2025年9月27日土曜日

日本共産党は不法滞在者を無くすことに断固反対ー山添拓議員は日本に入国した外国人が希望すれば、永住権を与えるべきと考えている

 山添拓議員は、不法滞在者を無くすため、政府が外国人の強制送還を進める事は排外主義への迎合だという呟きを発信しました。

Xユーザーの山添 拓さん: 「石破首相、「差別や排外主義を許さない」と国連演説。 しかし、参院選で自民党は「違法外国人ゼロ」を掲げ、政府は「不法滞在者ゼロプラン」と銘打ち強制送還を強め、排外主義の流れに迎合。この矛盾は、総裁選でも虚実ないまぜに「外国人問題」が語られる事態さえ招いている。https://t.co/xIj2ankJ24」 / X

山添拓議員は日本共産党の政策委員長ですから、この発信は日本共産党の政策、見解です。

日本共産党は、日本に不法滞在している外国人を祖国に強制送還することに断固反対なのです。

山添拓議員は以前にも、同様の発信をしています。


山添拓議員は、日本に入国した外国人が希望すれば、永住権を与えるべきと考えているのでしょう。

入国した全ての外国人への永住権付与に反対する日本人は排外主義者だ、と山添拓議員が本気で考えている可能性もあります。

不法滞在者を強制送還する事に断固反対なのですから、不法滞在中の外国人が日本への永住を希望したら永住権を与えるべきと考えているのでしょう。

日本の永住権を獲得した外国人は不法滞在者ではありません。

日本共産党は日本国家を徹底的に弱体化させたい

日本共産党は日本国家を徹底的に弱体化させたいのです。日本共産党の平和理論では、日本はアジア最大の戦争国家です。

日米軍事同盟を批判する中朝露は、日本共産党の平和理論では社会進歩と平和を守る側です。

暴力団関係者と密接な関係を持つ外国人や、テロリスト集団と密接な関係を持つ外国人が皆、日本の永住権を獲得したら日本は無法地域となってしまいます。

山添拓議員に問うー暴力団、テロリスト集団と密接な関係を持つ外国人を日本に入国させ、永住権を与えるべきか

山添拓議員は、暴力団関係者あるいはテロリスト集団と密接な関係を持つ外国人でも日本への入国を認め、希望するなら永住権を与えるべきと考えているのでしょう。

外国人が暴力団関係者やテロリスト集団とどれだけ親密な人間関係を持っていても、それを理由にして日本の永住権を与えない事は差別であり排外主義だという視点です。

暴力団関係者やテロリスト集団と親しい外国人に、憲法九条の存在を知らせて対話を積み重ねていけばよいという調子なのでしょう。

日本共産党員には、日本の治安を維持する事が日本人の命と暮らしを守る事がどうしてもわからないらしい。

日本共産党の皆さん、いかがですか。




2025年9月20日土曜日

日本共産党と左翼歴史学者の皆さん、侵略、植民地支配という語の定義は何ですか。

 日本共産党は日本政府が、侵略戦争と植民地支配について謝罪と反省をせねばならないと繰り返し強調しています。

田村智子委員長によれば、アジア・太平洋地域で日本の侵略戦争により2000万人以上が亡くなったそうです。戦後80年にあたって/2025年8月15日 日本共産党委員長 田村智子

しかし日本共産党は、侵略、植民地支配という語について定義をしていません。黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さん、侵略と植民地支配という語の定義は何ですかー昔、今の領土より広い範囲で国を形成していた民族は侵略、植民地支配をしたから謝罪すべきなのですか 

侵略、植民地支配という語について定義をしない点では、左翼歴史学者の皆さんも同様です。

左翼歴史学者の皆さん。

ある国家の現在の領土と過去の支配地域を比較し、過去のそれの方が広かったらその国家は侵略、植民地支配をしたことになるのでしょうか。

主権国家体制が確立されていなかった時代でも、ある国家や民族が何らかの目的で外国に軍隊を送って支配したら、その国家や民族は侵略、植民地支配をしたことになるのですか。

