2015年3月6日金曜日

宮本顕冶氏ら戦前の日本共産党中央は不法に拳銃を保持していた―宮本顕冶「公判記録」、新日本出版社1976年p301より―

日本共産党は「帝国主義戦争を内乱に転化せよ」と宣伝し武装していた-32年テーゼを吉良よし子議員は直視するべきだ-


少し前ですが衆議院で志位和夫日本共産党委員長が質問をしているとき、「さすがはテロ政党だ」という旨の野次を飛ばした議員がいたそうです。

志位和夫氏や池内さおり議員、吉良よし子議員らが武装してテロや内乱を策していることなどありえません。その意味では、テロ政党ではない。

しかし、昔の日本共産党は「帝国主義戦争を内乱に転化せよ」という「32年テーゼ」の方針に依拠して実際に武装していました。池内さおり議員、吉良よし子議員はこの史実を一切御存知ないでしょう。

吉良よし子議員は読書好きだそうですが、日本共産党の古い文献を読んでいるとはとても思えない。一昔前の「赤旗」や「前衛」を国会図書館で探して調べるような共産党議員はいないようです。

どこから入手したのか存じませんが、戦前の日本共産党中央は実際に拳銃を保持していたのです。モスクワ帰りの党員が持ってきたのでしょうか?

宮本顕冶、袴田里見両氏の上述文献では、官憲が共産党弾圧のためには手段を選ばなかったから自己を防衛するための正当な権利として拳銃を所持していたと主張しています。

当時の日本の警察は拳銃など常時携帯していませんでした。個人の武装では日本共産党中央が警察官を凌駕していたのです。

当時の警察官が日本共産党員を逮捕しようとすれば、射殺される可能性があったのです。

昔の日本共産党はスターリンとソ連共産党に忠誠を誓って内乱を策していた


昔のソ連はスターリンという凶暴な独裁者の支配下にあり、国民は徹底的に自由を奪われ抑圧されていました。スターリンのソ連とは今の北朝鮮をイメージすればよいでしょう。

スターリンに忠誠を誓い、武装して内乱を起こそうとしている連中を日本政府が逮捕するのは当たり前です。

日本共産党員を拷問で殺害するのは行きすぎでしょうが、外国から資金援助を受け武装して内乱を起こそうとする集団を逮捕しない政府は、自国民のいのちと暮らしを守る義務を放棄しています。

凶暴かつ狡猾な独裁者スターリンとソ連の内政干渉、侵略から日本を守るためには治安維持法が必要不可欠でした。若き宮本顕治氏はスターリンを崇拝していました。

朝鮮労働党の在日本非公然組織は日本人拉致だけでなく、生物・化学兵器でテロを断行しうる


現代日本にも、金正恩に忠誠を誓っている朝鮮労働党の非公然組織はいくらでも存在します。彼らが生物・化学兵器で「武装」して突拍子もないテロを策していない保証はどこにもありません。

残念ですが、日本政府はこの危険性を全く認識できません。日本政府はテロリスト国家北朝鮮を対話可能な交渉相手とみなしています。

外務省高官は暴力団や共産党による蛮行の歴史を一切直視できない。殆どの自民党議員も同様です。

公務員試験には「テロリストと暴力団の歴史」「共産主義運動による蛮行の歴史」という科目はない。学校秀才にはこういう分野の勉強が公務遂行のために大事だという発想が全くできない。

朝鮮労働党の在日本非公然組織の活動については、張龍雲氏による「朝鮮総連工作員」(小学館文庫)が良い文献です。張氏は「洛東江」という日本人拉致組織に所属していました。

奇妙なことを言うようですが、私には志位和夫氏なら北朝鮮、朝鮮労働党在日本非公然組織の凶暴性を十分に「理解」できるように思えます。

大韓民国は滅亡させられるべきなのか-「南朝鮮革命」「全社会の金日成・金正日主義化」-


テロ国家北朝鮮の凶暴性は、赤旗編集局編「北朝鮮 覇権主義への反撃」(新日本出版社1992年)からも明らかです。

この程度の文献なら、志位和夫氏は熟知しています。在日本朝鮮人総連合会の皆さんにも、この文献は大変参考になるでしょう。

在日本朝鮮人総連合会の活動に熱心に参加されている「熱誠者」の働き手(朝鮮語でイルクン)の皆さんに私は訴えたい。

皆さんなら同胞の中に朝鮮労働党の対南工作機関の非公然活動に参加して大韓民国を滅亡させるべく日夜尽力している方がいるのを御存知でしょう。

非公然組織には、韓国の山や川の名称がつけられていることが多いそうですね。

梁英姫監督のお兄さんの一人は、梁英姫監督に非公然組織の工作員になるよう勧誘したそうです。映画「かぞくのくに」にその場面があります。

イルクンの皆さんが大韓民国が滅亡させられて金正恩に服属すべきと本気で考えているなら、皆さんこそナチスの現代日本版です。

大韓民国が滅亡し朝鮮労働党が朝鮮半島全体を支配すれば、金正恩を批判する人は張成澤のように処刑されてしまいます。

「全社会の金日成・金正日主義化」という言葉を在日本朝鮮人総連合会の働き手の皆さんは熟知しています。大韓民国こそ、「全社会の金日成・金正日主義化」の対象地です。

かつて、若き宮本顕治氏がスターリンに忠誠を誓って「日本革命」を策していたように、朝鮮労働党は金正恩に忠誠を誓い「全社会の金日成・金正日主義化」を策しています。

吉良よし子議員が読書好きなら、昔の「赤旗」「前衛」を読むべきだ


「日本革命」「全社会の金日成・金正日主義化」など、普通の日本人には奇々怪々な言葉ですが革命家の皆さんは大真面目です。革命家とは物騒な連中なのです。

吉良よし子議員は、朝鮮労働党の文献など一切ご存知ないでしょう。一昔前の日本共産党は朝鮮労働党と親密な関係を維持していました。昔の「赤旗」には北朝鮮礼賛記事が満載です。

以下を池内さおり議員や吉良よし子議員、在日本朝鮮人総連合会の皆さんに是非、読んでいただきたい。若き宮本顕冶・袴田里見両氏による「われらは抗議す」からの抜粋です。

若き宮本顕冶・袴田里見両氏は拳銃所持が正当と断言しています。文章を読む限りでは、当時の日本共産党中央は「護身」のために警察官を射殺しかねなかった。愚の骨頂です。

宮本顕治・袴田里見「われらは抗議す」より抜粋


「官憲は共産党弾圧のためには手段を選ばなかったのである。

こういう不法暴虐にたいして自己を防衛するのは正当な権利である。

われわれの当時の拳銃所持は支配権力のかかる致命的不法暴虐行為を防衛するための護身用のためであり、あきらかに正当な理由があるものである」。

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