2023年4月2日日曜日

志位さんは、ロシアによるウクライナ侵攻の原因は、NATOとロシアが行った軍事対軍事の悪循環にあると見ている。

志位さんはロシア、中国を帝国主義と規定できない 

日本共産党の平和理論では、戦争は帝国主義により生じます。

従って米帝国主義が他国と締結している軍事同盟が戦争を起こします。

欧州ではNATO、アジアでは日米同盟と米韓同盟が戦争を起こす基本的原因です。

ロシアによるウクライナ侵攻は、日本共産党の平和理論では説明できません。

ロシアも帝国主義だ、という規定にすれば説明できますが、それなら中国も帝国主義ではないかという話になってしまいます。

中露が帝国主義として核軍拡を行ってきたのだから、日本の平和と安全が脅かされているという結論が出てしまいます。

そこで志位さんは、NATOとロシアの双方が合意に反して行った、軍事対軍事の悪循環がロシアによるウクライナ侵攻の原因だと宣伝しています。(1) 志位和夫さんはTwitterを使っています: 「首相、「ウクライナは明日の東アジア」と大軍拡を煽り立てる。 戦争の責任は侵略を行ったロシアにあるが、背景には全欧州諸国が参加した全欧州安保機構(OSCE)の合意に反して、NATO、ロシアの双方が軍事対軍事の悪循環に陥った問題があった。その教訓こそ生かすべき。 https://t.co/EWj6lFtdbw」 / Twitter 

これは結局、ロシアによるウクライナ侵攻にはNATOも半分くらいは責任があるという話です。

NATOとロシアの双方が行った軍事対軍事の悪循環がロシアによるウクライナ侵攻の原因と訴えているのですから。

NATO諸国が軍拡をせず、プーチンと合意を基礎にしてじっくり話し合えばプーチンは軍拡をしなかった、ウクライナ侵攻など実行しなかったと志位さんは本気で考えている。

私は1月に本ブログで、ウクライナ問題に関する志位さんの論理を指摘していました。黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さんはロシアによるウクライナ侵攻の原因はNATOの東方拡大、欧州諸国による外交の失敗と見ているー志位さんはプーチンの世界観、戦略を分析できない (blueribbonasiya.blogspot.com)

 こちらでも志位さんのウクライナ戦争論について論じています。黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 日本共産党はロシアとウクライナの戦争の現状について分析できないー志位さんは、日本共産党内で軍事についての思考と議論が広がることを恐れているー (blueribbonasiya.blogspot.com)

要は、志位さんは戦争の原因や現状分析を、資料を収集し、状況証拠を積み重ねて検討していくことができません。

習近平、金正恩とプーチンは、日本政府が本気で対話を呼びかけ、じっくり話し合えばわかってくれる政治家だという見方です。中朝露は平和勢力論です。

プーチンの理屈ではロシアは国際法を遵守して、非ナチス化のための特別軍事作戦を実行しています。

習近平の理屈では、香港では一国二制度の原則が今でも徹底されています。刑務所に収監されている人たちは皆、暴力分子です。

金正恩と朝鮮労働党の理屈では、拉致問題など存在しません。共和国は税金がなく、地上の楽園です。

外交官や政治家が朝鮮労働党の高位幹部に会おうとそれば、巨額の面会料を請求されてしまいます。十億円出せば平壌で会ってやる、という話になりえます。

中朝露は日本政府を対話の相手とみなしていないのです。志位さんら日本共産党員にはこれがどうしてもわからない。

日本共産党第22回大会で志位さんは、東アジアに非同盟、非核兵器、紛争の平和的解決など、平和と進歩の巨大な流れが広がっていると報告しました。

志位さんら日本共産党員は戦争の準備をすれば戦争に、平和の準備をすれば平和になると本気で信じています。

第22回大会で志位さんは、安保維持論者が言い立てる「脅威」など根拠がないと断言しています。中朝露の核は平和の核だ、と志位さんは信じているのかもしれません。

志位さんと日本共産党京都の渡辺和俊さんは、中朝露の危険性に関する議論をしたくない―論破されるから

日本共産党員の中には、志位さんの東アジア情勢論、日本を攻撃、侵攻を策す国などない論に反対の方もいるのでしょう。

松竹伸幸さん、鈴木元さんはそんな方かと思えます。

察するに、志位さんは中朝露は日本の平和を脅かしていますよ、という声を聴くのが本当に嫌なのです。

御二人の著作には、中朝露の危険性を指摘している部分が少なからずあります。

この件で、日本共産党京都の担当職員が松竹伸幸さん、鈴木元さんと長時間議論をしたら論破されてしまい、担当職員が意気消沈する可能性が高い。

推測ですが、日本共産党京都の渡辺和俊委員長もそんなことを予想し、「調査」の時間を大幅に短縮するよう、担当者に指導したのではないですか。

日本共産党京都の皆さん、いかがですか。


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