2015年7月26日日曜日

François Truffautの1977年仏映画「恋愛日記」(Charles Denner主演、原題L'Homme qui Aimait Les Femmes, The Man who Loved Women)を観ました。

女の脚は美しく、バランスよく地球を測るコンパスだ


主人公Bertrandのこの言葉に、彼の人生が集約されています。

映画の舞台は1970年代中頃の南仏の街です。映画の冒頭シーンはBertrandという男性の埋葬に、たくさんの女性が集まってくる場面です。

Bertrandは40歳くらいですから、1935年くらいに生まれているはずです。今生きていれば80歳くらいのフランス人男性です。

Bertrandは母ひとり、子一人で少年時代を過ごしました。母親は男性関係が派手だったようです。これは、Bertrandの精神形成に少なからぬ影響を及ぼしたはずです。

次から次へと女性を求めて生きているBertrandは、母親に十分愛されなかったという思いを心のどこかにもって生きていたのかもしれません。

壇一雄「火宅の人」を思い起こさせる


私はこの映画を観て、壇一雄の「火宅の人」という小説と映画を思い出しました。その映画によれば、壇一雄の母は愛人のもとへ去ってしまいました。檀一雄が少年のときのことです。

壇一雄はBertrandほどではありませんが、自らの生涯を赤裸々に描いた作家です。

この映画のBertrandも同じで、自分の女性遍歴を小説にします。無数の女性と床を共にしたBetrandですが、人生で最愛の女性はおそらく人妻デルフィーヌだったのでしょう。

嫉妬深いデルフィーヌは情熱家です。彼女の登場により、Bertrandの中年以降の人生の波風がわかります。実際にこんなことを繰り返しやれば、数々のトラブルでまともに暮らせなくなる。

Bertrandが自分の自叙伝とも言うべき小説に最初につけた題名はLe Cavaleur(浮気者)でした。

しかしBrigette Fossey演じる女性評論家(小説家?)により「恋愛日記」(L'Hommequi Aimait Les Femmes)に変えられます。

Brigette Fossey演じる女性が、Bertrandを愛しつつもBertrandの生涯の解釈をするのも面白い。知性ある女性でも、Bertrandのような浮気者に夢中になってしまうこともあるのでしょう。

