私は本ブログやXで繰り返し、昔の日本共産党(国際共産党日本支部)の皆さんが日本のソ連化を目指していた事を指摘してきました。
昔の日本共産党が平和と民主主義、主権在民のためにたたかったと思い込んでいる日本共産党員はソ連が世界平和を守り、ソ連社会では主権在民、議会制民主主義が確立されていたと盲信しています。
宮本百合子のソ連評論を読めば、昔の日本共産党員がソ連を盲信していた事がよくわかります。
昔の日本共産党が何を目指したのかについては、32年テーゼをはじめとする昔の日本共産党の文献や、宮本百合子のソ連評論を読めば明らかです。
市川正一さんのこの本も貴重な文献です。
山添拓議員、市川正一さんの「日本共産党小史」を読みましたか
山添拓議員、吉良よし子議員ら若い日本共産党幹部の皆さんは、昔の日本共産党の文献を一切読んでいないのではないでしょうか。
市川正一「日本共産党闘争小史」の冒頭にある「編者例言」によれば、この本は昭和6年7月(1931年)の「日本共産党事件」の公判廷で、市川正一さんが前後五日にわたって述べた記録に基づいて編集したものです。
大日本帝国では治安維持法により、日本共産党員はすぐに殺害されたと思い込んでいる日本共産党員は少なくありません
国際共産党日本支部の大幹部、市川正一さんが公判廷で五日も自説を述べる事ができたのですから、今の中朝露、イランより随分ましです。
市川正一さんの公判廷での演説は一冊の本(文庫本)になっているのですから、相当な分量です。傍聴人は百人程度いたようです(同書p. 31より)。
中国共産党はスパイと見なした日本人に、公判廷で無罪を訴えるような言論を認めていません。
朝鮮労働党は「首領冒涜罪」などをおかした政治犯を、まともな裁判無しで処刑しています。イランでは「神に対する敵対罪」とやらで沢山の若者が処刑されています。
治安維持法下の日本のほうが、随分ましです。大日本帝国は独裁政権などではありません。
国際共産党(コミンテルン)は武器をもってしても、国際的ソヴェト共和国の建設のためにたたかう
以下、市川正一さんがこの本で、コミンテルン規約の前文に依拠し、日本共産党の目的として述べている部分を紹介します(同書p. 64より)。
・コミンテルンはあらゆる手段をもって、武器をもってしても、国際ブルジョアジーの倒壊と国家の完全なる廃棄の過渡段階としての国際的ソヴェト共和国の建設とのために闘う事を目的とする。
・コミンテルンはプロレタリア独裁をもって人類を資本主義の暴虐より解放する可能性のある唯一の手段であると考える。またコミンテルンはソヴェト政府こそプロレタリア独裁の歴史的に与えられた形態であると考える。
市川正一さんは、武装闘争、暴力革命によりプロレタリア独裁のソヴェト政府とやらをつくることが、国際共産党の目的であると断言しています。
日本共産党の創立により日本の労働者は、国際的プロレタリアートと固く結びついた
市川正一さんによれば、プロレタリアートの世界党の一支体としての日本共産党の創立によって、日本のプロレタリアートは国際的プロレタリアートに固く結びつきました(同書p. 68)。
国際的プロレタリアートとやらを指導するのは、ソ連共産党です。
市川正一さんによれば、日本共産党の創立によっていっさいの改良主義的・議会主義的な幻想に反対し、プロレタリア独裁のための闘争にプロレタリアートを意識的にむけるようになりました(同書p. 68)。
志位さんは、市川正一「日本共産党闘争小史」を日本共産党中央のHPに掲載しませんか
市川正一さんによれば、労働者・農民大衆は資本家と地主の搾取、隷属、失業、飢餓、堕落から解放されるためには、また帝国主義戦争の悲惨からまぬがれるためには、日本共産党の指導のもとに大衆的な武装蜂起をもって公然と資本家、地主の国家権力と武装闘争をなし、労働者・農民の日本ソヴェト権力を樹立しなければならない事を知っています。
国際プロレタリアートとやらと固く結びつき、武装蜂起、武装闘争で労働者・農民の日本ソヴェト権力を樹立しなければならないそうですから、昔の日本共産党員が逮捕、投獄されるのは当たり前です。
志位さんは勿論、市川正一さんの「日本共産党闘争小史」を読んでいます。この文献を日本共産党中央のHPに出せば、昔の日本共産党が日本のソ連化のために献身したことを沢山の方に理解していただけるでしょう。
志位さん、歴史の修正をやめましょう。
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