2022年2月27日日曜日

志位さんはNATO解体、米軍はアジアから出ていけで欧州左翼、韓国左翼、中朝露と連帯すべきだ

 プーチンのウクライナ侵略はとんでもない蛮行です。ウクライナによるジェノサイド(集団虐殺)云々など、到底信用できません。

これを前提として、志位さんと日本共産党を支援する知識人、運動家の皆さん、護憲論者の皆さんに問題提起をしたい。

皆さんはなぜ、東欧諸国にNATO(北大西洋条約機構)脱退を勧めないのですか。欧州左翼にNATO解体で連帯しよう、と呼び掛けないのですか。

韓国左翼は在韓米軍撤退を主張します。日本共産党が韓国左翼との協力、連帯を重視するのは当然です。

日本共産党の平和理論では、帝国主義、金融資本が戦争を起こします。米帝国主義は世界中に軍事同盟を形成し、侵略戦争を起こす。

アジアでは日米軍事同盟、欧州ではNATO(北大西洋条約機構North Atlantic Treaty Organization)が侵略戦争を起こす根源になっている。こんな話です。

宮本顕治さんはNATOを容認する独社会民主党とイタリア共産党を批判

宮本顕治さんは日本共産党第十九回大会で、NATOを支持するドイツ社会民主党とイタリア共産党を批判しました(平成二年七月九日)。

宮本顕治さんは、第一次世界大戦のときに祖国擁護を唱えて帝国主義戦争を容認した社会民主主義の立場が、軍事同盟容認という形で今も温存されていると指摘しました。

イタリア共産党もNATOからイタリアが脱退すると軍事的均衡が不安定になる、という理由で軍事ブロックを肯定したから、社会民主主義政党と同じになった。

イタリア共産党はブレジネフの軍事力均衡論を批判できなかったから、ソ連追随で駄目だ。こんな話です。

宮本顕治さんはレーニンの思想と理論を体得した方だったな、と改めて思います。



志位さんは宮本顕治さんから直接、様々な指導を頂いたことでしょう。

レーニンと宮本さんの見地から志位さんは北欧、東欧諸国にNATOからの脱退を提案すべきです。

欧州左翼とNATO解体、日米安保廃棄で連帯すべきです。

軍事同盟が戦争の根源なのですから。独社会民主党、イタリア共産党はソ連の軍事的脅威を察知してNATOを容認したのでしょうが、志位さん流に言えば力の論理に屈服したのです。

プーチンは今後、北欧、東欧を狙いうる

プーチンがキエフを制圧できるかどうか、現時点ではわかりませんが、ロシア軍がウクライナの地域をかなり占領して停戦になる可能性もある。

とんでもないことですが、現実と願望は別です。

これでプーチンがロシア国民に強く支持されたら、プーチンは次に北欧、東欧諸国を狙う可能性もある。

旧ソ連の勢力下にあった地域を、プーチンとその支持層は再び支配したいのです。支持層の中にマフィアと関係の深い財閥がいるのかどうか、私にはわかりません。

NATOに加盟していない北欧や東欧が危ない。加盟している国に対しても、プーチンはNATO脱退やミサイル撤去を要求しうる。

志位さんは欧州左翼、韓国左翼と中朝露にNATO解体、米軍はアジアから出ていけで連帯を呼びかけるべきだ

プーチンの狙いがどうあれ、志位さんはプーチンの力の論理に対抗する憲法九条の平和の論理で北欧、東欧諸国と欧州左翼にNATOからの脱退を提案すべきではないでしょうか。

志位さんは欧州左翼と韓国左翼にNATO解体、日米安保廃棄、米軍はアジアと欧州から出ていけ、で連帯しようと呼びかけるべきではないでしょうか。

これなら、プーチンと習近平、金正恩とも十分連帯できます。

NATO解体、米軍はアジアから出ていけという平和運動の大発展を強く望むのは、中朝露です。

志位さんが軍事力の均衡が崩れると危ないと考えたら、イタリア共産党と同じですよ。

憲法九条を生かした野党外交、のた見地からNATO解体、米軍はアジアから出ていけの世界平和運動を欧州左翼、韓国左翼と中朝露に提案したらいかがでしょうか。



「力の論理」を否定する日本共産党は中朝露による日本攻撃、侵略受忍論者であるー志位さんは「力の論理」に憲法九条で対抗すべきと主張ー

 ロシアのウクライナ侵略により、日本共産党議員や護憲を訴えてきた方々に、憲法九条で日本を守れるのか、というtwitterが数々寄せられています。

これに対し、志位さん、小池晃さんは力の論理に力の論理で対抗してはいけない、力の論理の行きつく先はプーチンのような野蛮な武力行使だ、とつぶやいています。下記です。




私は本ブログやtwitterで繰り返し論じてきましたが、日本共産党は中朝露の日本攻撃、侵略に対し「力の論理」ではなく憲法九条で反撃すべきと考えているのです。

憲法九条で反撃、とは例えば、中朝露が日本にミサイル攻撃をしたとき自衛隊が反撃するのではなく、政府が平和大集会やデモを主催して終わり、という政策と考えられます。

ミサイルが次から次へと飛来するかもしれないのに、大集会やデモをやったら狙われるだけではないか、と思う日本共産党員もいるかもしれませんが。

自衛隊が敵基地攻撃能力を持つことに断固反対なのですから、日本共産党が参加する政権では自衛隊は中朝露のミサイル基地や空軍基地、海軍基地を攻撃する能力と権限を持てないでしょう。

日本共産党が政権に参加したら、自衛隊の戦闘機や護衛艦、潜水艦が廃棄される可能性があります。憲法九条に反しますから。

中朝露は日本に宣伝担当者、政党、政治家、知識人と運動家工作担当者を配置している

中朝露なら自主権擁護の聖戦だ、台湾統一を妨害する勢力を排除する、日本政府により少数民族へのジェノサイド(集団虐殺)が行われているなどといった理屈で日本攻撃、侵略を断行しうる。

中朝露は日本に宣伝担当者、政党、政治家と知識人と運動家工作担当者を配置しています。どなたが中朝露の誰により工作されているかまでははっきりしませんが。

中国共産党の場合、日本共産党を担当しているのは対外連絡部という部署のようです。不破さんを北京でもてなしたのはこの部署でした。

どういうわけか、中国共産党と朝鮮労働党の工作担当部署の名前が似ているか、同じ場合があります。

対外連絡部、統一戦線部、宣伝扇動部、招待所という名称は同じか、似ています。国際共産党(コミンテルン)にそんな部署があったのでしょう。

推測ですが、招待所という名前は、ロシア語でホテルという意味だった言葉からきているのではないでしょうか。ガスチーニッツアという言葉があります。

日本共産党にも統一戦線部とかいう部署があります。宮本顕治さんは昔、宣伝扇動部(アジプロ部)担当でした。

日本共産党は、自衛隊はライフル銃でミサイル攻撃に反撃せよ論

とにもかくにも、日本共産党はあらゆる日本攻撃に対し、憲法九条を生かした平和外交とやらで反撃、に徹することを主張している。

空爆で自衛隊基地だけでなく空港や発電所、鉄道などのインフラや要人の居住施設まで破壊されても、朝鮮労働党に生物化学兵器攻撃をされても外交で平和的解決とは呆れた安全保障政策です。

日本共産党は自衛隊が兵器の殆どに反対しています。戦闘機、潜水艦、護衛艦、戦車、空中給油機、対潜哨戒機などは保有断固反対です。

日本共産党は有事の際に自衛隊の防衛出動を認めるとかいう話がありますがこれでは、自衛隊はミサイル攻撃にライフル銃で反撃せよ論です。

日本共産党と護憲論者の皆さんはは中朝露の日本侵略受忍論者としか私には考えられません。

日本攻撃、侵略に軍事力で反撃することは「力の論理」です。

ミサイル攻撃や朝鮮労働党による生物化学兵器によるテロへの反撃として、自衛隊が金正恩の居住地域を攻撃することは力の論理、そのものです。

朝鮮労働党は生物化学兵器を大量保有している

日本共産党、護憲勢力の皆さんは朝鮮労働党が生物化学兵器を保有していることを御存知なのでしょうか。

金正男さんはマレーシアの空港で、VXガスにより殺害されました。金正男さんにVXガスを散布したのは、ベトナム人、インドネシア人の女性です。

御二人は、朝鮮労働党工作員に日本のドッキリ番組の撮影だと騙されていました。朝鮮労働党工作員は、金正恩の指令があれば何でもやるのです。

山添拓議員は反党分子と対話しますか

山添拓議員は街頭演説で、対話が通じない相手にどうするのか、という問いにそれを何とか対話に持っていくことが外交なのだと力説していました。

山添拓議員は、日本共産党が反党分子、ネトウヨ、反共勢力と把握している方と対話をしますか。

対話、などしたら志位さん、小池さんに叱責されませんか。

朝鮮労働党幹部が日本の外務省高官や政治家と対話、などをして大金が得られなかったら、責任を問われて金正恩に処刑される可能性があります。

日本共産党議員、職員は朝鮮労働党による蛮行の歴史について、思考と議論をしません。

金正恩に日本政府がASEANで対話をしましょう、と呼び掛けても、大金が入らないなら金正恩は無視します。

十兆円入るなら、金正恩は日本政府首脳との対話に応じるでしょう。

共同声明で朝鮮半島の完全な非核化、日朝平壌宣言の有効性を確認し、金正恩は安心して核実験、核兵器の小型化、精密化、軽量化を進めます。






2022年2月26日土曜日

日本共産党は金正恩による核ミサイル攻撃受忍論者だー川田忠明さんの論考とさいとう和子さんのつぶやきより思うー

 川田忠明さんの「憲法九条を生かした安全保障を考える」(「前衛」掲載論考)は、金正恩が自らの体制が維持できないと判断したとき、日本に核ミサイル攻撃を行いうると指摘しています(同論文p74)。

