最近の日本共産党は中国共産党を批判しています。
同党の宮本徹議員は、中国共産党は共産党の名に値しない、とtwitterで主張しています。
しかし日本共産党は、中国共産党が日本への攻撃、支配を策している事は決して認めません。中国共産党は元来、戦争国家なのです。
私見では習近平と中国共産党が目指している中華民族の偉大な復興、とは中華帝国の再興です。
明の永楽帝は鄭和という宦官に艦隊を任せ、アフリカまで遠征をさせました。鄭和が遠征をした地域は、元来は中国の領土だったと中国共産党はみなします。
中国共産党の理屈としては、日本や朝鮮半島、モンゴル、ベトナムなど周辺諸国は中国の王朝に朝貢した事があるのですから、中国共産党の指導下に入るべきです。
中国共産党は南シナ海に九段線、という線を勝手に設定し、南シナ海のほぼ全域を中国の領土と規定しました。
南シナ海問題 「九段線」は国際法違反/インドネシア 中国は根拠説明を
(jcp.or.jp)
中国共産党は昭和49年に西沙諸島、昭和63年に南沙諸島でベトナムと交戦し、ベトナムを排除して徐々に支配を固めています。
当面中国共産党は、国家安全維持法を世界中に適用させるべく、公安警察の拠点地を世界各地に配置し、中国共産党を批判する各地の中国人を脅迫しています。
日本でも、いくつかの大都市に中国の公安の拠点地があるのでしょうね。国家主権の侵害そのものです。
志位さんは日本共産党第22回大会(平成12年11月)で、安保維持論者が言い立てる脅威などない、と報告しています。
志位さんは、東アジアには非核、非同盟、紛争の平和的解決という進歩と平和の巨大な流れがあることを中国共産党や朝鮮半島との交流で実感した旨、報告しています。
中国共産党、朝鮮労働党は平和勢力だという話です。
志位さんは中国共産党、朝鮮労働党は紛争を平和的に解決する集団と見ているのです。宮本徹議員の次の呟きも、日本共産党第22大会決定に依拠していると考えられます。(1) 宮本徹さんはTwitterを使っています: 「閣議決定された安保3文書を見れば、明白なのですが、日本へ武力攻撃も、その着手もないもとで、米軍がA国と戦争を開始すれば、A国に日本が「反撃」としてミサイルを撃ち込むことを決めたわけです。日本と国民をアメリカの戦争に引きずり込むものです。戦争にいたらなくとも際限のない軍拡競争への道。」 / Twitter
A国、として宮本徹議員はどの国を想定しているのでしょうか。宮本徹議員の上記の呟きの後に、相当数の方がこれを聞いていますが、宮本徹議員は答えません。
日本共産党は、台湾有事を中国共産党が台湾政府を破壊するために、台湾を攻撃する事態とは認めません。
日本共産党にとって台湾有事とは、米国政府が中国の内部問題に干渉する事によって生じます。
日本共産党にとって台湾は中国の領土なのですから、台湾政府は存在すべきではないのです。
宮本徹議員、中野顕さん(日本共産党新宿地区委員長)は九段線、を御存知ですか
宮本徹議員、中野顕さん(日本共産党新宿地区委員長)ら日本共産党員の皆さんは、中国共産党が南シナ海全域を支配するという九段線を知らないのでしょうね。
中野顕さんによれば、ASEANは中国共産党と対等に渡り合い、紛争を戦争にさせない努力をしています。
中野顕さんは、中国共産党が設定した九段線でベトナム、フイリッピン、ブルネイ、マレーシアなど南シナ海に領海を持つASEAN諸国は中国と対等になっているとお考えなのでしょうか。
九段線ではベトナム、フイリッピン、ブルネイ、マレーシアの排他的経済水域が中国の領土、領海になっているように思えます。
南沙諸島ではベトナムも多少の実効支配を進めていますが、僅かな面積です。九段線、のどこが対等なのでしょうか。
中国共産党が今後、またベトナムの海軍と交戦して排除し、南沙諸島のベトナム領を実効支配する決断をしないという保証などありません。
中野顕さん、しんぶん赤旗をしっかり読みましょう。南シナ海問題 「九段線」は国際法違反/インドネシア 中国は根拠説明を (jcp.or.jp)
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