Bertrandは寂しいながらも彼らしい最期-人は生きてきたように死んでいく-


Bertrandは寂しいながらも、彼らしい最期のときを迎えます。

寂しい最期と、愛した女性に見送られていくBertrandを描いたところに、François Trauffaut監督のメッセージが込められているのでしょう。

人は、生きてきたように死んでいくのでしょう。性癖を変えることはできない。

愛情の追求が人生の一大行事であることは間違いない。Bertrandは自らの愛情生活の遍歴を小説にし、後世に残すことができたのです。

身勝手な彼のために泣いた女性たちの生き様も、その小説に描かれているはずです。その女性たちも、あるときは精一杯Bertrandを愛したのです。

そのときを肌で覚えているからこそ、彼女たちは葬儀にやってきた。Bertrandは悪辣な人物ではなかったのでしょう。

2015年7月19日日曜日

Omar Sy, Charlotte Gainsbourg主演2014年仏映画「サンバ」(原題Samba)を観ました。

フランスは不法移民を今後どう扱うのか?現代フランス人が真剣に議論せねばならない問題を扱っている映画。


この映画は、喜劇調ですが深刻な問題提起をしています。

私は正確な数値を知らないのですが、フランスに長期滞在している不法移民は百万人を越えているのではないでしょうか。

旧フランス領から来た人々は、母国ではフランス語で子供の頃から教育を受けています。フランス語は母国語同然です。

それならば、フランスに来れば普通の企業でホワイト・カラーとして雇用されそうですが、それは極めて困難です。

アリスは若いサンバの光るような瞳と鍛え上げられた肉体に惹かれた


Senegalから来たこの映画の主人公とサンバの叔父のように、料理人になれればかなり良いほうでしょう。サンバは調理場で夜の皿洗いを10年ほどやっていました。

役所からの書類が届かず、サンバは不法移民の収容施設に連行されてしまいます。そこでGainsbourg演じるアリスと会います。

アリスは長年の仕事疲れから「燃え尽き症候群」になってしまった女性です。Burn-outと言っていました。これは英語ですが、仏語にもあるのでしょうか。

長年独身で一人暮らしでは、気疲れからBurn-out状態になってしまってもおかしくない。アリスは睡眠も十分取れないようです。

そんなアリスが、きらきら光るような瞳と鍛え上げられた体をもつ若いサンバに惹かれるのも当然かもしれません。

不法移民の視点から見た現代フランス社会


この映画は、不法移民の視点からフランス社会を描き出しています。不法移民は、3K労働に従事せざるを得ない。

不法移民ですから、闇で偽造滞在許可証や偽造就労許可証を入手するしかない。日雇いの仕事ですら、就労許可証を提示せねばならないようです。

それでは、不法移民が可哀想だから就労許可取得を簡便化すれば良いかというと、そう単純ではない。

フランス語圏からの不法移民がさらに増えてしまう。一攫千金の夢をもって不法に入国してくる人が激増してしまう。

アフリカからの移民には、激怒癖がある人が多いのでしょうか?この映画にはサンバが何度か激昂するシーンがありましたが、そんなことで怒ってもどうにもならないと感じました。

不法移民が厳しい肉体労働に従事しているから、建設業や廃棄物処理産業が成立している


ゴミの分別や高層ビルの窓拭き、建設現場での労働などの厳しい肉体労働に従事している不法移民はいくらでもいる。

逆に言えば、不法移民が相当数いるからこそ、3K労働に従事する人がいて建設業やさ廃棄物処理産業が成立しているともいえる。

不法移民の中には、フランス社会の縁の下の力もちのような役割を果たしている方もいます。

しかし不法移民は常に強制送還の不安にさらされていますから、仲間内での喧嘩、暴力沙汰が起きやすくなる。普通のフランス人から見れば、直ちに強制送還すべきだという話になりやすい。

先が見えなければ、心が荒んでいってしまいます。不法移民はフランス社会に反感をもってしまいかねません。

Marine Le Penの国民戦線はなぜ徐々に伸びているか-背景に不法移民の存在


この対立を埋めるのは簡単ではない。この映画では描かれていませんが、不法移民がイスラム教徒だと、カトリックのフランスの伝統と衝突するような事態も生じてしまいかねない。

Marine Le Penの国民戦線がフランス国民の支持を徐々に増やしていますが、これには理由がある。単なる扇動の結果ではなさそうです。

カトリックのフランス社会を守れ、というフランス人は少なくない。同時に教育の場では宗教を持ち出してはならないという世俗主義の考え方も強い。これはイスラム教と矛盾しうる。

治安の悪化や失業増加は全て移民のせいだ、と言うのは不適切ですが。

料理人の職を解雇されてしまったサンバの叔父が死んだような目つきをしていたのが印象に残ります。叔父さんは、誰よりもサンバを大事にしてくれた。

叔父さんは1956年生まれのようですから、まだ60歳にならないはずですが苦労のためか老け込んでいました。叔父さんの証明書も、ひょっとしたら偽造かもしれません。

不法移民の間では、絆があることも描かれています。叔父さんとサンバの相棒のブラジル人(実はブラジル人ではない)は絆の象徴です。

2015年7月12日日曜日

Benoît Magimel, Laura Smet主演2004年仏独映画「石の微笑」(原題La Demoiselle d’honneur, The Bridesmaid)を観ました。

Benoît Magimelは、インテリの不安を良く表現できる。日常生活の中に潜む人の心の闇を描いた映画。若手女優Laura Smetの燃えるような瞳が怖い。


フランスでは、こういう映画でも観客が入り、映画会社は採算が取れるのでしょうか。ミステリー作品と広告の文章には出ていますが、薄気味悪いだけだな、と思ってしまう観客もいそうです。

こんな変な女とは一切関わらないことだ、と切り捨ててしまえばそれでおしまい。この映画でLaura Smetが演じたような女性は滅多にいない。ありえない、と思う観客もいるかもしれない。