川田忠明さんの敵基地攻撃能力保有は先制攻撃だ、論の異様さについては前述しました。

川田忠明さんは金正恩が日本に核ミサイル攻撃を断行しうると認識しているのに、反撃策については一切言及していません。

川田忠明さんは自衛隊が敵基地攻撃能力を保有することが先制攻撃だというのですから、金正恩に核ミサイル攻撃をされても自衛隊は金正恩と朝鮮労働党を攻撃すべきでないとお考えでしょう。

それなら川田忠明さんと日本共産党は、金正恩による核ミサイル攻撃受忍論者です。

核ミサイルは北朝鮮のどこかから飛んでくるのですから、自衛隊が北朝鮮を攻撃する能力、法的権限を持たなければ日本人と日本政府と日本人は金正恩による核ミサイル攻撃を受忍するしかない。

敵基地攻撃能力保有に反対する左翼の方全員が、金正恩による核ミサイル攻撃受忍論者ではないでしょうが、左翼の皆さんには自衛隊が金正恩を攻撃できなければ連続で核ミサイル攻撃を断行されうることがわからないようです。

日本共産党には、軍事力では平和は守れない、という方が多い。大野たかしさん(千葉県の日本共産党に勤務)はそんな方です。


さいとう和子さんは次のtwitterからわかるように、軍事力行使断固反対です。


さいとう和子さんは、ロシアによるウクライナ侵攻の本質は米露の覇権争いだ、とお考えのようです。

日本共産党の平和理論は、レーニンの帝国主義論に依拠しています。レーニンは金融資本が戦争を起こすと繰り返し主張しました。

私見ではレーニンの理論に依拠した戦争の理論は、大略以下になります。

日本共産党員の平和理論から見れば、ロシアのウクライナ侵攻の本質は米露の覇権争い

アジアでは日本が最大の資本主義国であり、三菱東京UFJや三井住友など金融資本が存在します。外国に工場や支店、子会社を持つ多国籍企業が多数あります。

メガバンク、海外子会社を持つメーカーが戦争を起こす根源だ、とは突拍子もないですが、レーニンの帝国主義論はそんな話なのです。

米国は世界の帝国主義です。米国が多国籍企業の利益を守るために、各地で軍事同盟を締結し世界中に米軍基地を置き、戦争の源を形成しています。

この見地から、日本共産党はアジアでは日米軍事同盟、欧州ではNATOが戦争を起こす根源であるとみなします。

日米軍事同盟とNATOが、核軍拡を起こす機動力になっています。中朝露は日米軍事同盟、NATOと覇権争いをする覇権主義国です。

中朝露は戦争を起こす源である日米軍事同盟とNATOに反対する中で核軍拡をしたのですから、核軍拡と戦争の源ではなく、大局的には平和勢力であると日本共産党はみなすのです。

日本が自衛隊解散、日米安保廃棄を実現して憲法九条を生かした平和外交を行えば、中朝露は日本への警戒心を解き、核軍拡と戦争をやめるという話です。

中朝露は覇権主義だが、帝国主義ではないから戦争の源ではないとみなすのです。志位さんが中朝露を覇権主義と批判しても、帝国主義という語を用いないことに注目しましょう。

こんな調子で、さいとう和子さんら多くの日本共産党員はロシアによるウクライナ侵攻の本質は米露の覇権争いだ、と見ていると考えられます。

金正恩に十兆円渡せば、首脳会談に応じる可能性がある

川田忠明さんは、日本政府が金正恩と会って対話をし、体制を脅かさないと約束すれば金正恩は核兵器を廃絶するとお考えのようです。

金正恩に十兆円渡せば、首脳会談に応じる可能性はあります。

日本政府が体制を脅かさないと約束し、日朝平壌宣言と同様の共同声明を出せば金正恩は安心して核実験を繰り返し、核兵器の小型化と精密化、軽量化にまい進できるでしょう。

川田忠明さんは、金正恩が一銭も受け取らずに日本と首脳会談をするとお考えなのでしょうか。

川田忠明さんはチュチェ思想と朝鮮労働党による生物化学兵器保有をどうお考えなのでしょうか。

金正男さんはマレーシアの空港で、VXガスにより殺害されました。川田忠明さんはこの事件を御存知なのでしょうか。

機会があればお尋ねしたいですね。




川田忠明さん(日本共産党本部の平和運動局長)は、日本の敵基地攻撃能力保有が国際法に反する無法な先制攻撃と主張(「憲法九条を生かした安全保障を考える」川田さんの「前衛」掲載論考より)

 少し前に川田忠明さんは、千葉県の日本共産党が主催する講演会で金正恩が体制を維持できないと判断したら、日本に核ミサイル攻撃を断行しうる旨語りました。

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 金正恩は日本に先制核ミサイル攻撃を断行しうるー川田忠明さん(日本共産党本部で長年平和問題を担当)が講演会で断言ー (blueribbonasiya.blogspot.com) 

金正恩と朝鮮労働党が日本に先制核ミサイル攻撃を断行しうるという点で、私と川田忠明さんは完全に一致しています。

上記論考は、この講演内容を整理、加筆したものと考えられます。

川田忠明さんはこの論考で、日本が敵基地攻撃能力を保有することが国際法と国連憲章に反する無法な先制攻撃であると断言しています(上記論考のp75-76より。「前衛」3月号掲載)。

敵基地攻撃能力とは何かについて、川田忠明さんは明記していませんが恐らく巡航ミサイル、弾道ミサイル、弾道ミサイルを搭載できる原子力潜水艦などを想定していると考えられます。

川田忠明さんは敵基地攻撃能力保有が先制攻撃と主張ー日本が巡航ミサイルを保有すると北朝鮮のミサイル基地が自動的に爆破されるのか

私は日本が一刻も早くこれらを保有すべきと考えますが、川田忠明さんは自衛隊がこれらを保有したらどこかの国に対する先制攻撃だと主張しているのです。

敵基地攻撃能力保有が攻撃、というのですから異様です。

川田忠明さんは自衛隊が巡航ミサイル、弾道ミサイルや原潜を保有すると自動的にロシアや中国、北朝鮮のミサイル基地が爆発するとでも考えているのでしょうか。

航空自衛隊の戦闘機でも、空中給油機で給油しながら飛んでいけば中国やロシア、北朝鮮の基地に僅かな攻撃ができるかもしれません。大きな爆弾を搭載するのは無理ですが。

川田忠明さんなら、日本は戦闘機と空中給油機を保有しているからすでに中朝露に先制攻撃をしていると言いそうです。

日本共産党は、日本攻撃に対する反撃策についての思考と議論を封殺したい

この論考はあまりにも異様です。志位さんも巡航ミサイル、戦闘機と空中給油機保有は先制攻撃だ、と考えていそうです。

それなら日本は既に、中朝露に先制攻撃をしていることになりますよ。

川田忠明さんは「安全保障を考える」と題したこの論文で、金正恩と朝鮮労働党による核ミサイル攻撃や、中国共産党による沖縄、台湾攻撃にどう反撃するかについて一切語っていません。

憲法九条を生かした安全保障、とは軍事力を一切使わず、外交に徹するという話なのです。

憲法九条を生かすなら、核ミサイル攻撃をされても自衛隊は一切反撃すべきでないし、反撃策について思考と議論をすること自体が憲法九条に反するという発想でしょう。

日本共産党は日本国民がロシア、中国共産党、朝鮮労働党による日本攻撃に対する反撃策について思考と議論をすることを封殺したいのです。

憲法九条教徒なら、敵基地攻撃能力保有を主張する政治家や知識人、運動家は在日中国人、在日韓国・朝鮮人、在日ロシア人にジェノサイドをしていると叫びそうです。




2022年2月23日水曜日

レーニン主義者の日本共産党員は祖国擁護に断固反対するーレーニン「マルクス主義の戯画と『帝国主義的経済主義』とについて」(レーニン全集第23巻所収)より

 日本共産党はレーニンの思想と理論に依拠して自衛隊解散、日米安保廃棄を宿願とする政党です。

私はtwitterで山添拓議員、田村智子議員、吉岡正史さん(日本共産党本部職員)、中野顕さん(日本共産党新宿)、中村正男さん(日本共産党大阪府)、大野たかしさん(日本共産党千葉県)ら沢山の方々に、金正恩による核ミサイル攻撃に対し、日本共産党はどう反撃すべきと考えていますかとお尋ねしています。