モンゴル帝国やオスマン帝国の支配地域は、現在のモンゴルやトルコより遥かに広い。従って、モンゴル人、トルコ人は侵略、植民地支配をしたことになるのですか。

志位さん、清朝は周辺諸国を主権国家などと認めていませんよ。

東アジアでは、清朝は周辺諸国が主権国家であることなど全く認めていません。国民党も同様です。清朝に、領土、領海という発想はなかったと考えます。

清朝の皇帝は全人類社会の帝王である、という見地が、少なくとも清朝の支配地域では普及していたと考えます。

清朝がベトナムや李氏朝鮮を主権国家とみなしていたと本気で考えている歴史学者は稀有とではないでしょうか。

康熙帝がロシアのピョートル1世と国境を画定する条約を締結していますが、それだけです。

私の記憶では、国民党統治期の中国では、外国人がどこからか中国に入国する際、旅券を提示させるようなことはしていません。

志位さん、田村智子委員長は、世界史についての基礎知識を欠いているとしか思えません。

志位さんは大西洋三角交易が始まった頃には、主権国家体制が存在していたと考えていそうです。

田村智子委員長が出した数字には根拠がないー各国政府があげた数字を集計しただけ

日本の侵略戦争により2000万人が亡くなった、という田村委員長の主張の根拠は、単に各国政府の発表数字を集計しただけです。

侵略戦争の犠牲者数は本当か?

中国で1000万人以上が日本軍に殺された、ベトナムでは日本軍のせいで200万人が餓死したなどありえない数字ばかりです。

最近の中国なら、2000万人が殺されたと言いそうです。大日本帝国が中国全土に繰り返し空爆をしないと、そんな数字になりません。

日本軍はベトナムからコメを大量獲得するような事はやっていません。飢饉が起きたとされている時期、大日本帝国はベトナムに兵士を大量動員などしていません。

200万人が餓死したのなら、1000万人程度が飢饉に苦しんでいないとおかしい。ベトナム全土、どこに行っても日本軍兵士が米を大量獲得していないとそんな数字は出ません。

日本共産党と左翼歴史学者の皆さん、いかがですか。




2025年9月15日月曜日

田村智子委員長は、日本共産党の歴史を想像に依拠して語っているー想像と史実が異なりうる事を理解できない

 田村智子委員長は、早大在学時から民青同盟の中央役員をなさっていたと伺います。

早大文学部卒業後すぐに、民青同盟職員、日本共産党職員をお勤めです。

学生時代から40年ぐらい、本当に多忙な毎日を過ごしてこられたのでしょう。

察するに、田村智子委員長は日本共産党の昔の文献をじっくり読む時間などなかったのでしょうね。

それにしても、日本共産党は創立時から、ソ連を独裁と批判してきたという発言には驚きました。 下記です。

日本共産党の共産主義について─経済システムの事で国家体制とは別 #田村智子 #日本共産党 #shorts - YouTube

田村智子委員長のお話を、お玉おばさんが文字起こしなさっています。 

Xユーザーのお玉おばさん(今更ですが、私は一度も共産党に籍を置いたことがない)さん: 「別途平八さんのコメント「田村智子委員長は「共産党は戦前からソ連の独裁を批判してきた」などとは発言していないですね。 党史を学んだ人は、発言内容を正しく理解できると思いますが。」のお答え。 東京都委員会で田村さんが話した部分を文字にしておきます」 / X


