山添拓議員は、不法滞在者を無くすため、政府が外国人の強制送還を進める事は排外主義への迎合だという呟きを発信しました。
山添拓議員は日本共産党の政策委員長ですから、この発信は日本共産党の政策、見解です。
日本共産党は、日本に不法滞在している外国人を祖国に強制送還することに断固反対なのです。
山添拓議員は以前にも、同様の発信をしています。
本ブログでは、北朝鮮による日本人と韓国人の拉致問題や政治犯収容所、核軍拡などの北朝鮮問題、中国によるチベットやウイグルでの人権抑圧問題の他に、日々の暮らしのなかで思ったこと、感じたことを書き留めていきます。
山添拓議員は、不法滞在者を無くすため、政府が外国人の強制送還を進める事は排外主義への迎合だという呟きを発信しました。
山添拓議員は日本共産党の政策委員長ですから、この発信は日本共産党の政策、見解です。
日本共産党は、日本に不法滞在している外国人を祖国に強制送還することに断固反対なのです。
山添拓議員は以前にも、同様の発信をしています。
日本共産党は日本政府が、侵略戦争と植民地支配について謝罪と反省をせねばならないと繰り返し強調しています。
田村智子委員長によれば、アジア・太平洋地域で日本の侵略戦争により2000万人以上が亡くなったそうです。戦後80年にあたって/2025年8月15日 日本共産党委員長 田村智子
しかし日本共産党は、侵略、植民地支配という語について定義をしていません。黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さん、侵略と植民地支配という語の定義は何ですかー昔、今の領土より広い範囲で国を形成していた民族は侵略、植民地支配をしたから謝罪すべきなのですか
侵略、植民地支配という語について定義をしない点では、左翼歴史学者の皆さんも同様です。
左翼歴史学者の皆さん。
ある国家の現在の領土と過去の支配地域を比較し、過去のそれの方が広かったらその国家は侵略、植民地支配をしたことになるのでしょうか。
主権国家体制が確立されていなかった時代でも、ある国家や民族が何らかの目的で外国に軍隊を送って支配したら、その国家や民族は侵略、植民地支配をしたことになるのですか。
モンゴル帝国やオスマン帝国の支配地域は、現在のモンゴルやトルコより遥かに広い。従って、モンゴル人、トルコ人は侵略、植民地支配をしたことになるのですか。
志位さん、清朝は周辺諸国を主権国家などと認めていませんよ。
東アジアでは、清朝は周辺諸国が主権国家であることなど全く認めていません。国民党も同様です。清朝に、領土、領海という発想はなかったと考えます。
清朝の皇帝は全人類社会の帝王である、という見地が、少なくとも清朝の支配地域では普及していたと考えます。
清朝がベトナムや李氏朝鮮を主権国家とみなしていたと本気で考えている歴史学者は稀有とではないでしょうか。
康熙帝がロシアのピョートル1世と国境を画定する条約を締結していますが、それだけです。
私の記憶では、国民党統治期の中国では、外国人がどこからか中国に入国する際、旅券を提示させるようなことはしていません。
志位さん、田村智子委員長は、世界史についての基礎知識を欠いているとしか思えません。
志位さんは大西洋三角交易が始まった頃には、主権国家体制が存在していたと考えていそうです。
田村智子委員長が出した数字には根拠がないー各国政府があげた数字を集計しただけ
日本の侵略戦争により2000万人が亡くなった、という田村委員長の主張の根拠は、単に各国政府の発表数字を集計しただけです。
中国で1000万人以上が日本軍に殺された、ベトナムでは日本軍のせいで200万人が餓死したなどありえない数字ばかりです。最近の中国なら、2000万人が殺されたと言いそうです。大日本帝国が中国全土に繰り返し空爆をしないと、そんな数字になりません。