この問いに日本共産党議員、職員は答えない。

大野たかしさんはtwitterで、ウクライナの現実を見ると軍事力では平和を守れない旨、つぶやいています。



日本共産党議員、職員が中国共産党、朝鮮労働党による日本攻撃、侵攻に対する反撃策について思考と議論を拒否するのは、上記の著作に出ているレーニンの祖国擁護反対論を信奉しているか、その影響にあるからと考えられます。

第一次大戦の頃、レーニンとボリシェヴィキは祖国擁護に反対し、内乱を訴えたー帝国主義戦争を内乱に転化せよ

レーニンによれば、戦争は政治の継続です。

政治が帝国主義的なものであるなら、すなわち金融資本の利益を擁護し、植民地や他国を略奪し抑圧するものであるなら、この政治から生じる戦争も帝国主義戦争です。

この見地からレーニンは、帝国主義戦争を内乱に転化せよ、と主張しました。この命題が、日本共産党が高く評価する32年テーゼにも明記されています。

レーニンは第一次大戦のとき、祖国擁護を唱えた第二インターナショナルの幹部を強く批判しました。

レーニンによれば帝国主義戦争に「祖国擁護」の概念をあてはめ、帝国主義戦争を民主主義戦争といつわって、帝国主義戦争を美化することは労働者を欺くことであり、反動的ブルジョアジーの側に移ることです。

日本共産党は金正恩と朝鮮労働党による核軍拡の根源が日米軍事同盟強化とみる

レーニンのこの見地を日本の現状に敷衍するなら、金正恩と朝鮮労働党による核軍拡、日本への核ミサイル攻撃や中国共産党による台湾、沖縄攻撃と侵攻は日米軍事同盟強化を根源として起きます。

日米軍事同盟強化は、金融資本の利益を擁護し、北朝鮮など他国を略奪し抑圧する政治です。

日米軍事同盟強化が金正恩と朝鮮労働党による日本に核ミサイル攻撃、中国共産党による台湾攻撃、侵攻あるいは香港での国家安全維持法強制の根源です。

これらの現象を個別的にとらえ、根源を見ないで祖国擁護の概念をあてはめて憲法九条改正や自衛隊の抜本的強化を主張する人は労働者を欺く、反動的ブルジョアジーの側に移っています。

レーニン主義者の日本共産党員から見れば、中国共産党による台湾攻撃の危険性を説く松竹伸幸さんも反動的ブルジョアジーの側に移った人といえそうです。

レーニン主義者の日本共産党員は、中国共産党、朝鮮労働党の思想と政策について一切の思考と議論をしません。

レーニン主義者の日本共産党員は、中国共産党、朝鮮労働党の核軍事力、朝鮮労働党が保有する生物化学兵器について一切の思考と議論をしません。

大門みきし議員、大山奈々子神奈川県議のように、最近の日本共産党員は朝鮮労働党の指導思想であるチュチェ思想についての思考と議論を拒否します。

中国共産党と朝鮮労働党が主導して起こしてきた戦争は彼らの政治の継続であることについて、日本共産党と左翼人は思考と議論をしない。

日本共産党の平和理論信奉者なら、ウクライナに軍隊解散とNATOとの絶縁を提起する

日本共産党の平和理論なら、ウクライナがNATOに接近し、軍事力を保有していることがロシアの攻撃、侵攻を招くという結論になります。

軍事力では平和を守れない、のですから。大野たかしさんはウクライナに、NATOとの絶縁と軍隊解散を呼びかけたらいかがですか。

中野顕さんは台湾政府に、日米との絶縁と軍隊解散を訴えたら良いかと存じます。

ところで、上記論考を故山口正之教授(立命館大学)が著作や論考でよく引用していました。どんな文脈だったのか、忘れてしまいましたが。

「社会経済学」という本にあったと思います。四十年ぐらい前ですが、私はこの本や、「近代経済学と史的唯物論」という本を線を引いて一生懸命読みました。

山口正之教授はレーニンの文献をよく引用なさっていました。

御元気でしたら、中国共産党、朝鮮労働党による日本攻撃についてどうお考えか、お尋ねしたかったですね。


松竹伸幸さんの日本共産党路線転換論より思うー日本共産党はカウツキーの帝国主義論、森田桐郎教授の平和的帝国主義論を採用ー

 松竹伸幸さんは、日本共産党本部の政策委員会という部署に長くお勤めだった方です。

松竹伸幸さんはブログで、日本共産党の平和理論の背景にある米帝国主義論が変化している旨、説明しています。

野党政権と共産党綱領の諸問題・7 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp) 

松竹伸幸さんによれば、現在の日本共産党綱領は、独占資本主義体制のままでも平和的な体制は可能と見ています。

独占資本主義国でも帝国主義とは必ずしも言えないというなら、今の日本共産党の米帝国主義論はレーニンが「帝国主義論」などで批判したカウツキーの見解に近い。

レーニンによれば、カウツキーは帝国主義国による世界各地域の併合を金融資本が好んで用いる政策と定義しました。

カウツキーの帝国主義理論なら、経済における独占が政治における非独占的、非暴力的、非侵略的な行動様式と両立できることになります(レーニン全集第22巻、p312)。

不破さんは日本共産党第23回大会でカウツキー流の帝国主義論を報告した

松竹さんがブログで紹介しているように、不破さんはは平成16年の第23回大会で、ある国を帝国主義と呼ぶためにはその国が独占資本主義だというだけでなく、その国の政策と行動に侵略性が体系的に表れているかどうかを基準にすると述べました。

これは、レーニンが指摘した通り経済における独占が政治における非独占的、非暴力的、非侵略的な行動様式と両立できるという見方です。

松竹伸幸さんなら、不破さんの帝国主義論はカウツキーと同じだな、とすぐわかったのではないでしょうか。

日本共産党員、同党を支援する経済学者はこれに気づいていても、不破さんをカウツキー主義者と評すると厄介なことになるから黙っているのでしょうね。

日本共産党はカウツキー流の帝国主義論を唱えたマルクス主義経済学者を修正主義者と強く批判してきました。

宇野三郎さんは森田桐郎教授の説を修正主義と批判した

例えば宇野三郎「日本経済と『帝国主義論』」(新日本出版社昭和54年刊行)の第二章「修正主義者による帝国主義復活論争の『再検討』」があります。

宇野三郎さんはここで、森田桐郎教授(東京大学)の理論は修正主義だと批判しました。

宇野三郎さんによれば、森田桐郎教授の理論は、同じ独占という経済的基礎の上にある場合には軍事大国としての道、他の場合には非帝国主義的な平和への道が成立しうるとするカウツキー的独占弁護論です(同書p93)。

松竹伸幸さん、石川康宏教授なら宇野三郎さんのこの本を読んでいるでしょう。

今の綱領を信じる日本共産党員はカウツキー、森田桐郎教授の説が正しかったというべきではないでしょうか。

松竹伸幸さんがブログで日本共産党による米帝国主義論の変遷について論じるなら、今はカウツキーの帝国主義論と酷似している事も指摘すべきではないでしょうか。

中朝露の政策と行動には侵略性が体系的に表れている

そもそも、発展途上国でもその国の政策と行動に侵略性が体系的に表れている場合もあるのです。

現在なら北朝鮮、朝鮮労働党はその典型です。中国やロシアは独占資本主義というべきでしょう。ロシアはマフィア資本主義、という表現がより適切なようです。

中国共産党、プーチン政権の政策と行動には侵略性が体系的に表れているとしか、私には思えません。

金融資本が戦争の源である、というレーニンの帝国主義論が間違っていたのですよ。昔のソ連や中国、北朝鮮には金融資本、などありませんが侵略戦争を断行してきました。

朝鮮戦争は朝鮮労働党、中国共産党による大韓民国への侵略です。中国共産党はベトナムを懲罰すると称して侵略し、現地取材中だった高野功赤旗記者を射殺しました。

大日本帝国の政策決定に、財閥はほとんど影響を及ぼしていない。

日清日露戦争、満州事変、日華事変どれも、財閥は殆ど関係がない。

山本薩夫の映画「戦争と人間」は財閥が主導して満州国が形成されたかのような印象を与えますが、これは映画です。

この映画には満州が取れればなんとかなる、という庶民の声が描かれていました。一昔前の左翼人の思想形成には、この映画が大きな影響を及ぼしたと考えます。

帝政ロシアの南下政策に、金融資本がどう関係していたというのでしょうか。

レーニンの帝国主義論にはその説明はありません。米英仏独についても同様と私には思えます。

日本政府が集団的自衛権を行使することに、殆どの大企業経営者は特に関心を持っていない。

集団的自衛権行使を推奨する、という経営方針を保持している大企業など存在しないでしょう。

ある国の政策と行動に侵略性が体系的に表れているのなら、その国を主導する政党や集団が保持し流布している世界観、歴史観に注目すべきです。

それらが侵略性を正当化し、多数の国民が支持しているからその政策と行動が成立しているのです。

「宇宙戦争」で有名な英国作家H. G. ウェルズはレーニンに会ったとき、大略このように述べました。「影のなかのロシア」(みすず書房)にそう記されています。

ウクライナ攻撃、侵攻を支持するロシア国民は少なくないのではないでしょうか。

台湾攻撃、侵攻や香港への国家安全維持法適用を支持する中国国民も少なくないと私には思えます。

自主権擁護の聖戦、と称して金正恩が日本に核ミサイル攻撃を断行したら、祖父と父親にもできなかった偉業を金正恩元帥様はやった、まさに絶世の偉人、民族の英雄だという話になりそうです。

