2025年12月31日水曜日

不破さんの御冥福をお祈りします。

 報道によれば、不破哲三さんが亡くなられました。

御冥福をお祈りします。

本ブログでは、何度も不破さんを批判してきましたが、不破さんはインターネットでの批判など気にしない方だったかと思います。

沢山の日本共産党幹部、議員、職員の方々が、Xなどで不破さんのお仕事、お人柄を称えていますが、その方々は不破さんの著作や論文をどれだけ読んでいるのでしょうか。

若き不破さんは、ソ連共産党がマルクス、エンゲルスの社会主義像を実現したとみていた

若き不破さんの著作「マルクス主義と現代修正主義」(大月書店刊行)に掲載されている、ユーゴスラヴィア批判は、市場経済と社会主義は両立しないことをマルクス、エンゲルスに依拠して説いています。

市場経済では生産が無政府的に行われますから、エンゲルスが「空想から科学へ」で唱えた生産の社会的性格と取得の資本主義的形態の矛盾など解消できないと若き不破さんは主張しました。

これは当然です。市場経済では中央計画機構が各企業に財やサービスの生産と販売を指示しませんから、経済の完全な計画的運営などできません。

マルクス、エンゲルスが考えた社会主義像を、ソ連共産党が実際に実現したと若き不破さんは見ていたのです。

晩年の不破さんに、若き不破さんのこの主張をどうお考えですか、と質問する日本共産党議員、職員はいなかったのでしょうね。

今の日本共産党に、理論家はいないと思えてなりません。

歴史家の土井洋彦幹部会員は恐らく、この本を読んでいるかと思いますが、上記のような疑問を持たなかったのでしょうか。

疑問を持っても、それを職場で口にしたら厄介なことになるのでしょうね。

以下、本ブログでの不破さん批判を幾つか、紹介しておきます。

 

平成25年819

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 共産主義社会への移行をめざして巨大な前進を開始しているソ連―不破哲三「現代トロツキズム批判」(「前衛」1959年6月号掲載)より思う―

 平成27618

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 不破哲三氏の日本人拉致問題棚上げ論と元在日朝鮮人、日本人妻の悲劇について思う。(不破哲三「世紀の転換点に立って」新日本出版社2001年刊、pp148-149より抜粋)

 

平成31年1225

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 市場経済では生産手段の社会化(資本主義的搾取の廃止)はできない―不破哲三「マルクス主義と現代修正主義」(昭和40年、大月書店刊行)より思う

 

令和3年926

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 若き不破さんは、ソ連を世界革命の展開の基地と見ていた(「現代トロツキズム批判」。マルクス主義と現代イデオロギー上より)。


令和4年114

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 日本共産党、共産主義者は宣伝を重視するー不破哲三「私の戦後60年 日本共産党議長の証言」(平成17年新潮社刊行、p215)より思う


令和4年220

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 宮本徹議員は不破さんの中国礼賛をどう評価しているのかー不破哲三「党綱領の理論上の突破点について」(日本共産党中央委員会出版局より平成17年刊行)より


令和4年87

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さんは不破さんの路線「台湾も一国二制度で中国に復帰させるべきだ」を内緒にしたいー不破さんの本「世紀の転換点に立って」(新日本出版社刊行)と志位さんの近著「新・綱領教室」より


 令和4828

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 不破さんはスパイ査問事件(昭和8年12月23,24日)をどう語っているかー不破哲三「日本共産党史を語る 上」(平成18年新日本出版社刊行)よりー


2025年12月30日火曜日

日本共産党と左翼の皆さんは、中朝露が日米安保を批判するから平和・進歩勢力とみなすー中朝露を平和と社会進歩のために尽力している仲間と認識

 日本共産党と左翼の皆さんは、日米安保条約廃棄、自衛隊の大幅縮小、基地のない沖縄を目指して日夜活動しています。

世界とアジアの平和のために日本が何をなすべきか、という点で、日本共産党と左翼の皆さんは、中朝露と完全に一致しています。

少し前に東京で、日本共産党、社民党、新社会党と沖縄の風、の党首、幹事長の方々が街頭演説をしました。戦争よりも平和を 私は選ぶ 女性党首、幹事長 みんなでTALK 2025.12.26 

