昭和8年12月23、24日に宮本顕治さんらが行った過酷な査問の結果、スパイと疑われた小畑達夫さんは亡くなりました。
小畑達夫さんの死因について、松崎いたるさんが近著でエコノミークラス症候群だった可能性を指摘しました。
松崎いたるさんの本(第四章、p122)に稲葉修法相のこの件に関する国会答弁が引用されています(昭和51年9月28日)。第78回国会 衆議院 本会議 第5号 昭和51年9月28日 | テキスト表示 | 国会会議録検索システム (ndl.go.jp)
稲葉修法相によれば、宮本顕治さんは連合国最高司令部からわが国司法省への超法規的命令により、公民権を回復したのです。
稲葉法相によれば、将来に向かって刑の言い渡しを受けなかったと同様に取り扱うことになっただけです。
過去の犯罪事実がなくなったり有罪の確定判決があったという事実そのものが否定されたわけではない。
司令部のおかげで助かったと申して差し支えないと稲葉法相は国会で断言しています。
日本共産党員には、稲葉法相の国会答弁を御存知ない方が多いようですね。そんな呟きが良く出てきます。
繰り返しですが、小畑達夫さんの死因について医師の小池晃書記局長はどうお考えなのでしょうか。
小畑さんが特異体質の持ち主だったから、突然死したとお考えなのでしょうか。古畑教授の鑑定書からそのように考えられるのでしょうか。
この件、小池晃書記局長に是非、御自身のyoutubeで解説をして頂きたいですね。私には、松崎いたるさんの説のには説得力があると思えます。
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