韓国左翼なら日本への核ミサイル攻撃をそう評価するでしょう。

日本共産党の平和理論なら、日米安保強化、憲法改正を批判する中朝露は大局的には平和勢力です。

昭和36年の第八回大会で制定した綱領には、ソ連など社会主義国は平和地域と規定されていました。

日米安保が戦争の根源だというのですから、根源を徹底批判するという一致点で日本共産党は中朝露と共闘できますね。

2022年2月20日日曜日

宮本徹議員は不破さんの中国礼賛をどう評価しているのかー不破哲三「党綱領の理論上の突破点について」(日本共産党中央委員会出版局より平成17年刊行)より

 先人の仕事、業績を虚心坦懐に見つめ、学ぶことは大事です。

twitterやyou tubeでの発言を見聞する限り、山添拓議員、吉良よし子議員ら若い日本共産党員の中で宮本顕治さん、不破哲三さんの文献を熱心に読んでいる方は稀有のように私には思えます。

四十年ぐらい前の民青同盟は、宮本顕治さんの著作「日本革命の展望」を熟読することを奨励していました。

今の民青同盟で、「日本革命の展望」を読んだ事のある方などいるのでしょうか。

宮本徹議員、田村智子議員なら、お若い頃「日本革命の展望」を熱心に読んだはずです。三十年前なら、宮本顕治さんが日本共産党を主導していましたから。

宮本徹議員、田村智子議員なら不破さんの上記文献を読んでいるでしょうね。

今では志位さんも、若い日本共産党員に「日本革命の展望」や宮本顕治さんが主導した時期の大会決定を読もう、とは言わないでしょう。

第八回大会決定など昔の文献には、ソ連を礼賛する記述があります。

わが党はソ連覇権主義と一貫して生死をかけた戦いを行ってきた、という話が虚偽であることがばれてしまいます。

不破さんは中国共産党の宣伝を盲信した

不破哲三さんの数ある文献も、遠からず日本共産党員に無視されそうです。今でもそうなっているのかもしれません。

不破さんによれば、中国とベトナムは「市場経済を通じて社会主義へ」というレーニンが解明した道に挑戦しています(上記文献のp84より)。

不破さんによれば、中国には聯想集団(Lenobo Corporation)など社会主義の部門があり、市場経済を舞台にした資本主義との大きな競争が進行しています(同書p82-84)。

不破さんが中国のIT企業を社会主義の部門、とみなした理由は不明です。

不破さんは聯想集団のほかに北京大学がつくった「北大方正」、精華大学がつくった「精華同方」「精華紫光」などの国有企業が、市場経済のなかで大活躍をしていると聞いたそうです(p83)。

不破さん自身、なぜLenoboなどが社会主義の部門といえるのだろう、という思考をしなかったのではないでしょうか。

不破さんは中国共産党幹部と楽しく食事を何回もしたので、中国共産党の宣伝を盲信したのではないでしょうか。

私見では中国の国有企業は利潤本位で経営されています。

中国には国進民退、という言葉があります。これは中国共産党幹部の影響下にある国有企業が伸びて民間企業を退けている、という意味です。

国務院が大株主になっている巨大不動産企業があるそうです。名前を忘れてしまいました。恒大集団より大きいそうです。

中国共産党幹部は不動産開発、投機で巨額の資産を形成

地方政府を掌握している中国共産党の幹部は、不動産開発で権限を行使し、業者と結託して大儲けをしてきました。

中国の地方政府は、収入の多くを不動産開発に依存してきました。土地の利用権を不動産開発業者に売却して収入を得てきたのです。

不動産開発業者は、不動産開発資金を銀行からの借り入れや、理財商品という一種の投資信託を販売して獲得します。

不動産開発業者は不動産開発の際、中国共産党幹部も経営陣に入る別会社を作るそうです。

地方政府の幹部が民間会社の経営者になるとは実に変な話ですが、中国ではこれは違法ではないらしい。

行政権限を持つ中国共産党幹部が経営陣に入っているのですから、地元の国有銀行が大金を貸さないはずがない。

~の地域を開発するため、開発権限を売る事を決定する方々が、開発会社の経営陣なのです。高い不動産需要を考慮すれば、不動産開発で儲からないはずがない。

これらは中国人にとってほぼ常識です。上記のような話は、15年くらい前かと思いますが、NHKスペシャルで放映されていました。

激流中国、という題名だったと思います。今の北京では、不動産購入の最低必要資金が一億円だ、という話を最近伺いました。

中国ではどんな巨大企業でも、経営者が中国共産党の意に背く言動をとると厄介なことになります。

アリババグループ、アントグループの創業者、馬雲さん(Jack Ma)は一昨年に一時、消息不明になっていました。

幽閉されていた可能性もあります。今、どうしているのでしょうか。

恒大集団の経営危機の背景には、中国共産党最高幹部の中での権力闘争があるのかもしれません。

宮本徹議員は不破さんの本を真剣に読んだのか

宮本徹議員はtwitterで、中国共産党は共産党の名に値しないと主張しています。

宮本徹議員に問いたい。不破さんの著書「党綱領の理論上の突破点について」にある中国礼賛は何だったのでしょうか。

中国共産党が市場に強い社会主義を目指している、と不破さんが主張した根拠は一体何だったのでしょうか。

宮本徹議員は、不破さんの本を目を通した程度で、真剣に読んでいないのではないでしょうか。

真剣に読んで、それでも中国共産党は共産党の名に値しないと考えているのなら不破さんを徹底批判するのが自然と私には思えます。

中国共産党を礼賛してそれを反省できない不破さんの生き方を、若い日本共産党員には胸に刻んでいただきたいですね。

日本共産党議員、職員が不破さんを批判すると厄介なことになりそうですが。兵本達吉さんや萩原遼さんのような扱いにされてしまうかもしれません。

宮本顕治さんもご自身のソ連礼賛を反省しませんでした。先人の業績、生き方から学べることは多いですね。

2022年2月19日土曜日

中国共産党は周辺諸国、少数民族の懐柔策、政治工作を重視するー不破さんは四泊五日の北京滞在中、中国共産党大幹部と宴会を五回ー

 中国の歴史を語る際、周辺の少数民族との抗争を無視できません。

匈奴という遊牧民族がトルコ系か、モンゴル系なのか私にはわかりませんが、漢の武帝の頃には強大になっていたと考えられます。

中島敦の傑作「李陵」は、武帝の時代に匈奴に投降した武将の物語です。

秦以来の漢族の伝統的世界観、宇宙観では、中華帝国の皇帝は天帝から全世界の統治権を授与されていますから、全人類社会の帝王です。

毛沢東は勿論、習近平も自分は全人類社会の帝王だ、くらいに考えているのではないでしょうか。

天帝から統治権を授与された、とまでは考えていないでしょうが。

一帯一路、は中国共産党による世界支配策の一環

中国共産党は九段線という海上国境のごとき線を勝手に設定し、東南アジアの海の殆どを自国の海と規定しています。

明朝のときに、鄭和という軍人の船隊が行ったところは我が領土、領海という発想です。

中国共産党の一帯一路、という路線は中国共産党による世界支配策の一環と考えられます。

中国共産党は領土、領海を拡張する際、常に軍事力を行使するわけではありません。

一帯一路策で中国共産党は、途上国のインフラ整備を支援すると称して高金利で多額の貸し付けを行います。

途上国側が債務返済困難になったら、様々な理由でその途上国の領土を侵食しようという狙いです。

全世界の支配は、毛沢東以来の中国共産党の世界革命戦略なのです。

毛主席は世界革命運動の舵取りだ、という表現がありました。

中国共産党は周辺諸国の政治家、知識人、運動家を懐柔してきた

毛沢東以来、中国共産党は周辺諸国の政治家や知識人、運動家を懐柔し、中国共産党に有利になるような言論活動、政治活動をさせるように仕向けます。

昭和26年から昭和28年頃の日本共産党は、ソ連共産党、中国共産党を盲信して暴力革命論を採用しました。

この頃、武装闘争に参加した日本共産党員もいました。

この時期に作られた北京機関という組織には、日本共産党員が千人ぐらい参加していたようです。

北京機関の運営費用の多くは、中国共産党が負担したと考えられます。

中国共産党による日本の政治家、知識人、運動家への懐柔策、政治工作はその後も一貫して続いています。

中国共産党内でこれを担当しているのは、対外連絡部なのでしょうかね。以下の不破さんの著作に、対外連絡部幹部の名前が出てきます。

不破さんは中国共産党に懐柔された

私見では不破さんも中国共産党による懐柔策により、中国共産党を礼賛するようになりました。

日本共産党は24年ぐらい前に、中国共産党との交流を再開しました。

日本共産党の説明では、中国共産党が日本共産党への干渉を反省したということですが、これは懐柔策の一環とみるべきです。

中国共産党は人民解放軍による高野功赤旗記者射殺について謝罪や補償などしていません。

この事件は、今の日本共産党内ではタブーになっているようですね。

不破さんの著作「北京の五日間」(新日本出版社より平成14年刊行)によれば、中国共産党は不破さんらの四泊五日の北京滞在中、五回の宴会を開催しました(同書p22-23)。