日本が戦争よりも平和を選ぶために、日米安保条約廃棄、自衛隊の大幅縮小、基地のない沖縄を一刻も早く実現すべきという点で、街頭演説をなさった方々は中朝露と完全に一致しています。

また、台湾有事の際に日本が戦争に巻き込まれないようにするためには、安保法制をなくし、基地のない沖縄を一刻も早く実現するべきという点でも、党首、幹事長の方々と中朝露は完全に一致しています。

左翼と中朝露は、高市政権がアジア最大の戦争勢力であるとみなす

中朝露と日本共産党、社民党、新社会党、沖縄の風の皆さんは、アジアで最大の戦争勢力は高市政権であるという認識でも完全に一致しているのです。

従って日本共産党、社民党、新社会党、沖縄の風の皆さんは、お互いを平和と進歩のために尽力している仲間と認識している事でしょう。

左翼人士は中朝露を、平和と社会進歩のために尽力している仲間と認識している

同様に、中朝露についても、平和と社会進歩のために尽力している仲間と認識していると考えられます。

左翼の皆さんは中朝露の核軍拡と蛮行の歴史がどうあれ、中朝露は日米安保を批判しているのだから、大局的には平和と社会進歩のために尽力している仲間であり、中朝露をインターネットで批判する人は蔑視すべきネトウヨだという見地から日々、運動に参加していると考えます。

ロシアと朝鮮労働党は現在、ウクライナへの侵略戦争を断行しています。中国共産党は台湾の周囲で軍事演習を断行しています。

それでも中朝露は平和と進歩のために尽力しているとは随分変な話ですが、左翼人士としての生き方を選択した方々は、中朝露による蛮行の歴史について一切の思考と議論ができないのです。

左翼の皆さんに提案をします。

在日の中朝露の方々と共に、日米安保廃棄、自衛隊大幅縮小、基地のない沖縄の実現を目指す統一行動を定期的に街頭でなさったらいかがですか。

中朝露が日本の非軍国主義化特別軍事作戦とかいうものを実行するなら、自分達はそれに協力すると明言なさったらいかがでしょうか。



2025年12月20日土曜日

日本共産党と左翼の皆さんは中朝露による核ミサイル攻撃受忍論者であるー自衛隊が敵基地攻撃能力を保有する事に断固反対だから

 政府高官のどなたかが、マスコミとの非公開の場で非核三原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず)の見直しを示唆する発言をしたそうです。田村智子委員長が怒っています。

Xユーザーの田村智子さん: 「核兵器保有と発言は断じて許されない。発言した官邸幹部を罷免すべき。 高市首相が、非核三原則見直し発言を国会で追及されても、「国是として堅持する」と表明しない,そのもとでの発言。 罷免とともに,高市首相が非核三原則を堅持すると明言することが必要。 https://t.co/e0EKQxgsSN / X

繰り返しですが、日本共産党と左翼の皆さんは、中朝露による日本への核ミサイル攻撃受忍論者です。

田村智子委員長による高市総理批判は、核ミサイル攻撃受忍論の見地からの批判であることを確認しておきたい。

日本共産党は中朝露による核ミサイル攻撃に対し、日本政府は外交の場で抗議するだけにすべきと見る

日本共産党と左翼の皆さんは自衛隊が敵基地攻撃能力を保有する事に断固反対です。

中朝露により日本に核ミサイル攻撃が断行された時、自衛隊が中朝露の核ミサイル基地を攻撃できなければ、連続で核ミサイル攻撃をされてしまいます。

志位さん、田村智子委員長がこの程度の思考をできない筈がありません。

従って志位さん、田村智子委員長は、仮に日本が核ミサイル攻撃をされてしまっても、軍事に対し軍事で反撃する事に断固反対なのです。

軍事には軍事で対応すると悪循環になるという見地から、志位さん、田村智子委員長は中朝露による日本への核ミサイル攻撃に対し日本政府は外交の場で抗議するだけにすべきと見ているのです。

