日本共産党の平和理論では、日米安保を批判する中国共産党、朝鮮労働党とロシアは平和勢力です。
この件、本ブログでは繰り返し指摘してきました。日本共産党第22回大会で志位さんは、安保維持論者たちが言い立てる脅威など根拠がないと断言しました(平成12年11月)。
志位さんはさらに、東アジアには非同盟、非核兵器、紛争の平和的解決など進歩と平和の巨大な流れが広がっていると報告しました。
志位さんは中国共産党、朝鮮労働党とロシアが進歩と平和の巨大な流れをつくっていると確信したのです。
平成12年11月の第22回大会で定式化されたこの見地は、その後の大会決定や中央委員会総会で否定などされていません。
その後朝鮮労働党がどれだけ核実験や弾道ミサイル実験をやろうと、日本共産党は朝鮮労働党を朝鮮半島における平和の流れをつくる国とみます。
最近の志位さんの呟きも、中朝露が日本を攻撃することなどありえないという、日本共産党第22回大会の見地に依拠しています。志位和夫さんはTwitterを使っています: 「今問われていることの核心は「専守防衛」を投げ捨ててしまっていいのかにあります。 「安保3文書」でも「専守防衛に徹し…」と言わざるをえない。しかし実際にやろうとしていることは、相手国に脅威を与える敵基地攻撃能力保有など「専守防衛」の完全な放棄です。 この矛盾を追及し、共同を広げたい。」 / Twitter
日本共産党新宿地区委員長の中野顕さんの以下の呟きも、中朝露が平和勢力であるから日本を攻撃することなどありえないという、日本共産党第22回大会の見地に依拠していると考えられます。中野 顕さんはTwitterを使っています: 「「最も大事な外交は日米同盟の強化」とのご意見頂きました。いやはや。世界最強の軍事大国アメリカの庇護に入り、完全に一体化すれば、独自の外交なんていらないと言わんばかり。なんという独立心のなさ。なんという思考停止か。これは「外交」じゃなく「軍事的従属」。やっぱりまともな外交がない。」 / Twitter
私は中野顕さん、くるみわりさんら日本共産党員にtwitterで、朝鮮労働党の蛮行の歴史を直視する事を繰り返し訴えてきました。
中野顕さん、朝鮮労働党が主張する「共和国の自主権」を御存知ですか
朝鮮労働党はマレーシアの空港で、金正男さんをVXガスにより殺害しました。
直接の下手人はベトナムとインドネシアの女性ですが、彼女らは日本のテレビ撮影だと朝鮮労働党工作員に騙されていました。
朝鮮労働党はテロのために化学兵器を使います。
中野顕さんは、朝鮮労働党はASEANとなら対話をすると確信しているようですが、朝鮮労働党はマレーシアの主権を侵害したのですよ。
ベトナムとインドネシアの女性を騙した朝鮮労働党に、左翼の女性運動家が激高しないのは実に不思議です。(7) 中野 顕さんはTwitterを使っています: 「【案の定、悪循環】日本の軍拡方針(先制攻撃用ミサイル配備)に対し、北朝鮮🇰🇵が反発。「国家主権を守るため軍事的措置を断行する」と。日本上空を通過する大陸間弾道弾ミサイル発射も示唆しました。「岸田VS金正恩」の危険な挑発合戦に突入だ。戦争回避へ国連、ASEAN仲介による多国間交渉が必要です。 https://t.co/mbjWThoYS7」 / Twitter
金正男さん殺害事件の前まで、マレーシア政府と朝鮮労働党は友好関係を維持していました。
その後、マレーシア政府が朝鮮労働党の外交官を追放するなどの処置を取ったので、両国関係は断絶しました。
朝鮮労働党の理屈では、金正男さんへのVXガス散布は「共和国の自主権」です。これに抗議をするマレーシア政府は、共和国の自主権を侵害しています。
朝鮮労働党には金正恩の指令なら何でも実行する権利があるという理屈が、共和国の自主権なのです。
日本に核ミサイル攻撃をすることも、共和国の自主権です。これは平成26年11月23日の朝鮮中央通信に出ています。
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