第一回目の宴会は、全体で四時間近くに及んだそうです。

不破さんによれば、宴会方式での話し合いの利点の一つは、形式的な段取りをぬきにして論点を自由に移動させながら、日本と中国、世界が今ぶつかっている問題を自由自在に話し合えることです。

山海珍味を満喫しながら、中国共産党大幹部と懇談する不破さんの姿を想像できませんか。

北京滞在二日目に不破さんは、社会科学院で「レーニンと市場経済」と題した学術講演を行いました。

「北京の五日間」を読めば読むほど、中国共産党の懐柔策はすごいと感じるのは私だけでしょうか。

中国共産党幹部の皆さんは不破さんの学術講演に感銘した芝居をしたのでしょうね。

不破さんによる中国共産党礼賛は、このあと二十年程度続きました。

太田彩花さん(日本共産党江戸川地区委員会勤務)は不破さんの「北京の五日間」を読みましたか



日本共産党江戸川地区委員会職員の太田彩花さんは、中国共産党は共産党を名乗るべきではない、とtwitterで主張しています。

太田彩花さんは不破さんの著作「北京の五日間」を読んだのでしょうか。

不破さんは、中国共産党こそ共産党の名にふさわしい、と考えたから、この著作を出したのです。

四時間の宴会で、どんな料理が出たのでしょうか。不破さんにとって、思い出に残る北京滞在だったのでしょうね。

山本豊彦赤旗日曜版編集長が不破さんを取材し、北京での五回の宴会で出てきた料理の内容を日曜版に出したら読者が増えそうです。

不破さんの「北京の五日間」は、数ある不破さんの著作の集大成ともいうべきものではないでしょうか。

日本共産党流にいえば、不破さんは覇権主義との生死をかけたたたかい、に負けたのです。

日本共産党議員、職員の皆さんにこの本をぜひ読んでいただきたいものです。









2022年2月17日木曜日

日本共産党員はウクライナ政府が一刻も早く軍隊を解散するべきと考えるー大野たかしさん(千葉県の日本共産党職員)のつぶやきよりー

 twitterを拝見しますと大野たかしさんは、連日熱心に日本共産党の活動に参加なさっています。

大野たかしさんは、ウクライナの現状から、軍事力では平和を守れないのだ、と訴えています。


大野たかしさんは、ウクライナ政府はNATOと絶縁し、軍隊を解散すべきだとお考えなのでしょうね。

ウクライナ政府がロシア軍の侵攻に備える国防の演習をすると、ロシアに侵攻の口実を与える、という考え方かと思います。

日本共産党は自衛隊解散、日米安保廃棄を宿願とする政党です。

この宿願の見地から見ると、ウクライナ政府が国防力を充実させることはロシアに侵攻の口実を与える愚行です。

日本共産党の平和理論なら、ウクライナ政府は一刻も早く軍隊を解散し、ロシアに侵攻の口実を与えないようにすべきという結論になります。

日本共産党はロシアを平和勢力とみているのか

憲法九条を生かした平和外交として、日本政府はウクライナ政府に軍隊解散を提案すべきと大野たかしさんは考えているのでしょうね。

日本共産党はいまだにロシアが平和勢力と見ているのでしょうか。

昭和36年7月の第八回大会で採択した綱領には、ソ連など社会主義国が平和地域だ、と明記されていました。

大野たかしさんなら、ロシアや中国共産党、朝鮮労働党を平和勢力と見ていそうです。

大野たかしさんは、宮本顕治さんが第八回大会で行った報告をよく学んだのでしょう。








2022年2月13日日曜日

日本共産党員の本音ー日米安保が金正恩による核ミサイル攻撃を抑止する―川田忠明さんの講演より思うー

 少し前に私は、日本共産党で平和問題を長く担当なさっている川田忠明さんは本音では、

日米安保が金正恩による核ミサイル攻撃を抑止すると考えているのではないかと指摘しました。

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 金正恩は日本に先制核ミサイル攻撃を断行しうるー川田忠明さん(日本共産党本部で長年平和問題を担当)が講演会で断言ー (blueribbonasiya.blogspot.com)