日本共産党は中朝露による日本攻撃、支配を平和勢力への仲間入りと見る

志位さん、田村智子委員長は、日米安保廃棄、自衛隊の大幅縮小を一刻も早く実現し、中朝露による日本攻撃、支配を容易にすることが、大局的には歴史の法則的発展に貢献すると見ているのです。

日本共産党の平和理論では、日米安保廃棄後に中朝露が日本を攻撃し、分割支配すれば、日本は戦争国家ではありえません。

中朝露により分割統治された日本は平和勢力です。日本の非軍国主義化とやらが実現された事になりますから。

平和勢力への仲間入りが歴史の法則的発展に貢献しない筈がありません。異様ですが、科学的社会主義の世界観、歴史観ならそんな結論が出ると考えます。


2025年12月14日日曜日

堀川あきこ議員(日本共産党)は中国共産党が台湾と沖縄を攻撃したとき、日本が日米軍事同盟で反撃する事に断固反対しませんか。

 堀川あきこ議員が、悪質なデマには法的措置を取ると怒っています。

Xユーザーの堀川あきこ🕊️衆議院議員 日本共産党さん: 「悪質なデマには法的措置をとります。 会議録をみれば明らかですが「台湾侵攻は目をつぶるべき」など一切発言していません。 台湾問題は、台湾住民の自由に表明された民意を尊重し、平和的に解決されるべきです。中国もどの国も台湾に対する武力行使や武力による威嚇は許されません。」 / X

堀川あきこ議員が強調なさっているように、日本共産党は中国共産党による台湾侵攻に目をつぶるべきだという主張はしていません。

しかし、中国共産党が台湾と沖縄を攻撃したとき、日本政府が日米安保第五条に依拠して、米軍と共同で中国共産党、人民解放軍に反撃する事には断固反対するのではないでしょうか。

中国共産党が台湾だけを攻撃したとき、台湾政府が台湾軍に出動命令を出して人民解放軍に反撃する事に、堀川あきこ議員は断固反対するのではないでしょうか。

中朝露が那覇空港や沖縄の自衛隊基地を攻撃したとき、日本共産党は日米安保発動に断固反対ー軍事対軍事の悪循環になるから

日本共産党はくり返し、軍事に軍事ではなく、軍事には外交で対応すべきだと主張しています。

それなら、中朝露による日本攻撃に対し日本共産党は、日本政府はあくまで外交で対応すべきと考えているのではないでしょうか。

例えば中朝露が日本にミサイル攻撃、例えば那覇空港や沖縄の自衛隊基地にミサイル攻撃、化学兵器によるテロなどを断行したとします。

その時日本共産党は、日本政府は中朝露を批判するだけで軍事力により反撃する事には断固反対すると考えます。

軍事に軍事で対応すれば、悪循環になるだけと堀川あきこ議員はお考えではないですか。

日本共産党は、中朝露による核ミサイル攻撃受忍論者の政党です。

中朝露が日本の軍国主義者を殲滅させる等と称して日本に核ミサイル攻撃を断行したとき、軍事で対応したら悪循環になるから、日本人は反核大集会を日本各地で開催し反撃するべきとお考えではないでしょうか。

堀川あきこ議員は、日本政府がやるべきことは国連や東アジアサミットなどで中朝露を批判する事と、反核大集会開催に限定すべきとお考えではないですか。

中国共産党が台湾だけを攻撃したとき、日本共産党は台湾軍による反撃にも断固反対

堀川あきこ議員、上記はいかがですか。

台湾政府が自国を守るため、台湾軍に出動命令を発して人民解放軍に反撃することに日本共産党は断固反対するのではないですか。

台湾政府による反撃は、台湾政府が自国を守る事ですから、これに賛成すれば台湾政府による国家主権の行使を認める事になります。

そうなると、台湾が中国の領土であることを認めることになり、不破さんの主張を否定する事になります。

堀川あきこ議員は不破さんの台湾論を支持なさっているのでしょうから、台湾政府の存在を否定なさっているかと存じます。

不破さんは著書で、台湾は中国の領土であり、台湾政府は中国共産党の反党分子のような存在だと主張しました。

従って堀川あきこ議員は、中国共産党による台湾政府解体を歴史の法則的発展とみなし、中国共産党が一国二制度と称して台湾に国家安全維持法を施行することを社会進歩と見なしていると考えます。