しかし現実には、見かけは真面目な人が殺人事件を起こしてしまうことがあります。少し前ですが、北陸地方である教員が殺人罪で逮捕されました。

報道された顔写真を見る限り、真面目な先生としか思えない。

この映画を観て私はその事件をふと思い出しました。この映画は、妄想の世界に住み、虚言症に陥ってしまった人の心を描いています。

平凡な人間でもときにはなぜか人を殺めてしまう-心の闇が表面化した


見かけは平凡な人がなぜ殺人のような凶行をしでかしてしまったのか。教員が殺人なんて、普通には想像もできません。

誰でも、心の闇、裏の顔とも言うべきものを持っています。

殺人をしでかした人は、何かの拍子で心の闇が表面化してしまったのではないでしょうか。

Laure Smet演じるヒロインは恋人に次を希望します。

私を本当に愛しているなら、(1)木を植える(2)詩をかく(3)人を殺す(4)同性と性行為をする。の四つです。

主人公はこれを拒否しますが、人を殺したと嘘をつきます。巡りあった彼女との関係を維持したかったのでしょう。

愛情関係は人の精神は異常にさせる-虚言症にもなりうる


本当に人が人を愛する時には、精神が高調します。一時的にせよ異常な気分になっているとも言える。

常に正常、いつもと同じ精神状態だったら「愛し合う」ことなど成立しえない。一時的には、虚言症のようになっているとも言える。

Claude Chabrol監督はこの映画で心の闇を描いたのです。

主人公の母親の恋人が誠実そうに見えて実は嘘つきだったこと、主人公の妹の犯罪が描かれている。

普通の生活を営んでいるが嘘をつく人より、ホームレスのほうが裏表がなく真面目そうに描かれているのも面白い。

Benoît Magimel,の不安げな表情とLaura Smetの燃えるような瞳も印象に残ります。

2015年7月5日日曜日

Kristin Scott Thomas主演2008年仏映画「ずっとあなたを愛してる」(原題Il y a longtemps que je t'aime, Philippe Claudel監督)を観ました。

Krisitin Scott Thomasの憂いに満ちた表情が素晴らしい。癒しがたい心の傷を背負って生きることになったインテリ女性と、彼女の更生を支える妹をElsa Zylbersteinがよく演じている。


インターネットで調べてみるとこの映画は、フランスではかなり売れたらしい。監督のPhilippe Claudelは、小説家としても有名なようです。様々なシーンで流れる音楽も良い。

生きていけば誰しも、壁にぶち当たっていつのまにか心に重荷を抱えるようになります。そのとき、大事なのは本人だけでなく周囲の仲間、家族との絆なのでしょう。

主人公は、Kristin Scott Thomas演じる中年女性Julietteです。Elsa Zylbersteinは滝川クリステルに少し似ているように感じました。髪型が似ていただけかもしれませんが。

殺人罪で15年間刑務所暮しをした姉を妹が自分の家に迎える


Julietteは殺人罪で15年間刑務所暮らしをしていました。刑務所から出てきた彼女は、空港で煙草をふかしながら誰かを待っています。

妹のレア(Elsa Zylberstein)が車から降りて走って姉を迎えに行くシーンから始まります。

妹は勿論、姉が殺人を犯してしまった事を知っているのですが、なぜそんなことをしたのかを姉に問わなかったらしい。

両親に姉はいなくなったものと思えとすりこまれていたそうです。しかしこのあたり、少し無理があるように感じました。

両親が娘は一体なぜそんなことを?と事情を調べるのが普通ではないでしょうか。警察に問い合わせるなり、調べ方はいくらでもあったはずです。

以下、印象に残ったことを書き留めておきます。

姉妹の父は既に世を去っています。癌が全身に転移し、最期は42キロしかなかったそうです。

英国人の母親はアルツハイマー症のようになり、娘を認識できなくなっているので施設に住んでいます。

十数年ぶりにJulietteは妹と十数年ぶりに母親を訪ねますが、母親は即座にJulietteを認識します。Julietteの子供の頃を思い出すのです。いくら老いても、母親の愛情は変わらない。

妹は出産を拒否し、ベトナムの幼い女の子二人を養女にしていた


妹の家に住んでいるJulietteは妹の同僚や友人と、ホームパーティなどで交流するようになり、徐々に心を開いていきます。妹にはベトナムから来た二人の幼い養女がいます。

妹は出産を拒否していたのです。不妊症ではありません。夫がそれをよく承知したものです。

このあたりにも、監督のメッセージがあるのでしょう。幼い二人の娘ですら、どうしようもない運命による重荷を抱えて必死に生きているのです。

フランスの富裕な家庭には、途上国から養子を迎えるところがあるようです。日本では滅多にない。

Julietteは二週間おきに地元の警察署に出頭せねばなりません。彼女との面接を担当した警察官はどういうわけか一人暮らしらしい。

この警察官はある悲惨な選択をすることになりますが、なぜだかよくわかりませんでした。

妹夫婦の親友らしい中東出身の若夫婦に子供が生まれますが、上に亡くなった子供がいたようです。

主な登場人物は皆、それぞれの心の重荷を抱えて生きている


主な登場人物は皆、運命の徒らから生じたのではないかとも言うべき重荷を抱えて生きている。それを乗り越えるために、仲間と楽しく食事と会話をして生きていくのが人生そのものなのでしょう。