日本軍はベトナムからコメを大量獲得するような事はやっていません。飢饉が起きたとされている時期、大日本帝国はベトナムに兵士を大量動員などしていません。
200万人が餓死したのなら、1000万人程度が飢饉に苦しんでいないとおかしい。ベトナム全土、どこに行っても日本軍兵士が米を大量獲得していないとそんな数字は出ません。
日本共産党と左翼歴史学者の皆さん、いかがですか。
田村智子委員長は、早大在学時から民青同盟の中央役員をなさっていたと伺います。
早大文学部卒業後すぐに、民青同盟職員、日本共産党職員をお勤めです。
学生時代から40年ぐらい、本当に多忙な毎日を過ごしてこられたのでしょう。
察するに、田村智子委員長は日本共産党の昔の文献をじっくり読む時間などなかったのでしょうね。
それにしても、日本共産党は創立時から、ソ連を独裁と批判してきたという発言には驚きました。 下記です。
日本共産党の共産主義について─経済システムの事で国家体制とは別
#田村智子 #日本共産党 #shorts - YouTube
田村智子委員長のお話を、お玉おばさんが文字起こしなさっています。
Xユーザーのお玉おばさん(今更ですが、私は一度も共産党に籍を置いたことがない)さん: 「別途平八さんのコメント「田村智子委員長は「共産党は戦前からソ連の独裁を批判してきた」などとは発言していないですね。 党史を学んだ人は、発言内容を正しく理解できると思いますが。」のお答え。 東京都委員会で田村さんが話した部分を文字にしておきます」 / X田村智子委員長、中央委員には本音を言いましょう
日本共産党最高幹部は、本音を一般党員だけでなく、中央委員にも隠す場合があります。
田村智子委員長は、産経ニュースというyou tube番組で明言した日米安保活用論を、日本共産党の中央委員会総会では報告しませんでした。
これを中央委員会総会で報告するためには、常任幹部会、幹部会それぞれで報告し承認されねばなりません。
田村智子委員長はそんな面倒な事はできない、と判断したのでしょう。これは予測できることでした。
下記を御覧下さい。田村智子委員長は、本音を隠して生きてきた方なのでしょうか。
繰り返しですが、田村智子委員長は日本共産党が野党の今でも、日本有事の際には政府が日米安保を活用する事を認めると産経のyoutube番組で明言しました。
田村智子委員長は日米安保活用論者
党首が日米安保活用を訴えているのですから、日本共産党は日米安保活用論者の政党です。
これは日本共産党のこれまでの主張と、ほぼ百八十度異なることになりませんか。
わが党は日米安保により、日本の平和と安全を守ると、田村智子委員長は中央委員会総会で報告し、承認を得るべきだったのではないでしょうか。
田村智子委員長は、これは面倒だから中央委員会総会で報告などしなくても良いと判断したと考えます・
日本共産党中央には、面倒な事、厄介な事はやらないという雰囲気が充満しているように思えてなりません。
これでは、国政選挙で徐々に議席を減らしていくのは当たり前です。
仕方ない、自分が火中の栗を拾うなど嫌だと考えている日本共産党職員が相当数いそうです。
今の志位さんは、レーニンとボリシェヴィキ、ロシア革命を全否定している
私見では、今の志位さんは心中でソ連、東欧、中国、北朝鮮での革命を全否定しています。
志位さんは心中で、レーニンとボリシェヴィキは、資本主義が発達していないロシアで無理やり革命をやったから、相当な人権抑圧社会ができてしまったと見ていると考えます。
私がこう見る根拠の一つは、志位さんが近年の著書でレーニンの文献を引用できない事です。
志位さんは心中で、レーニンが数々の文献で訴えている富農の撲滅論をボリシェヴィキが断行した事が、ソ連を相当な人権抑圧社会にした重要な要因であるという見方に同調している可能性があります。
