山添拓議員は日米安保廃棄と自衛隊解散を目指しているかと存じます。
しかしこれは建前で、当面は日米安保が中朝露の日本侵攻を抑止する役割を果たしている事を内心では認めている可能性が高い。
山添拓議員の以下の呟きより、そう考えられます。
山添拓議員によれば、ロシアが日本をいきなり攻める理由はありません。
米国を巻き込む可能性を考えれば、そんな合理性はないそうです。
ロシアが日本にミサイル攻撃などをすれば、日本政府が日米安保第五条により米軍に出動要請をして大きな戦争になってしまう。
従ってプーチンはそんなことはしないだろうと、山添拓議員は考えているのでしょう。
これは日米安保が、プーチンによる日本攻撃を抑止する役割を果たしているという認識です。
日本共産党員は内心では、日米安保があるから中朝露は日本攻撃などできないと考えている
先ほど山添拓議員のこの呟きを再度見ました。9243件のリツィート、2.8万件の言い値、と出ていました。
相当数の日本共産党員の内心は、山添拓議員と同じではないでしょうか。
日本共産党は内心では、日米安保により日本の平和と民主主義が守られているとみているが、これを表に出すと仲間から徹底批判されるから内緒にしているのでしょうね。
日本共産党員とは、内心と異なる言動を長年続けて生きていく道を選択した方々なのでしょう。
日本共産党員は、~さんは立派な日本共産党員だと日本共産党員が形成する小社会で評価されることを第一義とみなしますから。
日本共産党員、在日本朝鮮人総連合会と韓国左翼の行動様式は似ている
在日本朝鮮人総連合会の皆さんにも、そんな方が多いように感じます。
内心では、金正恩と朝鮮労働党は駄目だとわかっているが、これを表に出すと民族反逆者とみなされてしまいます。
民族反逆者とみなされたら在日本朝鮮人総連合会の皆さんが形成する小社会から排除されてしまうので、金正恩と朝鮮労働党礼賛を続けている方が多いと考えられます。
韓国左翼の皆さんも同様かもしれませんね。韓国左翼の皆さんが形成する小社会では、朝鮮労働党は大日本帝国と対決した栄えある集団です。
朝鮮労働党を批判する人は、親日派だから韓国社会から徹底排除すべきだという発想です。
韓国左翼は、親日派を徹底排除することなしに、韓国がまともになることはないと信じているようです。
私は社会学の素養がないので、左翼の皆さんの言動を社会学のような理論化はできません。
左翼人と囚人のジレンマ(Prisoner's Dilemma)
ゲーム理論で把握すれば、日本共産党員、在日本朝鮮人総連合会と韓国左翼は日米安保批判、朝鮮労働党礼賛、朝鮮労働党批判者排除という行動をそれぞれの小社会でお互い採用することがナッシュ均衡(Nash equilibrium)になっているのでしょうね。
これらと逆の行動をとれば、双方が得る利得が向上するが一人だけで逆の行動をとると小社会から排除され、低い利得しか得られない。そんな状況なのでしょう。
これを囚人のジレンマ、と言います。
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