フランス社会には、家に友人を招きホームパーティを開催して、知的な会話を楽しんで交流する習慣があります。

ホームパーティである友人がJulietteに、なぜ突然現れたのかとしつこく問いただすシーンがあります。妹はいい加減にして、と言いますが酔った友人は諦めません。

仕方なくJulietteは、殺人で刑務所に15年間いたと話しますが、すぐに皆大笑いします。冗談としか思えなかったのです。

このシーンにも、監督の思いが込められているのでしょう。更生のために精一杯生きているのなら、辛い過去を笑って吹きとばせ、で良いのです。

フランス映画を観ると、家がとても広いように思えてなりません。勿論、ある程度の富裕層を描いた映画が多いのでしょうけれど。

貧しかったら、広い家に住めないからホームパーティも開けなくなってしまいます。その場合には外でバーべキューパーティをやるのかもしれませんね。

フランスに移民がかなり多くなっていることを示唆するシーンもあります。Julietteの母親はイギリス人です。妹の夫の父親は、ポーランド出身です。

移民をフランス社会でどう迎え入れ、順応させるかは大きな問題のようです。

北朝鮮の「特別調査委員会」による「調査報告」はいらない-「調査報告」は必ず大嘘だらけ。金正日の華麗な女性関係と贅沢三昧を対北朝鮮ラジオ放送、海外衛星放送で広めよう!

テロ国家北朝鮮は合意事項を必ず破る。金正恩と朝鮮労働党は日本人が被拉致日本人救出を断念するべく策している。


北朝鮮当局,朝鮮労働党とは、民間航空機を爆破して喜んでいる連中の組織なのです。そんな連中が,「ストックホルム合意の精神」とやらにたつことなどありえません。

特別調査委員会とやらの「調査報告」は大嘘だらけになるのがわかりきっています。

「金日成、金正日の命令で百人以上拉致しました」という「調査報告」が出てくるわけがない。

そんな「調査報告」を作成しようとすれば、その人は必ず処刑されてしまう。「火炙り」で処刑される人も北朝鮮にはいます。

大嘘調査報告でも、日本人を騙すことに失敗すれば作成者の命運は尽きてしまいます。政治犯収容所行きになりえます。

2002年の日朝首脳会談を裏で仕切った国家安全保衛部の方は銃殺されたらしい。国家安全保衛部幹部といえども、かげろうのごとくはかない命なのです。

張成澤処刑は、処刑を実行した国家安全保衛部だけでなく組織指導部、対南工作機関の連中の内心に衝撃を与えたはずです。「次は自分か」と心中でおびえている人はいくらでもいる。

現状では大嘘調査報告ですら、対南工作機関は出せなくなっているのです。前任者の末路が思い浮かばないほど、対南工作機関、国家安全保衛部幹部は無能ではない。

「北朝鮮と粘り強い対話」を主張する政治家、政党は暴力団の「若頭」「若頭補佐」と対話するのか


住民が暴力団の「若頭」「若頭補佐」といかなる合意をしても何もならないし,むしろ有害です。

「若頭」「若頭補佐」は住民の警戒心が弱まったことを利用して直ちに悪事を働くことを手下に命じるでしょう。

「暴力団と対話をすべきだ」「暴力団に交渉しなければ、何も進まない」と大真面目に住民に主張する政治家はいないでしょう。そんな政治家は落選してしまいますから。

金正恩と朝鮮労働党、そして彼らの指導を受けている在日本朝鮮人総連合会は、日本人が被拉致日本人救出を断念すべく必死で思想攻撃、宣伝戦を行っています。

「北朝鮮と粘り強く対話すべきだ」と主張する政治家や朝鮮問題の「専門家」は少なくありません。北朝鮮の思想攻撃に知らず知らずのうちに屈服している方は少なくない。

朝鮮労働党の対南機関は、日本人が被拉致日本人救出を断念すべくあらゆる宣伝を仕掛けている-「いつまでも調査報告を受け取らないのはおかしい」「人道問題は他にもある」


その方々は,「金正恩や朝鮮労働党組織指導部,国家安全保衛部の皆さんは暴力団のような悪人ではないよ」などと本気で思っているのでしょうか?