レーニンに倣い、地主、富農は搾取者だから全財産を没収させられるべきだ、ニコライ2世一家処刑は必要不可欠だった、ロシア正教会は徹底弾圧されるべきだったと志位さんが考えている可能性もあります。
私の価値観、人間観では地主、富農の餓死ないしは処刑、ロシア正教会撲滅を当然視する方は異様です。国際共産党日本支部の皆さんなら、これを当然視していたでしょうね。
レーニンとボリシェヴィキに反対する人は反動勢力だから政治犯収容所に送ってしまえ、囚人労働をさせろ、という価値観を持つ方々です。
この辺り、志位さんは心中で疑問を抱きつつも、真剣に検討する事を拒否していると考えます。
レーニンとボリシェヴィキは資本主義的搾取制度の廃止に失敗した、と志位さんが認めてしまったら、ロシア革命の全否定です。
日本共産党の用語では、志位さんは社会主義完全変質論者になった事になります。
ロシア革命を全否定するなら、ソ連を盲信した国際共産党日本支部の活動も全否定されてしかるべきです。
志位さんがそんなことをできるはずもないので、志位さんはこの問いの追及を心中で中断し、以下のような気分になっていると考えます。
志位さんは、日本共産党が欧州左翼と同様と宣伝したい
これまでと同じような主張と運動を繰り返しているだけなら、日本共産党は衰退の一途をたどるだけです。
ロシア革命とその後のソ連や中国、東欧、北朝鮮の話をしても、日本共産党には不利になるだけです。
ソ連、東欧は覇権主義、専制主義の体制だった、日本共産党は一貫してそれを批判してきたといくら宣伝しても、ソ連を長年礼賛してきた史実まで消す事はできません。
宮本顕治さんは第八回大会でソ連では共産主義社会を建設に成功しつつあると大宣伝していました。
宮本顕治さんら昔の日本共産党員は、自分達はボリシェヴィキだ、レーニンの党だと自負していました。
国際共産党日本支部の時期からソ連が崩壊するまで、ソ連では搾取制度が廃止されている、教育と医療が無料になっているなどと大宣伝してきた政党は、相応の反省を国民の前でしなければ信頼されません。
志位さんにはこれはできません。ボリシェヴィキだったという宮本顕治さんを徹底批判することになってしまいますから。
大失敗の歴史を直視せず、別の話を始めて一般党員の関心を逸らし、失敗を糊塗せねばなりません。
何か新しい主張と運動を見出し、日本共産党がそれを実践せねばなりません。
欧州左翼には、ソ連の崩壊により影響を受けても、極右・排外主義反対を掲げて何とか生き残っている政党があります。
この人たちと連帯し、日本共産党は欧州左翼と同様の政党なのだ、という印象を広めようとしているのです。
昔の日本共産党は、自分達はボリシェヴィキだと宣伝して成功したのだから、今の日本共産党は欧州左翼と同様だという宣伝をし、一般党員がそのように思い込むようにできれば再生できる、という見通しです。
以下の最後の辺りで志位さんは、欧州左翼をヨーロッパの同志、と呼んでいます。 同志、という表現がいかにも共産主義運動的なのですけれど。
志位さんは、欧州左翼のように極右・排外主義反対運動を重視し、徹底的に取り組む事に日本共産党の活路を見出していると考えます。
日本共産党員の中に、参政党の街頭演説を大声で聞こえないようにしたり、参政党女性議員に中指を立てて侮辱する人がいても、志位さんはそれらを大局的には、極右・排外主義に対する市民の抵抗運動とみなしているのでしょう。
参政党を極右・排外主義、ファシスト集団と主張し、あらゆる形態で攻撃する運動家を日本共産党に迎え入れる事ができなければ、日本共産党には未来はないと志位さんは見ていると考えます。
田村智子委員長は8月25日に記者会見の場で、22日にヘイトスピーチへの市民の対応について、ヘイトスピーチを聞こえなくさせる抗議行動をあると思う、と述べた事を撤回しました。
田村委員長が会見/極右排外主義とのたたかいは「言論には言論で」大原則貫く