川田忠明さんは講演で、金正恩は自らの体制維持が危うくなったと判断したら、日本に先制核攻撃をしうると語りました。

下記は川田忠明さんが千葉県の日本共産党主催の講演で使用したスライドです。体制の危機が判断基準(先制使用もありうる)と川田忠明さんは明記しています。


川田忠明さんも私も、金正恩が日本に先制核ミサイル攻撃を断行しうるとみる

理由はどうあれ、金正恩と朝鮮労働党が日本に先制核ミサイル攻撃を断行しうると考えている点で、私と川田忠明さんは完全に一致しています。

川田忠明さんは講演で、北朝鮮が日本や韓国に核ミサイル攻撃をしたら北朝鮮も破滅すると語りました。

川田忠明さんは、日米安保により米軍が北朝鮮に核ミサイルで反撃することを前提としています。

この件について、べーにゃん(比例は日本共産党)という方がtwitterで私に下記のように呟いています。



日本共産党員と同党支援者は、非核三原則の廃止を主張するべきだ

べーにゃん(比例は日本共産党)さんのこの呟きは、日米軍事同盟が金正恩による核ミサイル攻撃を抑止している事を認めています。

日本共産党員と同党支援者の皆さんは、本音では日米安保が日本の平和を守るとお考えなのでしょうね。

それなら、日本共産党員と同党支援者の皆さんは、日本の平和と民主主義を守るために日米軍事同盟を支持するべきです。

米軍の核ミサイルでの反撃に日本の安全と平和を委ねるなら、非核三原則の廃止を主張するべきです。

私は金正恩の核ミサイルで溶かされたくありません。日本共産党員の皆さんも、同じお気持ちではないですか。

日米安保を廃棄して米軍が金正恩による核ミサイル攻撃に反撃しなくなったら、金正恩は日本に核ミサイル攻撃をしても破滅しません。

金日成、金正日もできなかった日本の徹底破壊を実現し、民族の英雄になれます。

悔しいですが、金正恩が自主権擁護の聖戦を始めるなどと称して核ミサイルを日本に向けて発射したらこれを防ぐ事は殆ど無理です。



核ミサイル攻撃への反撃力を自衛隊が保有すべきだー弾道ミサイル、巡航ミサイル大量保有

金正恩による核ミサイル攻撃を抑止するためには、核ミサイル攻撃に対する徹底的な反撃力の存在を金正恩に誇示すべきです。

そのためには、自衛隊が巡航ミサイル、弾道ミサイルを大量保有すべきです。

日本に核ミサイル攻撃をしたら、巡航ミサイル、弾道ミサイルが雨のように金正恩の居住区域に降ってくることを金正恩に知らせるべきです。

金正恩が米国にまで届く大陸間ミサイルを大量保有できたら、日本が核ミサイル攻撃を受けた時米国は反撃するでしょうか。

New YorkやWashingtonが核攻撃されるのは嫌だから様子見をしよう、と米国左翼は主張するでしょう。

米国がどうあれ、日本人は日本国家を守るための軍事力を保有すべきです。

日本共産党員と同党支援者の皆さんの御意見をお待ちしています。



2022年2月12日土曜日

日本共産党員は大日本帝国が破壊されるべきだったとみるー日清、日露戦争を帝国主義戦争と見るから、自国の敗北を願う

佐渡金山を世界遺産に登録申請をする件で、日本共産党は歴史の真実は一つだ、新潟県の資料が朝鮮人強制労働の存在を認めているなどと主張しています。

強制労働、とは朝鮮半島出身者が佐渡で大変な仕事をした、という話のようです。

これを朝鮮人強制連行だった信じている方が多いようですので、少し説明します。

相撲界に入門した朝鮮半島出身者は、朝鮮人強制連行、ではない

日韓併合期、朝鮮半島の住民は大日本帝国の臣民でした。

賃金の高い日本に来て働きたいと思う朝鮮半島の若者は多かった。日本で舞踊を学びたい、と思って日本に来た若い女性もいました。

半島の舞姫、崔承喜はそんな方です。

炭鉱での仕事は大変ですが、高賃金でした。朝鮮半島にも鉱山はありますから、鉱山での仕事が過酷なことはわかっていたはずです。

過酷な仕事であることを覚悟して炭鉱で働いた朝鮮半島出身者が、後から強制労働だ、日本は謝罪せよというのはおかしい。

同時期に相撲部屋に入門した朝鮮半島出身者もいました。この方々は、角界の厳しいしきたりで大変だったでしょう。

朝鮮半島出身者の相撲部屋入門が朝鮮人強制連行、であるはずがない。舞踊の習得には激しいレッスンが必要だったと考えられますが、朝鮮人強制連行、ではありえません。

国家総動員法による徴用で日本に来て炭鉱で働いた朝鮮半島出身者もいましたが、これは国民としての義務でした。

国民の義務遂行は強制労働ではありません。

日本共産党、左翼人士は大日本帝国が日清、日露戦争に負けるべきだったとみるーレーニンの見地

それでも日本共産党、左翼人士は朝鮮人強制連行云々と叫ぶ。

日本共産党と左翼人士は、日韓併合そのものを認めないのです。

それなら朝鮮総督府の存在も非合法、朝鮮総督府が作った法や教育制度も全て無効という話になりますが。

日本共産党員は大日本帝国が日清、日露戦争に勝利して富国強兵の道を歩み、帝政ロシアの膨張を防いだことが気に入らないのでしょう。

レーニンの帝国主義論の見地なら、日清、日露戦争は帝国主義戦争です。

レーニンによれば労働者に祖国などありません。労働者は帝国主義戦争では、自国の敗北を望むべきです。

日本共産党員はレーニンの見地から、大日本帝国は破壊されるべきだったとみている。

大日本帝国が破壊され、日本人がいなくなったほうが良かった、と考えているのでしょう。

国際共産党日本支部員だった日本共産党の先輩たちは、ソ連から資金と拳銃を受け取り、プロレタリア赤衛軍とやらを結成して内乱を起こそうと叫びました。

内乱を策す武装集団、国際共産党日本支部の逮捕、投獄は当然です。

2022年2月10日木曜日

大門みきし議員(日本共産党)は日本共産党を批判する人と対話をできないのかー共産主義者は共産党を批判する人と対話をしないー

大門みきし議員の北朝鮮論には、チュチェ思想、党の唯一思想体系確立の十大原則についての考察がないー朝鮮労働党を普通の政党と見ているー

大門みきし参議院議員は、日本共産党の中で経済政策に詳しい方として知られています。

大門議員は以前大門ゼミ、という名称で、you tubeでマリリンさんという方と一緒に北朝鮮問題について語っていました。

大門ゼミ「経済から考える『北朝鮮問題』」1 - YouTube

この番組の開始後5分21秒頃に、大門みきし議員は北朝鮮の最大の要求は対話だと強調しています。大門議員がそう断言する根拠は不明です。

大門ゼミ「経済から考える『北朝鮮問題』」 2 - YouTube

もう四年前になりますが、この番組を観た私はtwitter、Blogで大門みきし議員の北朝鮮論はおかしいと批判しました。

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 2月 2018 (blueribbonasiya.blogspot.com)

残念ですが、その後大門みきし議員はtwitterで私をBlocしています。



Blocの理由は不明です。

想像ですが、日本共産党国会議員が北朝鮮を語る際、チュチェ思想を批判している日本共産党の文献について言及しないのはおかしい、という私の批判が嫌だったのかもしれません。

大門みきし議員は、党の唯一思想体系確立の十大原則という朝鮮労働党の文書を御存知ないのでしょうか。

この文書は、大韓航空機爆破の少し後に日本共産党が出していた「世界政治資料」とかいう雑誌に翻訳されていました。故萩原遼さんが翻訳したのでしょう。

長い文書ですが、要は金日成の指令を全て実行せよ、という話です。

在日本朝鮮人総連合会の職員の方なら、この文書を暗記するぐらい学習させられていると伺います。

下記には朝鮮語で、「党の唯一思想体系確立の十大原則 在日本朝鮮人総連合会 1974」と記してあります。



朝鮮労働党は全国民に、首領への絶対性、無条件性の忠誠を強制します。大韓航空機爆破の主犯と目される人物は、逮捕されたとき毒薬を飲んで死にました。

そうせよ、と朝鮮労働党に指令されていたのです。大韓航空機爆破が、金正日の指令により断行されたことを隠ぺいするためです。

共産主義者は最高指導者と共産党を批判する人を最悪の人物とみなす

大門みきし議員は、御自身と日本共産党を批判する方との対話が嫌なのでしょうね。

私見では、共産主義者は共産党とその最高指導者を批判する言動を最悪の行為とみなし、激しく反発します。

朝鮮労働党は、首領を批判する言動を首領冒涜罪と見なし、処刑もしくは収容所送りにします。

普通の日本人は気軽に金日成、金正日や金正恩を批判しますから、朝鮮労働党からすれば普通の日本人は皆、首領冒涜罪と犯しています。

日本共産党も、日本共産党を批判する方を反党分子、反共分子、反共右翼、ネトウヨなどという言葉で把握し、最悪の人物とみなします。

宮本顕治さんは、日本共産党から除名された中野重治さんという著名な作家を盲従分子と規定しました(「不屈の伝統を発展させ日本青年の大きな希望にー日本共産党青年同盟創立五十周年にあたってー」昭和48年4月5日の講演)。

朝鮮労働党、在日本朝鮮人総連合会は金日成、金正日、金正恩と朝鮮労働党を批判する方を民族反逆者と呼びます。金日成民族の方々ですから。人間の屑、という呼び方もあります。

