竹伸幸さんは日本攻撃、侵略受忍論者という語は用いていませんが、日本共産党が軍事力についての思考と議論を拒否していると指摘しているのですから私と大同小異です。

松竹伸幸さんによれば、日本共産党は日本が侵略された場合、警察力と自主的自警組織で守るべきと考えています。以下で松竹さんはそう指摘しています。

野党政権と共産党綱領の諸問題・11 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp)

核ミサイル攻撃や生物化学兵器に警察力と自主的自警組織で反撃、ですから拳銃とライフル銃で反撃せよという話です。

ミサイルや戦闘機をライフル銃で撃墜することはできません。警察官や自主的自衛組織は魔術師の集合体ではない。

日本共産党は憲法九条教徒の政党

軍事力という力の論理、ではなく、憲法九条という平和の論理でミサイルや戦闘機に反撃するべきと日本共産党員は考えているのでしょう。

中朝露が日本のどこかの都市に核ミサイル攻撃を断行したとき、日本共産党員は平和大集会を各地で緊急開催し平和の論理、で中朝露に反撃するのでしょう。

日本共産党は絶対平和主義の政党、というより憲法九条教徒の政党、と把握した方が実態に近いのではないでしょうか。

さいとう和子さん(日本共産党千葉県)は、攻められたら終わりで無数の命が奪われるから軍事力には絶対反対と呟いています。


軍事力絶対反対、憲法九条教徒の日本共産党員は、中朝露が日本に核ミサイル攻撃を断行しても、日本国家が反撃をすべきではないと考えているのでしょう。

絶対平和主義者、憲法九条教徒は、中朝露による日本への核ミサイル攻撃受忍論者です。朝鮮労働党は生物化学兵器も所有しています。

志位さんは中朝露による日本への先制攻撃が行われても、それを帝国主義戦争とみなす

松竹伸幸さんのブログによれば、志位さんが絶対平和主義、憲法九条教徒に近いようです。

私見では志位さんは、レーニンの帝国主義論、戦争と平和の理論を信奉する方です。レーニンの見地なら、アジアで戦争を起こす根源は日米軍事同盟です。

中朝露が日本を先制攻撃、侵略してもレーニンの見地では、これを帝国主義戦争とみなすことになる。

レーニンの見地なら日本が米帝国主義と同盟していることにより、中朝露による日本への先制攻撃が生じる。

レーニンの見地なら中朝露と日米軍事同盟の戦争は帝国主義戦争です。

帝国主義戦争が起きた場合、労働者階級は祖国防衛などすべきではない、とレーニンは説きました。

第一次世界大戦のとき、カウツキーの影響下にあった社会民主政党は祖国防衛を支持し、排外主義者となったとレーニンは力説しました(「日和見主義者と第二インタナショナルの崩壊」レーニン全集第22巻所収)。

中朝露による日本攻撃の可能性を云々する人や、日本国家が核ミサイル攻撃への反撃力、報復力を持つべきだと主張する政治家や知識人、運動家は社会排外主義者だ、と志位さんは見ていると考えられます。