撤回の理由は、市民の行動の是非について言及することは適切ではないからだそうです。
日本共産党中央は排外主義に反対する市民の行動の是非、やり方について言及しないのです。
それなら日本共産党中央は排外主義に反対する市民の行動がどのような形態をとろうと、傍観することになります。
田村智子委員長によれば日本共産党員が排外主義への抗議行動に参加する場合、そのありかたについてはそれぞれの党組織で議論をするそうです。
議論の結果、党組織によってこの問題で異なる行動を取ることになっても、日本共産党中央は傍観するのでしょうね。
田村智子委員長は、日本共産党員が市民として参政党の街頭演説で大声を出す事を傍観する
日本共産党は、参政党の政治家がスパイ防止法を制定しましょう、外国人の中にいるスパイを逮捕するべきだと街頭で演説をしたら、ヘイトスピーチと認定するのでしょうか。
これについてはそれぞれの党組織で議論し、ヘイトスピーチだという結論が出たのなら、日本共産党の皆さんはどうするのでしょうか。
日本共産党員が市民として、参政党の街頭演説を大声で聞こえないようにしたり、参政党女性議員に中指を立てて脅かしても日本共産党中央は傍観するのでしょうね。
田村智子委員長は市民の行動の是非について、日本共産党中央は言及しないのですから。
田村智子委員長は参政党女性議員に中指を立てて侮辱する人々を、排外主義とたたかう市民と見る
田村智子委員長は、参政党女性議員に中指を立てて侮辱する人々、大声を出して演説を聞こえないようにする人々も排外主義、レイシズムとたたかう市民だと見ているのでしょう。
日本共産党員が所属の党組織で議論し、市民としてそういう行動を取った場合、田村智子委員長、日本共産党は傍観します。
そうした行動を批判する日本共産党員も相当数いそうですが、その件については支部で議論してください、で党中央は何もしない。傍観ですから。
今の日本共産党中央は、市民の行動を傍観することにより社会発展を促進するらしい。変な話です。
田村智子委員長は記者会見で、8月8日に新宿駅南口で起きた騒動に関連して記者に、中指を立てる事やスモークを焚くことはどうなのか、と見解を問われました。
これに対し、田村智子委員長は一つ一つについてはコメントしません。日本共産党としての行動ではない、と答えました。
大音量でヘイトスピーチに対抗する手法については、市民の運動としてあり得ると認めました。
この件、産経新聞が早速報じています。「極右排外主義が国会で多数を占めぬように」共産・田村委員長、街頭演説への抗議活動容認 - 産経ニュース
日本共産党としては、参政党の女性議員に対して中指を立てる事や、街頭演説中に行動で煙を出す事についても特に批判はしないという事です。
参政党は極右でレイシストだから、参政党の街頭演説を大声で聞こえなくする事や、煙を出すこと、女性議員に中指を立てることを推奨はしないが、大局的には社会進歩、歴史の法則的発展に貢献すると田村智子委員長は見ているのです。
日本共産党地方議員の中に、そんな見解を出している方がいることを私は少し前に指摘しました。
田村智子委員長としては、参政党の街頭演説をこれらの手法で妨害している方々に日本共産党員になってもらいたいのでしょう。
しんぶん赤旗の読者になってもらいたいのでしょう。
日本共産党としてこれらの行動を推奨はしないが、大局的には日本型ファシズムとやらへの市民の抵抗運動、カウンターとみなし、容認する事に、日本共産党最高幹部のどこかの会議で決まった可能性が高いと考えます。
こんな行為が市民の抵抗運動だというなら、街頭演説をする日本共産党の女性議員や、女性党員が中指を立てられても、田村智子委員長は容認するしかないですね。
カウンターだ、共産主義への抵抗運動だと言われてしまいませんか。
参政党が駅前で街頭演説をやるとき、大声を出して妨害する日本共産党員が今後増えていくのでしょうか。