大門みきし議員が、自分を批判する人物との対話を拒否している事も、共産主義者としては当然の行為なのでしょうね。

日本共産党議員、職員が反共分子、反共右翼、ネトウヨとインターネットで対話などしたら、日本共産党内部で厄介なことになりそうです。

朝鮮労働党の幹部が日本の外交官と真剣な対話をしたら、処刑・収容所連行

朝鮮労働党は日本人と対話などしません。これは日本共産党議員、職員が、反共分子と目される方と対話をしない事と似ています。

繰り返しですが、朝鮮労働党が日本人と対話をするなら、拉致された日本人はとっくの昔に帰国できています。

朝鮮労働党の幹部が日本の外交官と真剣な対話をしたら、金正恩の指令に背いたとみなされ処刑、政治犯収容所送りになってしまいます。

金正恩は、核兵器の小型化を着実に進めています。現時点では、米国まで届く弾道ミサイルに搭載可能な水準まで小型化に成功している可能性があります。

朝鮮中央通信に掲載されている論考からも、この可能性は十分あります。


金正恩はトランプ大統領と会談をして経済制裁を解除させ、核兵器の小型化・軽量化・精密化のための大金を何としても調達したかったのです。

金正恩は数兆円入るなら、首脳会談に応じて核実験を繰り返す

これからも金正恩は、数兆円規模の大金が得られるなら米国、日本、韓国、東南アジア諸国との首脳会談に応じるでしょう。

朝鮮半島の完全な非核化、で共同声明を作成し、入ってきた大金で核実験を繰り返せば良い。

共同声明に違反しているではないか、と言われたら共和国の自主権侵害だ、と反論するだけです。

私見では、金正恩は朝鮮労働党の特殊部隊が核兵器をリュックに入れて運べる程度まで小型化、軽量化することを目指しています。

大門みきし議員に問うー日本は金正恩による核ミサイル攻撃にどう反撃すべきなのかー

大門みきし議員は、金正恩による核ミサイル攻撃に対して日本はどう反撃するべきと考えているのでしょうか。

日本共産党は自衛隊が敵基地攻撃能力を持つことに断固反対です。

それなら、金正恩が日本に核ミサイル攻撃を断行しどこかの大都市が溶かされてしまっても、対話を望むとかいう声明を出して終わりにすべきとお考えですか。

まさかと思いますが、日米安保により米軍が核で反撃してくれるから、金正恩はそんなことはしないと考えているのではないですか。

これは日米安保が日本を守っているという話ですよ。日本共産党員の本音は、これではないですか。






唱和25年頃、宮本顕治さんは極左冒険主義者だったー野坂参三さんの平和革命論を徹底批判ー

日本共産党の50年問題とは 

昭和25年頃、日本共産党は大混乱しました。72年前です。

コミンフォルムという、当時の世界共産党の組織が突然、野坂参三さんの平和革命論を批判したのですから。

今から考えれば、ソ連共産党、中国共産党は金日成と朝鮮労働党による韓国への軍事侵攻時、

日本共産党に在日米軍基地への武装闘争、テロを徹底的にやらせて米軍が朝鮮半島に参戦できないようにしたかった。

それだけの話だったのですが、当時の日本共産党員はソ連や中国の腹の内を知りようもない。

宮本顕治さんも知らなかったでしょう。

それでも宮本顕治さんはいち早く、コミンフォルム(共産党・労働者党情報局)に同調して野坂さん批判を始めたのです。以下は、宮本さんが当時書いた論文の一部です。


山添拓議員、わたなべ結さんら若い日本共産党員は32年テーゼと宮本顕治さんの昔の論考を読みましょう

この論文は、昭和25年5月の「前衛」に掲載されました。「50年問題資料集1」という日本共産党が出した文献に掲載されています。

日本革命の「平和的発展の可能性」を提起する事や、議会を通じての政権獲得の理論は根本的な誤りだそうですから、日本革命とは武装闘争、暴力革命だという話です。

山添拓議員、わたなべ結さんら若い日本共産党員は、この論文を御存知ないでしょうね。そんな変な論文は見たくない、というお気持ちが強いかもしれません。

何で宮本顕治さんがそんなことを言ったのか、という疑問を持つ方は、32年テーゼを考えてください。これは50年問題の18年前、昭和七年に出ています。

労働者、農民が武装し、プロレタリア赤衛軍を結成して帝国主義戦争を内乱に転化せよ、という中身でした。

当時の宮本さんとしては、32年テーゼこそ日本革命の道筋を解明した綱領だ、という発想でしょう。宮本さんは武装闘争、内乱が民主主義革命だという理論家だったのです。

長く獄中にいた方ですから、32年テーゼからの発想の転換ができにくかったのです。

この翌年にソ連、中国から認められて出てきた51年綱領は、暴力革命路線を採択していました。今の日本共産党はこれを極左冒険主義と酷評しています。

宮本顕治さんは、中央の指導部から排除されていましたが、自分が主張していた路線が採択されて嬉しかったでしょうね。

昭和28年8月の赤旗紙面で、宮本さんは51年綱領をかがやかしい新綱領、と絶賛しています。

宮本顕治さんは第十六大会で、若い頃の極左冒険主義革命理論を他人の理論のように宣伝

昔から共産主義者は、自分達に都合の悪い史実を隠ぺい、修正します。

金日成が中国共産党員として、満州で山賊行為をやって日本軍に追われ、ソ連に逃げたことを朝鮮労働党と在日本朝鮮人総連合会は隠ぺいしています。

宮本顕治さんは日本共産党第十六回大会(昭和57年7月27日)の冒頭発言で、ソ連、中国などの介入により分裂した党の一翼に極左冒険主義が起こった、と語りました。

この時、宮本さんは極左冒険主義に反対した潮流もあったと語っています。

こういう文脈だと、昭和25年当時宮本さんが極左冒険主義に断固反対したように思えてしまいます。実際は、御自身が極左冒険主義者だったのですけれどね。

宮本顕治さんは、レーニン、スターリンの手法をよく学んでいました。歴史修正主義者です。

日本共産党の50年問題の頃、臨時中央指導部の下で国政選挙を頑張った方もいたーこれは分派の所行なのか

昭和25年頃の日本共産党中央は混乱しましたが、昭和26年8月にはソ連共産党、中国共産党から徳田球一さん、野坂参三さんの下に結集せよという指令が下り、51年綱領が提起されました。

