2021年11月25日木曜日

志位さん、日本政府は金正恩の核ミサイル攻撃に反撃すべきでないとお考えですかー11月13日赤旗主張より思う

 当然ながら、日本共産党は自衛隊が人民解放軍や朝鮮人民軍の核ミサイル基地を攻撃できる能力を持つことに強く反対しています。

日本共産党は自衛隊解散・日米安保廃棄で日本国家の国防力を皆無にすることを宿願とする政党ですから。

日本共産党は敵基地攻撃能力だけでなく、戦闘機、護衛艦、潜水艦、オスプレイ、イージス艦など、自衛隊が保有する兵器の殆ど全部に反対です。

この点では、11月13日の「赤旗」主張には目新しいところはありません。

主張/敵基地攻撃力保有/国民の命と暮らしは守れない (jcp.or.jp) 

赤旗は日本政府と日本人に、中朝への屈服を提案している

赤旗主張は最後のあたりで、日本攻撃をする国のミサイルの位置を全て把握できないこと、ミサイルの一部を破壊できたとしても残ったミサイルによる一層の攻撃を覚悟せねばならない、と述べています。

これは、日本が金正恩による核ミサイル攻撃ないしは人民解放軍の核ミサイル攻撃を一発でも受けてしまったら反撃を断念しよう、という訴えとしか私には思えません。

核ミサイル攻撃に反撃すると残ったミサイルによる攻撃を覚悟せねばならないから、日本政府は反撃をやめようという話ですから。

いろいろな推測がありえます。機会があれば、志位さんに真意をお尋ねしたいです。

日本共産党は、中国人民解放軍、朝鮮人民軍に日本政府は屈服せよと言いたいのか。

これを露骨に言うと厄介だから、反撃したらいっそうの攻撃を覚悟せねばならないなどという変な宣伝をしているのか。

日本共産党員は、日本が植民地支配の謝罪と償いをしていないから、金正恩の核ミサイルで溶かされてしまっても仕方ないと考えているのかもしれません。

日本共産党の平和理論では、社会主義国は平和勢力である

日本共産党の平和理論では、自衛隊解散、日米安保廃棄を支持する中国共産党、朝鮮労働党は平和勢力そのものです。

若い日本共産党員は昭和36年7月に開かれた日本共産党第八回大会決定など読まないから、日本共産党が社会主義国は平和地域だと主張していた史実を知らない。

そもそも中朝の日本侵攻などありえない、反動勢力の作り話だと信じている日本共産党員、左翼人は多い。

中朝は覇権主義だが、平和の課題では日本共産党の路線を支持してくれる。中朝は覇権主義だが、大局的には平和勢力だと不破さんは判断したのでしょう。

覇権主義だが平和勢力、など言葉の遊びとしか私には思えませんが、不破さんはそう判断したと考えられます。

日本共産党員は本音では、日米安保が中朝に対する抑止力と認めている

多くの日本共産党員は本音では、日米安保があるから金正恩は日本に核ミサイル攻撃などできるわけがない、と考えているのではないでしょうか。

日本に核攻撃をしたら、米国に核ミサイルで報復される。金正恩はそれを知っているから、日本に核ミサイル攻撃などしない論です。

これは、日米安保による核攻撃抑止論です。松竹伸幸さんはブログで、日米安保と自衛隊を専守防衛で運用するべき旨、主張していました。

松竹伸幸さんの本音は、日米安保は中朝に対する抑止力になっている論と私には思えます。

本音は日米安保が平和を守っている論ですが、人前では日米安保は諸悪の根源という。

日本共産党員には、表と裏の顔を持つ方が多いのでしょうね。左翼知識人、運動家にもそんな方が多いように思えます。




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