宮本徹議員は、プラハの春の頃の日本共産党の文献を何も読んでいないと考えられます。
宮本徹議員の最近の呟きより、私はそう感じました。以下です。
少しご紹介します。
この件について、私は何度か本ブログで論じています。以下です。黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 「プラハの春」(1968年)と日本共産党 (blueribbonasiya.blogspot.com)
この論文も、日本共産党のHPには出ていませんから、若い日本共産党員は入手しにくくなっています。
日本共産党はソ連によるチェコスロバキア介入を批判しましたが、社会主義国での言論の由、表現の自由や結社の自由を無制限に認める事も強く批判しました。
昭和43年頃の日本共産党によれば、言論の自由、表現の自由の導入は反社会主義勢力に活動の自由を与える重大な右翼的誤り、だそうです。
私見では、日本共産党が社会主義国でも言論の自由、表現の自由が認められるべきだと主張しだしたのはこのもう少し後です。
第十一回大会(昭和45年7月)でそれらを認めるべきと路線転換したと考えられます。
なお、「日本共産党の八十年」(日本共産党中央委員会刊行。p197)には、チェコ事件当時の論文には社会主義と政治的民主主義の関係について不用意な論及が含まれていた、という記述があります。
若い日本共産党員の皆さん。昔の日本共産党の文献を読みましょう。私がtwitterでこんな主張をすると、すごく頭にくる方がいるようですね。
宮本徹議員には、昭和43年当時日本共産党が「プラハの春」について論じた文献の感想をtwitterに出して頂きたいものです。
この時期の日本共産党には、ソ連を理想の社会主義とみなす風潮がまだまだ強かったのですよ。
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