北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会(山田文明代表)の理論誌「光射せ!第15号」p125-138掲載の朝鮮学校生徒手帳(主体90年(2001)学年度)より。
以下は同誌に掲載されている朝鮮学校の「生徒規則」の抜粋です。
一、生徒たちは、偉大な首領金日成大元帥様の教示や、敬愛する金正日大元帥様のお言葉を深く学んで、その志を自分の骨身に刻み、元帥様に限りなく忠実な息子、娘にならなければならない。
二、生徒たちは、偉大な首領金日成大元帥様と、敬愛する金正日大元帥様の幼いころの栄光燦爛たる革命歴史について深く学び、我が国の革命伝統や総連の愛国伝統を、代を継いで輝かせて行かねばならない。
三、生徒たちは、敬愛する金正日大元帥様に対する信念、社会主義祖国に対する信念を胸に深く抱いて、社会主義祖国を熱烈に愛し、祖国の自主的平和的統一を早めるための活動に積極的に貢献しなければならない。
「生徒生活準則」の「課外時間」の、「授業が終わったら、次のような活動に参加しなければならない」に次があります。
「偉大な首領様の教示や敬愛する元帥様のお言葉の学習に、熱心に参加しなければならない」
「金日成大元帥革命歴史研究室」「金日成大元帥革命活動研究室」の運営計画に従って行われる研究集会に、誠実に参加しなければならない」
「少年団および朝青生活に真面目に参加し、組織から与えられた任務を着実に遂行しなければならない」。
詳しくは、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の理論誌「光射せ!」第15号をご覧下さい。朝鮮学校の教育内容に関する貴重な内部資料がいくつも掲載されています。
左翼人士はなぜ朝鮮学校での金日成・金正日主義化教育を批判しないのか
これが「洗脳教育」でなくて何なのでしょう。「民主主義教育」とやらを叫ぶ左翼人士はなぜ沈黙しているのでしょうか。
「ヘイトスピーチ反対」を叫ぶ知識人や政治家には、朝鮮学校の洗脳教育に沈黙している方が殆どです。
在日本朝鮮人総連合会との人脈を維持したいからでしょうが、情けない話です。左翼政治家、知識人は節操がないと言われても仕方がない。
チュチェ思想学習を「民族教育」と思い込んでいる生徒・学生の皆さんは、「金日成民族」の一員としての誇りと自覚を持ってしまうのでしょう。
「金日成民族」の方を日本人や韓国人が毛嫌いするのは当たり前ではないですか。「ヘイトスピーチ」は不適切ですが、普通の韓国人は金日成民族ではありえない。
朝鮮学校では北朝鮮へ帰国した朝鮮学校の元教員や元生徒・学生の中に、「山送り」「学習に行った」方が少なからずいることなど教えていません。
朝鮮学校では、「苦難の行軍」期(1990年代後半)にも金正日が「招待所」で贅沢三昧の暮らしをしていたことも教えていません。
「喜ばせ組」(キップムジョ)という金正日お抱えの美女踊り子集団の存在など、朝鮮学校では一切教えていません。
朝鮮学校の副教材に「金正日の料理人」藤本健二さんの著作を採用するべきだ
朝鮮学校では副教材として、藤本健二さんの「核と女を愛した将軍様」(小学館文庫)を採用するべきです。この本のp190-195に、「喜ばせ組」の普段の生活と、金正日との交流が描かれています。
藤本健二さんが、素顔の金正日と高英姫との愛情生活を著作で克明に伝えたから、息子金正恩は藤本さんを平壌に繰り返し招待したのです。
どういうわけか、金正日は在日本朝鮮人総連合会の大幹部より、藤本さんを信頼していたのです。これは金正恩、金予正も同じです。
朝鮮学校で学ぶ生徒・学生に、素顔の金正日と高英姫の姿を伝えることを、息子金正恩、娘金予正は内心で願っているはずです。
北朝鮮の公式文献では、金正日の奥さんが誰だったのか、子供は何人いたのかすらわかりません。金正日は高英姫を、金日成に紹介できなかったらしいのです。
高英姫が元在日朝鮮人(帰国者)だからです。血統を何より重視する北朝鮮社会では、元在日朝鮮人(帰国者)は嫌われ、蔑まれることが多い。
元在日朝鮮人も、北朝鮮の人たちを「原住民」「アパッチ」という隠語で呼びます。これも、朝鮮学校で学んでいる生徒・学生に教えるべきではないでしょうか。
「ヘイトスピーチ反対」で在日本朝鮮人総連合会と協力している左翼政治家、運動家は朝鮮学校での洗脳教育の実態を直視するべきです。
0 件のコメント:
コメントを投稿