昔の日本共産党、国際共産党日本支部の皆さんは、ソ連は労働者の祖国だ、ソ連に従っている自分達はボリシェヴィキだと盲信していました。

これは、32年テーゼなど当時の日本共産党の文献を読めばわかります。宮本百合子のソ連評論などからもわかります。

田村智子委員長は、32年テーゼなど昔の日本共産党の文献や、宮本顕治さんの昔の論文、宮本百合子のソ連評論など一切読んでいないのでしょうね。

田村智子委員長は、日本共産党の文献に依拠せず、御自身の想像に依拠して日本共産党の歴史を語っています。

田村智子委員長は、御自身の想像と史実が異なりうる事が理解できない

田村智子委員長は、昔の日本共産党員、国際共産党日本支部の皆さんは素晴らしい方々だから、ソ連を独裁で覇権主義だと徹底批判したに違いないと思い込んでいるのです。

これは、日本共産党創立頃の党員だった徳田球一さん、野坂参三さんがソ連を独裁で覇権主義だと批判したという話になってしまいます。ありえません。

日本共産党東京都委員会の方々は田村智子委員長に、その話はおかしいですよ、と進言できません。そんな進言をすれば、いろいろと面倒な事になってしまうからでしょう。

日本共産党幹部会員の土井洋彦さんが、御自身を歴史研究者でもあると自負なさっているなら、田村智子委員長にこの発言はおかしいと進言すべきではないでしょうか。

田村智子委員長の上記の発言に対して、インターネットでは沢山の方が呆れています。空いた口が、という方が凄く多いのではないでしょうか。

神谷貴行さんのブログと、松竹伸幸さんのyou tubeは以下です。


2025年9月12日金曜日

田村智子委員長は、御自身の日米安保活用論を中央委員会総会に報告しなかったー田村智子委員長は中央委員にも本音を内緒にする

田村智子委員長、中央委員には本音を言いましょう 

日本共産党最高幹部は、本音を一般党員だけでなく、中央委員にも隠す場合があります。

田村智子委員長は、産経ニュースというyou tube番組で明言した日米安保活用論を、日本共産党の中央委員会総会では報告しませんでした。 

これを中央委員会総会で報告するためには、常任幹部会、幹部会それぞれで報告し承認されねばなりません。

田村智子委員長はそんな面倒な事はできない、と判断したのでしょう。これは予測できることでした。

下記を御覧下さい。田村智子委員長は、本音を隠して生きてきた方なのでしょうか。

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 田村智子委員長の日米安保活用論より思うー田村智子委員長の本音は日米安保条約で平和と民主主義を守るー

 黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 田村智子委員長、一般党員に本音を内緒にするのはやめましょうー日米安保活用論をしんぶん赤旗で明言すべきだ

 黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 田村智子委員長、日米安保活用論について藤田健さん(赤旗編集局次長)としんぶん赤旗紙上で議論しましょう

繰り返しですが、田村智子委員長は日本共産党が野党の今でも、日本有事の際には政府が日米安保を活用する事を認めると産経のyoutube番組で明言しました。

田村智子委員長は日米安保活用論者

党首が日米安保活用を訴えているのですから、日本共産党は日米安保活用論者の政党です。

これは日本共産党のこれまでの主張と、ほぼ百八十度異なることになりませんか。

わが党は日米安保により、日本の平和と安全を守ると、田村智子委員長は中央委員会総会で報告し、承認を得るべきだったのではないでしょうか。

田村智子委員長は、これは面倒だから中央委員会総会で報告などしなくても良いと判断したと考えます・

日本共産党中央には、面倒な事、厄介な事はやらないという雰囲気が充満しているように思えてなりません。

これでは、国政選挙で徐々に議席を減らしていくのは当たり前です。

仕方ない、自分が火中の栗を拾うなど嫌だと考えている日本共産党職員が相当数いそうです。


2025年9月6日土曜日

志位さんは極右・排外主義反対運動に日本共産党の活路を見出しているー日本共産党を欧州左翼と同様だ、と宣伝したい

今の志位さんは、レーニンとボリシェヴィキ、ロシア革命を全否定している

私見では、今の志位さんは心中でソ連、東欧、中国、北朝鮮での革命を全否定しています。

志位さんは心中で、レーニンとボリシェヴィキは、資本主義が発達していないロシアで無理やり革命をやったから、相当な人権抑圧社会ができてしまったと見ていると考えます。

私がこう見る根拠の一つは、志位さんが近年の著書でレーニンの文献を引用できない事です。

志位さんは心中で、レーニンが数々の文献で訴えている富農の撲滅論をボリシェヴィキが断行した事が、ソ連を相当な人権抑圧社会にした重要な要因であるという見方に同調している可能性があります。

