2022年1月30日日曜日

朝鮮労働党は日本人と話し合いなどしないー川田忠明さんに問う。拉致された日本人、韓国人は朝鮮労働党と話し合っていないから帰国できないのかー

 日本共産党本部で、平和問題を長く担当している川田忠明さんは講演で北朝鮮との国交を樹立するべきと繰り返し強調しています。

憲法と平和問題 1.26学習交流会 - YouTube

川田忠明さんは、北朝鮮と国交がないので、日本は貴方の政権を倒そうとなど思っていませんよ、したがって核兵器を無くしなさいと直接朝鮮労働党に言えない事が最大の問題と考えているようです。

講演開始後1時間14分ぐらいで、川田忠明さんはそんな話をしています。

私見では、朝鮮労働党は日本人、日本政府や韓国人、韓国政府と話し合いなどしません。

朝鮮労働党は外貨と物資獲得のために首脳会談を行う

首脳会談を何度もやっているではないか、と日本共産党、左翼人士は言うでしょうが、朝鮮労働党は外貨と物資獲得のために首脳会談をやっただけです。

金正恩は数兆円受け取れるなら、核兵器禁止条約にも署名するでしょう。

入ってきた大金で核兵器の小型化、軽量化を進めれば良い。

金正恩は普通の人が携帯できる程度まで核兵器を小型化、軽量化したいのです。朝鮮労働党は、外貨と物資を得るために合意や共同声明を作成し調印するのです。

外貨や物資が入れば、すぐに合意や共同声明を破ります。

首脳会談や首脳会談の下準備の結果、外貨や物資が充分入らなかったら、これを進めた担当者は処刑または政治犯収容所送りとなります。

日朝首脳会談の下準備で朝鮮労働党側の中心だったリュウギョンさん(国家安全保衛部の大幹部)は、2010年12月に韓国を訪問して大きな成果があったと金正日に虚偽報告をしたそうです。

これが虚偽であることが金正日にばれて、リュウギョンさんは処刑されたそうです。

当時、国家安全保衛部に勤務していた方が脱北し、周成賀東亜日報記者のyou tubeでそのように語りました。以下は朝鮮語です。

 국가보위부 출신 탈북자가 밝히는, 서울 방문 직후 처형된 2 영웅 류경 부부장 비화 - YouTube

川田忠明さんは朝鮮労働党の蛮行の歴史を直視するべきだ

日本共産党員の皆さんは朝鮮労働党の残虐行為について思考と議論をすることが嫌かもしれませんが、朝鮮労働党の蛮行の歴史を直視するべきです。

朝鮮労働党が日本人、韓国人とじっくり話し合いをしてアジアの将来を共に考える集団なら、拉致された日本人、韓国人はとっくの昔に帰国できているはずです。

拉致された日本人は北朝鮮の招待所とやらで、朝鮮労働党の担当者に帰りたいと必死に訴えたのではないでしょうか。

悔しいですが、日本人拉致は15世紀から19世紀ごろまで、欧州諸国の商人が行った大西洋奴隷貿易と共通する点が多々あります。

欧州諸国の奴隷商人による奴隷狩りと朝鮮労働党の日本人拉致

欧州諸国の商人は、アフリカの現地協力者とはアフリカ人の取引について話し合いをしたでしょうが、捕まえたアフリカ人と話し合いなどしません。

問答無用で船に積み込み、閉じ込めておくだけです(例えばジャン・メイエール「奴隷と奴隷商人」創元社)。

当時の欧州商人が、捕まえたアフリカ人の気持ちやこれまでと今後の人生など考えるはずがない。

アフリカ現地に協力者が相当数いたから、大規模な奴隷運搬が可能になりました。

同様に、朝鮮労働党の在日非公開組織が日本人拉致に協力したから、大西洋奴隷貿易ほどの規模ではありませんが沢山の日本人拉致が可能になったと考えられます。

アメリカ大陸に着いて大農園主(プランター)に奴隷を売却した後、大農園主は奴隷をより効率的に使うために「話し合い」はしたでしょう。

大農園主は言葉を教え、農作業のやり方を教えたでしょう。

同様に、拉致された日本人や韓国人も招待所等でチュチェ思想学習を強制され、南朝鮮革命、チュチェ革命偉業とやらに協力させるために担当者と「話し合い」を強制されたと考えられます。

川田忠明さん。拉致された日本人や韓国人は、朝鮮労働党と充分話し合っていないから帰国できないのでしょうか。

日本共産党と在日本朝鮮人総連合会の宣伝を信じて北朝鮮に渡った元在日朝鮮人、日本人妻が日本に戻れなかったのは、朝鮮労働党幹部と充分話し合いをしていないからでしょうか。

脱北して日本に戻った方が二百人程度いるようです。川田忠明さんは脱北者から、朝鮮労働党の実態について何か聞いたことはありますか。

川田忠明さん、日本共産党の皆さんの御回答をお待ちしています。

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