日本共産党本部で長く平和問題を担当している川田忠明さんが先日、金正恩は自分の体制が維持できないと判断したとき、日本に先制核ミサイル攻撃を断行しうると主張しました。
これは千葉県の日本共産党が主催した講演会での発言ですから、日本共産党本部の見解そのものです。以下を是非、ご覧ください。
講演開始後1時間12分ぐらいで、川田さんはこのように語っています。
私見では、金正恩は自主権擁護の聖戦とやらを始めるとき、日本に核ミサイル攻撃を断行します。
私は本ブログやtwitterで、繰り返しこれを主張してきました。
私は平成26年11月23日の朝鮮中央通信に掲載された国防委員会の声明を根拠としています。
日本共産党も私も、金正恩が日本に先制核ミサイル攻撃を断行しうるとみている
川田忠明さんが朝鮮労働党のどんな文献を根拠にして、金正恩は自分の体制が維持できないと判断したら日本に先制核ミサイル攻撃を断行すると考えたのかはわかりません。
奇妙ですが、理由はどうあれ金正恩が日本に先制核ミサイル攻撃を断行しるうと考えている点で、私と日本共産党本部は完全に一致しています。
しかし先制核ミサイル攻撃をされてしまった後の反撃の在り方について、私と川田忠明さんは百八十度異なっているようです。
ようです、と記す理由は後で述べます。
私見では核攻撃にも関わらず、どこかで生き残った政府関係者が日米安保の全面発動を米国に直ちに要請し、日米共同で金正恩を除去するよう反撃すべきです。
核での報復を米国に要請すべきです。金正恩が核ミサイルをハワイや米国西海岸にも撃つぞ、と脅かしたら米国が反撃してくれるのか、私にはわかりません。
そこで私は金正恩の除去のためには、自衛隊が敵基地攻撃能力、弾道ミサイルと巡航ミサイルを大量に保有すべきと考えます。
自衛隊が弾道ミサイルと巡航ミサイルを大量保有すれば、金正恩は日本に核ミサイル攻撃をしたらそれらが雨のように自分に降り注ぐことを覚悟せねばならない。
それを覚悟できなければ、金正恩は日本への核ミサイル攻撃を断行できない。繰り返しですが、私はこのように考えます。
日本共産党は平和大集会緊急開催で金正恩と朝鮮労働党に反撃
日本共産党は自衛隊の敵基地攻撃能力保有に断固反対ですから、核ミサイル攻撃をされてしまったら平和大集会緊急開催で反撃するつもりなのでしょう。
自衛隊が朝鮮労働党の核ミサイル基地を一切攻撃しないなら、金正恩は日本に連続核ミサイル攻撃を断行しうる。
川田忠明さんら日本共産党員は、核ミサイル攻撃をされなかった地域の日本共産党員を中心にして平和大集会を緊急開催し、金正恩に反撃するつもりなのでしょう。
日本共産党は自衛隊が金正恩に反撃する事に断固反対のようですから、平和大集会緊急開催による反撃を真剣に考えているのでしょう。
日本共産党が主張する自衛隊の敵基地攻撃力断固反対論は結局、金正恩の核ミサイル攻撃受容論だと思うのは私だけでしょうか。
日本共産党員の本音は、日米安保全面発動で金正恩への報復を米軍に要請、なのかー川田忠明さん、さいとう和子さんに問う
気になるのは、講演開始後1時間13分ぐらいで川田さんが、核ミサイル攻撃を日本に断行したら日本だけでなく北朝鮮も破滅すると指摘している点です。
上記で「ようです」「つもりなのでしょう」と記した理由はこれです。
まさかと思いますが、日本共産党も私と同様に日米安保の全面発動を米国に要請し、金正恩と朝鮮労働党に核ミサイルで反撃してもらおうと考えているのでしょうか。
それなら、川田忠明さんら日本共産党員は日本の平和と安全を米軍の核軍事力に依存すべきと本心では考えている事になります。
日本共産党には、本心を内緒にしている方が相当数いるように思えてなりません。
オスプレイ断固反対を叫んでいるさいとう和子さんも、本音では米軍の核軍事力に依存すべきと考えていそうですね。
さいとう和子さん、いかがですか。
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