レーニンに倣い、地主、富農は搾取者だから全財産を没収させられるべきだ、ニコライ2世一家処刑は必要不可欠だった、ロシア正教会は徹底弾圧されるべきだったと志位さんが考えている可能性もあります。

私の価値観、人間観では地主、富農の餓死ないしは処刑、ロシア正教会撲滅を当然視する方は異様です。国際共産党日本支部の皆さんなら、これを当然視していたでしょうね。

レーニンとボリシェヴィキに反対する人は反動勢力だから政治犯収容所に送ってしまえ、囚人労働をさせろ、という価値観を持つ方々です。

この辺り、志位さんは心中で疑問を抱きつつも、真剣に検討する事を拒否していると考えます。

レーニンとボリシェヴィキは資本主義的搾取制度の廃止に失敗した、と志位さんが認めてしまったら、ロシア革命の全否定です。

日本共産党の用語では、志位さんは社会主義完全変質論者になった事になります。

ロシア革命を全否定するなら、ソ連を盲信した国際共産党日本支部の活動も全否定されてしかるべきです。

志位さんがそんなことをできるはずもないので、志位さんはこの問いの追及を心中で中断し、以下のような気分になっていると考えます。

志位さんは、日本共産党が欧州左翼と同様と宣伝したい

これまでと同じような主張と運動を繰り返しているだけなら、日本共産党は衰退の一途をたどるだけです。

ロシア革命とその後のソ連や中国、東欧、北朝鮮の話をしても、日本共産党には不利になるだけです。

ソ連、東欧は覇権主義、専制主義の体制だった、日本共産党は一貫してそれを批判してきたといくら宣伝しても、ソ連を長年礼賛してきた史実まで消す事はできません。

宮本顕治さんは第八回大会でソ連では共産主義社会を建設に成功しつつあると大宣伝していました。


宮本顕治さんら昔の日本共産党員は、自分達はボリシェヴィキだ、レーニンの党だと自負していました。

国際共産党日本支部の時期からソ連が崩壊するまで、ソ連では搾取制度が廃止されている、教育と医療が無料になっているなどと大宣伝してきた政党は、相応の反省を国民の前でしなければ信頼されません。

志位さんにはこれはできません。ボリシェヴィキだったという宮本顕治さんを徹底批判することになってしまいますから。

大失敗の歴史を直視せず、別の話を始めて一般党員の関心を逸らし、失敗を糊塗せねばなりません。

何か新しい主張と運動を見出し、日本共産党がそれを実践せねばなりません。

欧州左翼には、ソ連の崩壊により影響を受けても、極右・排外主義反対を掲げて何とか生き残っている政党があります。

この人たちと連帯し、日本共産党は欧州左翼と同様の政党なのだ、という印象を広めようとしているのです。

昔の日本共産党は、自分達はボリシェヴィキだと宣伝して成功したのだから、今の日本共産党は欧州左翼と同様だという宣伝をし、一般党員がそのように思い込むようにできれば再生できる、という見通しです。

以下の最後の辺りで志位さんは、欧州左翼をヨーロッパの同志、と呼んでいます。 同志、という表現がいかにも共産主義運動的なのですけれど。

第6回中央委員会総会/志位議長の中間発言

志位さんは、欧州左翼のように極右・排外主義反対運動を重視し、徹底的に取り組む事に日本共産党の活路を見出していると考えます。

日本共産党員の中に、参政党の街頭演説を大声で聞こえないようにしたり、参政党女性議員に中指を立てて侮辱する人がいても、志位さんはそれらを大局的には、極右・排外主義に対する市民の抵抗運動とみなしているのでしょう。

参政党を極右・排外主義、ファシスト集団と主張し、あらゆる形態で攻撃する運動家を日本共産党に迎え入れる事ができなければ、日本共産党には未来はないと志位さんは見ていると考えます。