2022年12月28日水曜日

中野顕さん(日本共産党新宿地区委員長)、日本共産党は中国共産党の仲間だ、と言われるのが嫌なら不破さんを徹底批判すべきです。

 中野顕さん(日本共産党新宿地区委員長)は、学生時代に東京外語大でロシア語を学んだそうです。

昭和39年生まれのようですね。

私も学生時代はロシア語を第二外国語として選択し、少しばかり勉強しました。ひょっとしたらロシア語関連で共通の知人がいそうです。

中野顕さんは連日、ツイッターで日本共産党の政策や見解を熱心に発信しています。例えば以下です。中野 顕さんはTwitterを使っています: 「かつて日本の侵略戦争に反対した人は「非国民」「鬼畜米英の手先」「アカ」と言われ弾圧されました。いままた軍拡に反対する人に対し「中国・北朝鮮の仲間」「左翼」とレッテルを貼る人がいます。反共は戦争の前夜。地方選で日本共産党を躍進させ、軍拡勢力に審判を下し、戦争への道を止めましょう。」 / Twitter

中野顕さんのこの呟きに対し、私はtwitterで何度か批判しました。(2) 黒坂真さんはTwitterを使っています: 「中野顕さんは御存知と思いますが、昭和30年まで在日の共産主義者は日本共産党員でした。この頃まで世界で共産党は一つだ、という考え方を日本共産党は当然視していました。世界の共産党の指導部は、ソ連共産党と皆考えていた。在日中国人、在日朝鮮人の日本共産党員もいたのですよ。仲間そのもの。 https://t.co/Ccq0QSjqbk」 / Twitter

中野顕さんは、日本共産党が中国共産党、朝鮮労働党の仲間だと言われると嫌なのでしょう。(2) 黒坂真さんはTwitterを使っています: 「日本共産党は中国の仲間だと言われると中野顕さんは嫌なのですか。それなら不破さんが主導した日中両党合意、およそ二十年間行った中国共産党との科学的社会主義の理論交流、中国は市場に強い社会主義の道を探求しているという主張を徹底批判すべきでしたね。職員が不破さんを批判すると厄介ですか。 https://t.co/P7zZ1EKpra」 / Twitter

それなら不破さんが24年ぐらい前に締結した、日中両党合意を徹底批判するべきでしたね。


この合意には、両党は歴史問題が完全に解決した事を確認した、と出ています。これ以後、不破さんは中国共産党とおよそ二十年、科学的社会主義の理論交流を実施しました。

この合意により、日本共産党は人民解放軍が射殺した高野功赤旗記者の件について、中国共産党に謝罪と補償を求めることができなくなりました。

私見では、この合意は不破さんが中国覇権主義に屈服した事の証明です。

不破さんとしては、赤旗記者射殺のような小事にとらわれていては駄目だ、中国共産党と交流して、レーニンが示した市場に強い社会主義の道を共に探求せねばならない、と言いたいでしょうね。


中国共産党対外連絡部が、不破さんの懐柔、包摂を担当した


中野顕さんなら、不破さんの著作「北京の五日間」を御存知でしょう。この本を読めば、不破さんが中国共産党の対外連絡部に北京で大歓迎され、包摂されたことがわかります。

対外連絡部は、50年問題の頃に日本共産党の北京機関を指導していたと考えられる部署です。


中国共産党対外連絡部がどんな狙いを持っていたのかわかりませんが、彼らは不破さんを懐柔し、包摂すれば日本共産党全体が中国共産党になびくと判断したのでしょう。

「北京の五日間」は中国共産党対外連絡部が、日本の政治家をどうやって包摂するのかという問題について考える際、貴重な文献です。

不破さんの科学的社会主義とは、中国共産党に包摂される事を是とする理論だったのです。

中野顕さんも「北京の五日間」をじっくり読んだらいかがですか。






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