2026年4月12日日曜日

「不屈」「平和丸」の船長は海上保安庁の注意に従うことを権力への屈服とみたのではないかーヘリ基地反対協議会のHPと志位さんの発言より思う

 ヘリ基地反対協議会とは、転覆した「不屈」「平和丸」の運航主体です。

報道によれば、海上保安庁のゴムボートが「不屈」「平和丸」に対し、波が高いから気を付けて下さい、と「不屈」「平和丸」に呼びかけていたそうです。

歴史にもしも、であるが「不屈」「平和丸」の両船長がこの注意に従い、直ちに港へ引き返していれば事故は起こらなかったでしょう。

それではなぜ、「不屈」「平和丸」の両船長はこの注意に従わなかったのでしょうか。

私見では両船長が、海上保安庁の注意に従うことを「権力への屈服」と把握したと考えられます。

ヘリ基地反対協議会のHPに、警察、海上保安庁を敵視するような記述があります。

日本共産党の革命理論、科学的社会主義の国家論の見地から警察や海上保安庁を把握すれば、人民を抑圧する暴力装置と見なされます。

ヘリ基地反対協議会とは一体どんな団体なのでしょうか。インターネットで少し調べてみました。

ヘリ基地反対協議会は、警察、海上保安庁に弾圧されてきたのかー科学的社会主義の見地

ヘリ基地反対協議会のHPによれば、同団体は平成9年の名護市民投票を担った住民、市民団体、労働団体、政党による「名護市民投票推進協議会」を発展解消し、平成10年に結成されました。

現在は12団体が加盟しているとHPに出ているが、加盟団体名は掲載されていません。

ヘリ基地反対協議会のHPによれば、新基地建設反対阻止現地行動への参加形態は次の通りです。

(1)海上における阻止行動(2)海上における監視・激励行動(3)テント村での座り込み運動(4)キャンプ・シュワブのゲート前における座り込み行動 

座り込み行動は阻止行動を激励し世論を盛り上げ、また強まる警察・海上保安庁の弾圧を弱めるために極めて重要であるとHPに記されています。

警察、海上保安庁による運動家への弾圧とは一体何なのでしょうか。

ヘリ基地反対団体の方々は、何の違法行為も行っていないのに、警察や海上保安庁に逮捕、投獄されてきたのでしょうか。そんなことはないでしょう。

テント村での座り込み行動をやる人が増えると、弾圧とやらが減るという事ですが、変な話です。

「不屈」「平和丸」の両船長も、警察と海上保安庁が運動家を弾圧してきたと認識してきたのと考えられます。

科学的社会主義の見地に依拠すれば、警察、海上保安庁が何らかの違法行為を行った運動家を逮捕する事自体が、弾圧と認識されます。

これは、志位さんの以下の主張や、しんぶん「赤旗」の記事からも明らかです。

志位さんは辺野古の埋め立て工事を国家権力による暴力、無法行為と規定した

志位さんは、辺野古の埋め立て工事それ自体を、国家権力による暴力であり無法行為であると規定しました。

Xユーザーの志位和夫さん: 「「平和丸」で辺野古の海を視察。沖縄県民、県知事、名護市長がこぞって反対しているにもかかわらず、工事を強行する。国家による暴力そのものだ。無法行為に強い憤りを感じる。対照的に、海は、素晴らしい大珊瑚が群生し、息をのむような美しさです。 https://t.co/QBawMHEEmi」 / X

 志位さんのこの発言は、科学的社会主義の見地に依拠しています。志位さんは「平和丸」に乗り、埋め立て工事は暴力で無法行為だと心底思ったのでしょう。

科学的社会主義の国家論の見地なら、あらゆる米軍基地、自衛隊基地の建設は戦争国家づくりの一環ですから、国家による暴力そのものです。

人民が海上抗議や座り込みで反対するのは、立派な平和運動、抵抗運動です。

海上保安庁が波が高いから注意してください、と抗議船に訴える事は、海上抗議という平和運動、人民の抵抗運動への妨害だという結論になります。

「不屈」「平和丸」の両船長は、科学的社会主義の国家論の見地から、海上保安庁の注意に従うことを権力への屈服とみなしたのではないでしょうか。

以下の「赤旗」記事は、海上保安庁による抗議船への注意を批判しています。

日本共産党は海上保安庁による抗議船への注意を過剰な警備と批判してきた

科学的社会主義の見地に依拠し、日本共産党はヘリ基地反対協議会の構成団体として、新基地建設反対行動を支援してきました。

民青同盟沖縄県委員会は、辺野古の米軍新吉建設が強行されようとしている辺野古・大浦湾の海を実際に見ようと、海上体験ツアーを行ったそうです。

辺野古の海の美しさに歓声/基地工事は残酷 翁長さん負けないで/青年が海上体験ツアー 沖縄

この記事によれば、青年たちは抗議船「平和丸」に乗り、日本共産党の仲里克次名護市議の案内で予定地を見て回りました。

赤旗記事には、立ち入り制限区域を示す浮具周辺では海上保安庁の警備船20隻以上が接近し、終始、退去を求めるなど過剰な警備を取り続けましたと記されていますが、退去を求めるのは当然ではないでしょうか。

この記述も、海上保安庁による抗議船への注意は平和運動、人民への抵抗運動への妨害という調子です。

この時は波が穏やかだったのか、あるいは今回とは全く違う航路で波が高くなる可能性は低かったのか不明です。

「平和丸」「不屈」は普段、どういう航路で抗議活動を行っていたのでしょうか。

志位さん、小池晃書記局長、山下芳生副委員長が「平和丸」「不屈」に乗ったときの航路は今回の航路と同じだったのでしょうか。

田村智子委員長には日本共産党幹部の皆さんから聞き取り調査を実施し、記者会見でこれらを説明して頂きたいですね。


0 件のコメント:

コメントを投稿