朝鮮問題の「専門家」や政治家は、○○○真理教の「教祖」や実際にテロを断行した大幹部と,住民の間で粘り強い対話が必要だったなどと本気で考えているのでしょうか?

警察がその連中を逮捕しなかったら、「対話」とやらを重ねようとした方々のみならずもっと多くの市民が犠牲になった。なぜその程度のことがわからないのでしょうか。

テロを国策としているテロ国家北朝鮮との普通の「対話」「交渉」など、百害あって一利なしです。

テロ国家北朝鮮には政治犯収容所がありますから、日本人妻、残留日本人もいつでもそこに連行されうる。処刑もありうる。

日本人妻や残留日本人が日本に一時帰国できても、「拉致日本人は死んだ。私は事故を見た」という大嘘宣伝をやらされるだけです。

それでは「交渉」なしでどうやって被拉致日本人を救出するのか。徹底的な圧力と思想攻撃で,テロ国家北朝鮮を思想的に崩壊させることです。

朝鮮労働党、中国共産党は日本や韓国にあらゆる思想攻撃を仕掛けている


何度でも言います。日本政府は対北朝鮮ラジオ放送および海外衛星放送で、金正日の華麗な女性関係と贅沢三昧を広めるべきです。

北朝鮮当局は必死に妨害電波を流すでしょうが、いくつもの周波数で同時に対北朝鮮ラジオ放送をやったらどうなるでしょうか。

金正日の女性関係を暴く海外衛星放送番組を朝鮮半島と中国東北部に向けて放映すれば、中国朝鮮族が視聴できます。

中国朝鮮族は番組をCDやUSBに保存して北朝鮮の国境沿いの都市に持ち込みます。よい商売になりますから。

国家安全保衛部に摘発され、CDやUSBが没収されてしまう場合もありえますが、国家安全保衛部の優秀な働き手の皆さんが視聴なさいます。

国家安全保衛部が仕事をさぼるようにしよう!対北朝鮮ラジオ放送の開始時音楽は韓国の実力派女性歌手WAXの「化粧を直して」にしよう!


不特定多数の住民,特に朝鮮人民軍と国家安全保衛部に金正日の華麗な女性関係と贅沢三昧が知れ渡れば、金正恩は対応不能になってしまう。

住民を摘発する連中が仕事をさぼりはじめるからです。国家安全保衛部が仕事をさぼったら、住民は気軽に金正恩を批判できるようになります。政治犯収容所に連行されにくくなる。

金正恩と朝鮮労働党組織指導部,対南工作機関の皆様は必死に日本政府を脅迫してくるでしょう。そのときこそ、テロ国家北朝鮮との「対話」「交渉」が始まるのです。

日本政府は対北朝鮮ラジオ放送で、「金正恩よ、放送をやめてほしければ横田めぐみ、有本恵子、増元るみ子を返せ」と言えば良い。

海外衛星放送で、金正恩の母親高英姫と金正日の愛情物語の連続番組を!WAXに主題歌をお願いしよう!


海外衛星放送で、金正恩の母親高英姫と金正日の愛情物語の連続番組をつくると高い視聴率が取れること間違いなしです。

金正恩や妹金予正も、亡き両親の愛情物語を日本政府が放映してくれるなら喜んで観そうです。

奇妙ですが、金正日と高英姫の愛情物語を映画や海外衛星放送で放映すれば、はかりしれない思想攻撃になりうる。

晩年の金正日にとって、最愛の女性は元在日朝鮮人高英姫でした。元在日朝鮮人高英姫との関係を、金日成が認めるはずがない。金正日は高英姫を公の場に殆ど出せなかった。

高英姫は連日、わずかな睡眠時間しか取らずに金正日を支えました。死因は脳梗塞らしい。若くして亡くなったのですから、「過労死」とも言えそうです。

金正日はどんなに悲しかったでしょう。血統のゆえに、正妻になれなかった高英姫の人生は悲劇的です。

映画と音楽に造詣のあった金正日は、自由な発想ができ、吉永小百合に少し似ていた高英姫を限りなく愛したのです。「金正日の料理人」藤本健二さんの著書はそれを伝えています。

韓国女性歌手WAXに主題歌をお願いすれば、金正恩や妹金予正も涙を流すでしょう。中国にいるらしい金正男は必ず観ますよ。