これにより、昭和26年秋には当時の日本共産党中央は皆、51年綱領を支持しました。

それでは昭和26年から28年頃の日本共産党員全員が暴力革命論を信じ、連日連夜武装闘争、火炎瓶づくりに専心したかというとそうではありません。

51年綱領を中央幹部が支持しても、全国の一般党員にそれが直ちに徹底されるわけではない。

暴力革命論とは変だな、と思いつつも総選挙ですから頑張った日本共産党員もいたのです。京都の谷口善太郎さんのように国会議員だった方もいました。

全国各地で立候補したのでしょう。

私は四十年ぐらい前、50年問題を体験した方から当時の思い出話を伺いました。昭和57、58年頃の事です。

昭和57、58年頃には、若かりし時に50年問題を体験した日本共産党員がまだお元気だったのです。

この方は50年問題を、悪夢だった、絶対に起こるはずがないと思っていた事が起きた、と語りました。

昭和27年と言ったか、28年と言ったか忘れましたが総選挙がありました。この時、全国の一般党員は地を這うようにして選挙活動に取り組んだそうです。

結果は惨敗。故人となったその古参党員の方は、私に全敗したと言ったかもしれませんが忘れました。谷口善太郎さんも落選しています。

一方で武装闘争、一方で選挙活動とは実に変な話でしたが。

これも臨時中央指導部の指導下で行われた選挙活動ですから、現在の日本共産党の史観では、分裂した一方の側が行った選挙活動ということになりませんか。

谷口善太郎さんらは分派活動の一環として総選挙に立候補したという結論になってしまいませんか。

50年問題の頃に全国の日本共産党員が行った選挙活動は、臨時中央指導部の下で行ったから分派活動だという結論になるとしか、私には思えません。

臨時中央指導部の指導で行った武装闘争は分派の所行だが、選挙活動は日本共産党の活動だという結論が出ますか。

日本共産党京都府委員長の渡辺和俊さんは、谷口善太郎さんら当時の日本共産党員が行った選挙活動も、分派の所行とお考えなのでしょうか。

渡辺和俊さんは、SNSでは議論をしないそうです。京都の日本共産党が出している何かの文献で、見解を表明していただきたいものです。









2022年2月9日水曜日

社会主義国には資本主義的搾取制度の廃止、男女同権、教育、医療、保育、社会保障の面で資本主義制度にない制度的優位ー宮本顕治さんの第十八大会冒頭発言より

 日本共産党第十八大会は、昭和62年11月25日から開催されました。

当時の日本共産党大会では、宮本顕治さんが中央委員会議長として、冒頭発言という基調報告をする習慣になっていました。

日本共産党中央のHPには、宮本顕治さんが主導した時期の大会決定は掲載されていません。

山添拓議員ら若い日本共産党員はこの時期の日本共産党によるソ連礼賛の史実を知らないと考えられます。

当時の日本共産党大会決定や幹部の著作を探して読む若い日本共産党員は稀でしょう。

宮本顕治さんによる社会主義国礼賛発言の約二年後に東欧社会主義が崩壊

社会主義国、とはソ連、中国、東欧、北朝鮮、ベトナム、キューバなどの事です。

第十八回大会からおよそ二年後に、東欧社会主義は崩壊しました。

ソ連崩壊はそれからおよそ二年後です。

第十八回大会当時、モスクワや東欧諸国首都に駐在し現地情報を伝えていた赤旗記者は、ソ連や東欧の庶民の暮らしの実情をよく知っていたはずです。

当時の日本共産党幹部や赤旗記者の皆さんは一体何を根拠に、上記のような宣伝をやったのでしょうか。

この時期の日本共産党幹部や赤旗記者はソ連共産党、中国共産党や東欧の宣伝を盲信していたとしか考えられない。

今の在日本朝鮮人総連合会幹部や職員の皆さんは、金正恩と朝鮮労働党を礼賛しています。

一昔前の日本共産党も、ソ連や中国、北朝鮮を礼賛しました。

共産主義者は最高指導者を礼賛します。

社会主義国ではまともな選挙はないー言論の自由、結社の自由はない

社会主義国で、まともな選挙をやった国は皆無でした。

レーニン以来、社会主義国では、国民に言論の自由、結社の自由など認めない。

某中国人によれば今の中国では、選挙に誰が立候補し、誰が当選するかを中国共産党が決定します。

各住民に、貴方は〇〇さんに投票しなさい、という指令が伝えられるそうです。ひどい話ですが香港も、こうなっていくのでしょうね。

中国の現実を百も承知の不破さんは、中国共産党は市場に強い社会主義という、レーニンの道を歩んでいるという奇怪な宣伝をしました。

日本共産党新宿地区にお勤めの中野顕さんに問う

日本共産党の新宿地区にお勤めの中野顕さんは、人権を抑圧する中国は社会主義ではないとtwitterで主張しています。

中野顕さんは、宮本顕治さんの第十八回大会冒頭発言や、不破さんの中国共産党評価は事実と無縁の虚偽宣伝だったとお考えなのでしょうか。

中野顕さんなら、昔の日本共産党大会決定を御存知でしょう。虚偽宣伝が多い。

今でも、日本共産党は中朝の核軍事力、朝鮮労働党のチュチェ思想について思考と議論をしない。

中国の軍事費は年間20兆円を超える。日本の三倍以上です。日米同盟が弱くなれば、中国共産党は台湾と沖縄に侵攻しうる。

日本共産党員は自らの社会主義国礼賛の歴史から全く学んでいない。



2022年2月6日日曜日

畑田重夫・川越敬三著「朝鮮問題と日本」(新日本新書。昭和43年刊行)より思うー日本共産党は「帝国主義論」の見地で朝鮮半島情勢、台湾有事を分析

 日本共産党と同党支援者は、レーニンの「帝国主義論」の見地から朝鮮半島情勢や、アジア情勢を長年把握しています。

この本も同様です。この本の第四章によれば、朝鮮戦争でどちらが先に攻撃をしかけたかは大切なことではない。

どちらが先に38度線を越えても、朝鮮人民の立場から言えば侵略ではなく、内戦の始まりです。

開戦以前にすでに米帝国主義による南朝鮮侵略が行われていたという事実に注目するべきだそうです。

畑田・川越両氏によれば米国は南朝鮮を不法に占領し、開戦と同時に朝鮮戦争の当事者となりました。

朝鮮戦争はアメリカによる朝鮮侵略戦争です。昔の左翼は、大真面目でこう語りました。

畑田重夫・川越敬三両氏は朝鮮戦争を民主革命の課題を遂行するため全人民的国内革命戦争とみた

朝鮮戦争は、朝鮮人民の立場からすれば、外来帝国主義の侵略から祖国の自由と独立を守るための民族解放戦争であり、

アメリカと李承晩一味の反動政治に苦しむ南半部の人民を解放して祖国を統一し、民主革命の課題を遂行するための全人民的国内革命戦争でした(同書p111)。

中国人民の立場からすれば、自国の革命を擁護し、国際連帯の精神にもとづいて、朝鮮人民を支持、激励し、共闘するという抗米援朝の国家防衛戦争でした。

全人民的国内革命戦争、国家防衛戦争のためには韓国、朝鮮人が数百万人死亡するのはやむ得なかった、と畑田、川越両氏はお考えだったのでしょうか。

ソウル市民は朝鮮人民軍により地獄に落とされてしまえ、という話に思えるのですが。

畑田・川越両氏はレーニンの見地から朝鮮半島情勢を分析した

レーニンは「帝国主義論」で、金融資本が戦争を起こすと論じました。

人民中国とやらと北朝鮮に金融資本、など存在しませんから、レーニンの見地に立てば金融資本を持つ米国が世界各地に軍隊を駐留させ、侵略していることになります。

朝鮮半島の南半部は米国により占領されていたので巣から、朝鮮戦争は米国による侵略戦争であり、朝鮮労働党は祖国を解放するために戦ったことになります。

畑田・川越両氏によれば朝鮮人民とその武装力である人民軍は、その英雄的な闘争によって、祖国ー朝鮮民主主義人民共和国を外国帝国主義の侵略から守り、

祖国の自由と独立と社会主義制度を守り通しました。人民軍は第三次世界大戦を防止するという偉業に大きな貢献をしました(同書p118)。

朝鮮戦争における「国連軍」は米帝国主義の傀儡軍にすぎないそうです(p119)。

この本には、この類の記述が沢山あります。レーニンの見地から朝鮮半島情勢を把握すれば、こんな結論が出ます。

昔の日本共産党は金日成と朝鮮労働党による大韓民国滅亡を社会進歩とみた

昔の日本共産党は金日成と朝鮮労働党が大韓民国を滅亡させることを解放、民主革命などと評価したのです。

歴史にもしも、ですが朝鮮戦争に米国、国連軍が参戦しなかったら金日成と朝鮮労働党が朝鮮半島を統一したでしょう。

朝鮮半島全体を金日成と朝鮮労働党が支配すれば、言論の自由、表現の自由など全くなくなりますから、韓流ドラマや韓国の映画、歌謡曲など育つはずがない。

ソウルや釜山にも政治犯収容所ができたことでしょう。

台湾海峡に米海軍と海上自衛隊が来ると侵略なのか―日本共産党は金正恩による核ミサイル攻撃を容認しうる

この視点から、今の日本共産党は台湾海峡周辺に米海軍や自衛隊が来ることや、沖縄の米軍基地の存在を侵略とみなしていそうです。

台湾や沖縄はすでに米帝国主義により侵略されているのだから、中国共産党が台湾や沖縄を攻撃することは祖国を外国帝国主義の侵略から守るためだという理屈です。

レーニンの見地なら、帝国主義である米国と日本が台湾海峡周辺で日米共同演習を行うと、中国への帝国主義的侵略という話になりえる。

金正恩が沖縄の米軍基地に先制核ミサイル攻撃を断行しても、祖国を外国帝国主義の侵略から守るためだとみる日本共産党員は少なくないのでは、と私には思えます。

日本共産党なら、金正恩による核ミサイル攻撃に一切反撃すべきでない、全面戦争反対、と叫んで平和大集会を緊急開催して反撃しそうです。

日本共産党なら、こんな調子で金正恩による日本への核ミサイル攻撃を容認しうる。川田忠明さん、さいとう和子さん、いかがですか。

2022年2月5日土曜日

川田忠明さんら日本共産党員はチュチェ思想についての思考と議論を拒否するー金正恩は核兵器を小型化、精密化

 最近の日本共産党、左翼人士は朝鮮労働党の文献に基づいて北朝鮮の狙いや動向を考えるという、基本的な知的作業をやりません。

最近の日本共産党員はチュチェ思想についての思考と議論を拒否しています。

日本共産党は自らの願望に依拠して、北朝鮮の核問題は外交的に解決する見通しがあると宣伝しています。北朝鮮問題、中国にどう向き合うか (jcp.or.jp) 

昨年10月28日の赤旗に掲載されたこの論考の筆者は、対話をすれば金正恩が核兵器を廃棄すると確信しているようですが、その根拠を示していません。

根拠がない断定は、願望の表明でしかありません。憲法九条を掲げて平和を望めば実現する、という水準の話です。

そういう方は憲法九条教徒です。

金日成以来、朝鮮労働党は核開発を進めてきた―今では核兵器の小型化、軽量化、精密化

金日成はかつて、わが共和国は核兵器を持つ意思も能力もない、と宣伝しました。これは、共和国は地上の楽園だ、という大嘘宣伝と同じです。

私は本ブログやtwitterで繰り返し、金正恩が核兵器の小型化、軽量化、精密化を進めていると主張してきました。

その根拠は、例えば平成28年3月27日の朝鮮中央通信に掲載された論考「敵撃滅の聖戦に立ち上がった朝鮮の軍隊と人民」です。

この論考によれば、小型化、精密化された核兵器を含む戦略軍の打撃手段が、南朝鮮、米軍基地、ワシントンを永遠に生存できないよう物理的になくす発射待機状態にあるそうです。

この論考は、インターネットで検索すれば出てきます。



川田忠明さんは、チュチェ思想の危険性を説く日本共産党の文献を無視している

日本共産党で平和問題を担当している川田忠明さんは、この論文には一切言及していません。

川田忠明さんは、朝鮮労働党の文献を読まないで北朝鮮を語っているようです。川田忠明さん、いかがですか。

一昔前の日本共産党には、故萩原遼さんのように朝鮮労働党の文献を熱心に読んでいる方がいました。

一昔前の日本共産党には今の私が読んでも、この論文は朝鮮労働党の本質を看破している、と高く評価できるものがあります。

例えば「国際友好・連帯運動と覇権主義 日朝関係をめぐって」(昭和62年日本共産党中央委員会出版局発行)に掲載されている論考「反共右傾化路線と唱和する対外盲従主義者」です。

この論考によれば、尾上一派が「日本の自主化」というとき、その意味は日本のチュチェ思想化、つまり日本を外国の指導者の支配下、その指導思想「チュチェ思想」の支配下におくことです。その通り、と思います。

朝鮮労働党は韓国だけでなく、日本も支配しようと策してきました。

川田忠明さんがこの文献を知らないとは思えないのですが。日本共産党は、都合の悪い文献を内緒にすることがあります。

この文献や、朝鮮労働党の危険性を明記した第十七回大会決定も今の日本共産党には都合が悪いのでしょうね。

金正恩が日本政府に一兆円持ってこい、持ってこなければ核攻撃をすると脅かしたらどうするのか

金正恩が日本を支配するなど無理だ、と思う方は、小型化された核兵器で金正恩が日本を脅かしたらどうするのか、考えて頂きたい。

例えば、~日以内に一兆円持ってこい、さもなければ日本に核ミサイル攻撃をする、という声明を金正恩が出したらどうしますか。

川田忠明さんら日本共産党員は、外交で解決できると叫ぶのでしょうね。

外交で解決するために一兆円金正恩に献上しよう、と川田忠明さんら日本共産党員は言うのでしょうか。

金正恩の脅かしに屈して一兆円出すのなら、日本は金正恩と朝鮮労働党に支配されたも同然です。

左翼は中朝露の核軍事力について思考と議論をしない

金正恩と朝鮮労働党の軍事力について、一切の思考と議論を拒否しているのは日本共産党員だけではありません。

左翼は皆、中朝露の核軍事力について一切の思考と議論をしない。

中朝露がどれだけ核軍事力を保有しても、憲法九条があると中朝露に訴えれば大丈夫、という考えなのでしょう。

左翼人士の中には、台湾有事とは米国が台湾を攻撃する事により起こる、と信じている方がいそうです。