これらについて、堀川あきこ議員の見解表明をお待ちしています。






2025年12月6日土曜日

不破さんは台湾人の民意を無視し、台湾を中国の領土で中国共産党の反党分子と規定したー中国共産党との友好関係強化のために

 この件、私は少し前にも指摘しました。

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さんは、台湾は中国の領土、台湾政府を中国共産党の反党分子と認識し、中国共産党による台湾政府解体を歴史の法則的発展と把握する

不破さんによる台湾は中国の領土である、という発言は「しんぶん赤旗」日曜版2000年12月31日、・1月7日合併号、1月14日号に掲載された緒方靖夫国際局長との対談でなされました。

この発言は不破さんの著作「世紀の転換点に立って」(新日本出版社刊行、p. 121にも出ています。

台湾は中国共産党の反党分子だ、という発言は、朱達成中国共産党対外連絡部秘書長との懇談で表明されました。

これは不破さんの著作「日本共産党と中国共産党の新しい関係」(新日本出版社刊行、p. 63)に出ています。

これらは不破さんが日本共産党中央委員会議長として表明したものであり、その後の中央委員会総会や日本共産党の党大会で否定されていませんから、今日でも日本共産党の見解です。

台湾政府は中国共産党に入った事などないので、中国共産党の反党分子だとはとんでもない見解です。

日本共産党に入った事がない人が、何かの件で日本共産党最高幹部の指令を無視しても反党分子であるはずがない。

不破さんがそんなことを知らない筈がないのですが、中国共産党との友好関係のためにこのような発言をしたのでしょう。

日本共産党は中国共産党による台湾政府解体を社会進歩とみなす

従って日本共産党は、台湾人の民意がどうあれ、台湾は中国の領土なのだから中国の法に従って、中国共産党により台湾政府が解体させられることが、歴史の法則的発展と把握しています。

志位さんは、台湾有事が日本の存立危機事態だという高市総理の発言を撤回せよと怒っています。

高市首相台湾発言 解決には撤回しかない/中国側にも3点で理性的対応を提起/志位議長が主張/香港フェニックステレビインタビュー | しんぶん赤旗|日本共産党

 志位さんも、台湾人の意思がどうあれ、台湾は中国の領土であり、台湾政府は中国共産党の反党分子と見ています。

志位さんも、中国共産党が中国の法に依拠して、反党分子である台湾政府関係者を逮捕、投獄する事を歴史の法則的発展と把握しているのです。

志位さんはまた、今の台湾政府が日米軍事同盟の側にいるので、台湾政府関係者は反動勢力と見ていると考えられます。

日本共産党の世界観では、反党分子、反動勢力の逮捕、投獄は社会進歩です。

これを実現するためには、中国共産党が台湾を攻撃する際、米軍と自衛隊が台湾の軍と共に台湾を守るべく、人民解放軍に反撃する事を防がねばなりません。

そこで志位さんは、台湾有事とは中国共産党による台湾攻撃から始まる事、米軍と自衛隊、台湾軍による人民解放軍に対する反撃は台湾を守る事を隠蔽せねばなりません。

志位さんは中朝露による日本攻撃、支配の意図を一般党員と赤旗読者に内緒にしている

志位さんは、台湾有事とはあたかも米軍が人民解放軍に先制攻撃をすることにより始まるかのような宣伝をしています。

朝鮮戦争の時も同様でした。この時、日本共産党は米軍と韓国軍が朝鮮労働党に戦争を仕掛けたかのような宣伝をしました。

志位さんは、中朝露が台湾や韓国だけでなく、日本も攻撃、支配する意思と能力を持っている事を熟知していますが、内緒にしています。

日本共産党が中朝露を平和勢力であり、善人の集合体と見ている事を改めて強調しておきます。