2024年1月21日日曜日

中祖寅一さん。政権に参加した日本共産党が日本有事の際に日米安保を活用するなら、野党の今でも日米軍事同盟の強化に賛成するべきです。

 中祖寅一さんは、日本共産党の「赤旗」編集局の方です。

1月18日の「赤旗」に、「松竹氏の主張は支配層への屈服 意見の対立で排除はしない」と題した中祖寅一さんの討論が掲載されています。

中祖寅一さんによれば、日米安保堅持の立場に立てという松竹伸幸さんの主張は支配層の求める安保容認、自衛隊合憲への「現実路線」への変更を迫るものです。

松竹伸幸さんの主張は支配層への屈服であり、これは松竹伸幸さんが支配層の日本共産党攻撃にのみこまれた結果だそうです。

私見では、日本共産党が政権に参加できた時、日本有事の際に日米安保第五条により米軍に出動要請をする事、違憲の自衛隊を合憲と認めて防衛出動を容認する事については、志位さんと松竹伸幸さんは一致しています。

松竹伸幸さんは、志位さんのこの政策を支持していると考えられます。

与党としての日本共産党の安全保障政策が日米安保廃棄・自衛隊大幅縮小なら、連合政権は崩壊する

それなら安全保障政策で志位さんの主張と松竹伸幸さんのそれがどう違うのか、という点でが問題になります。

中祖寅一さんは松竹伸幸さんが上記だけでなく、政党として日本共産党が日米安保堅持、自衛隊容認を唱える事を主張していると考えています。

中祖寅一さんは、上記の志位さんの主張は連合政権の政策について述べているだけで、与党としての日本共産党の政策ではないというお考えでしょう。

連合政権に日本共産党の見解を持ち込まないのなら、日本共産党は与党として日本有事の際に、日米安保第五条により米軍に出動要請をし、自衛隊が防衛出動をすることを認めると明言するべきです。

与党としての日本共産党が日米安保を活用するなら、日米軍事同盟が日本の平和を守ることを政党として容認したことになりませんか。

与党としての日本共産党が政権の安全保障政策に断固反対し、日米安保廃棄、自衛隊の大幅縮小の論陣を「赤旗」などで主張するなら、そんな連合政権はすぐに崩壊してしまいます。

閣内不一致ですから。

国民連合政権とやらが成立したとき、野党になっているであろう自民党や公明党、維新、国民民主党がこの件を徹底的に追及するでしょう。

日本共産党が与党になったら日本有事の際に日米安保を活用し、日米軍事同盟により日本の平和を守るというなら、野党の今でも岸田内閣が進めている日米軍事同盟強化策に賛成するべきです。

中祖寅一さん、いかがですか。

与党としての日本共産党が日米安保を活用して日本の平和を守るというなら、野党の今でも岸田内閣による日米軍事同盟強化に賛成するべきです。




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