2022年5月10日火曜日

日本共産党は政権に参加できたら、日米安保と自衛隊を活用するー昔の社会党(自衛隊の違憲・合法論者で政権参加のため日米安保容認)と同じですねー

 松竹伸幸さんのブログ立憲・西村氏と共産・小池氏の会談について | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp)は大変勉強になります。

上記から私は、志位さんが七年前に国民連合政権とやらでは急迫不正の主権侵害時に日米安保第五条により、米軍と自衛隊が共同で対処することを認めている事に気づきました。

「国民連合政府」について/志位委員長の記者会見 (jcp.or.jp) 

志位さんによれば、日本共産党が参加する政権では集団的自衛権を行使する法は廃止するが、日米安保条約は存続しています。

そこで日本有事の際は、日米安保条約第五条により日米が共同で侵略に対処する事になるそうです。

急迫不正の主権侵害時に自衛隊だけでなく日米安保も活用する事について、志位さんは他の文献や記者会見では言及していないかと思います。

日本共産党の安全保障政策は、昔の社会党(自衛隊の違憲・合法論者で安保容認)と同じだ

政権に参加したら日米安保と自衛隊を活用するのなら、四十年ほど前の社会党と日本共産党は安全保障政策では同じです。

石橋社会党委員長は非武装中立を目指しつつ、自衛隊の違憲・合法論者でした。

志位さんも自衛隊解散と日米安保廃棄を目指していますが、政権に参加できたら有事の際に日米安保と自衛隊を活用するのですから昔の社会党と同じです。

四十年ほど前の日本共産党は、社会党が右転落したと徹底批判しました。社会党と公明党の合意は、以下に出ています。社公合意 (que.jp) 

社公両党は、日米安保体制の解消を目指し、当面それを可能とする国際環境づくりに努力すると合意しています。

四十年ほど前の日本共産党は社公合意のこの記述をとらえて、社会党は日米安保を容認したから右転落したと批判しました。

今の日本共産党も、日米安保の解消を目指し、それを可能とする国際環境づくりを立憲民主党と行いたいと考えているのですから、同じですよ。

志位さんは飛鳥田一雄さんを再評価するべきだ

公明党と社公合意を締結したのは、故飛鳥田一雄さんです。志位さんは、飛鳥田一雄さんら昔の社会党と同じ安全保障政策を訴えるようになりました。

松岡英夫さんが東京都知事選に立候補されたのは昭和58年4月頃だったでしょうか。

早大の学生だった私はこの時、飛鳥田一雄さんの街頭演説を聞きました。東京のどの駅頭だったか、忘れてしまいました。

新宿駅か、池袋駅だったのでしょうか。飛鳥田さんは、スペインのゴンザレス書記長と昼食を食べて話をした、という演説をした事が記憶に残っています。

それから暫く後、総選挙がありました。この時私は、故太田薫さんの街頭演説を聞きました。

東京一区で出馬していた平山知子さんへの応援演説だったと思います。

故太田薫さんは平山さんを応援するというより、独特の声で「飛鳥田を落とさねばならない」と演説されました。

故太田薫さんの独特の声が、今でも耳に残っています。

これは新宿駅東口での街頭演説だったような気がしますが、違うかもしれません。だいぶ昔の話なので、都知事選と総選挙の順番が前後していたらすいません。

志位さんは右転落と罵った方と同じ政策を訴えるようになったことを、認めたくないでしょうが、自らの論理に忠実であろうとするなら、飛鳥田一雄さんを再評価するべきです。

再評価が嫌なら、私も右転落しましたというべきではないですか。

日米安保と自衛隊を活用するなら憲法第98条と第99条は守れない

日本共産党は政権に参加できたら、日米安保と違憲の自衛隊を活用するのですから、憲法第98条第一項と第99条は放棄すると明言するべきです。

弁護士の山添拓議員、福山和人さんは、志位さんの日米安保と自衛隊活用論をどうお考えなのでしょうか。

憲法第98条1項と第99条は放棄するしかないな、とお考えなのでしょうか。憲法の放棄とは変な話のようにも思えますが。





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