2012年10月3日水曜日

フィンガー5晃君を思う

 同世代の大スター晃君


小学校5年生くらいの頃、大ヒットした歌の一つがフィンガー5の「個人授業」でした。

憧れのあの人、罪なことだよ、先生~できるなら、個人授業を受けてみたいよ...

こんな歌詞でしたね。ボーカルは晃君。ボーイソプラノで、高音が良く出ていたと思います。いつの間にか、フィンガー5はテレビにあまりでなくなりました。フィンガー5の歌はその後、小泉今日子が「学園天国」を歌っていましたね。

この人は誰?というような番組


今から10年くらい前だったと思いますが、「この人は誰?」というような番組がテレビでやっていました。私と同じくらいの年齢で、スマートな男性が出てきました。その男性によれば、出演者の殆どと番組で共演したことがあるというのですが、出演者の誰も、その男性が誰だかわからなかったのです。

テレビをぼーっと見ていた私も、誰だか全くわかりませんでした。

誰もわからないので、昔の映像が出てきました。フィンガー5の晃君だったのです。トレードマークのメガネをかけておらず、40歳くらいになっていましたから、わかりようもなかったのです。
「えーっ」という声が流れました。出演者の一人に、アナウンサーの徳光和夫さんがいて、

「晃君、ごめんね。一緒に旅もしたのにね。晃君、本当にごめんね」

と謝っていらっしゃったのが大変印象的でした。


この時、晃君は「今、小平で店を持っています」と仰っていたような気がします。

その後、晃君はコンサートをやっていると聞いたことがあります。私たちにとって、晃君は同世代の大スターですよ。「個人授業」「学園天国」は忘れられない歌です。沖縄出身の歌手はたくさんいますね。どういうわけか、沖縄出身の方は踊りも歌もかなりできる人が多いような気がします。

フィンガー5は沖縄の歌手の先駆者ですよ。沖縄返還からそれほど時間が経っていない頃のことですからね。人の知らない苦労が多々あったのではないでしょうか。

人生は再挑戦の繰り返し


往年ほどの人気は難しいかもしれないけれど、晃君を覚えている人はいくらでもいますよ。いろいろなやり方で、挽回できるのではないでしょうか。誰しも、人生は再挑戦の繰り返しではないですか。大成功したように見えている人も、実は思わぬ失敗を人の知らないところで抱えているのではないですか。

我々の世代も、所属している業界によってはリストラに直面しつつあります。四苦八苦している同世代の我々を励ますという仕事を、晃君にはやってもらいたいですね。

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