「安倍を退陣させるだけでは不十分であり、しかるべき場所(牢獄)へ送り込まねばならない。この間腐りきった権力を支えてきた政官法財学メディアの面々をリストアップし、処断せねばならない」(たつみコータローさんが政治学者白井聡氏の論考を引用して発信)。
たつみコータローさんは、真の共産主義者ですね。この呟きを読み、改めてそう感じました。
安倍総理を投獄する。
さらに安倍政権を支援した政治家、官僚、法曹、財界、学者、マスコミ関係者を腐敗した政権を支えた悪辣な人物としてリスト化し発表すべきという提案です。
白井聡氏はレーニンの研究家として著名です。
白井聡氏は、レーニンが繰り返し強調したプロレタリア独裁の実施の必要性を強調していると考えられます。
例えばレーニンは「『民主主義』と独裁について」(全集第28巻、p397。大月書店)で、「出版の自由」を万人に認めるべきと主張したカウツキーらを純粋民主主義者と批判しました。
レーニンは、プロレタリアートの独裁は資本家から地主邸、良い建物、印刷所、用紙を取り上げて勤労者に用立てると主張しました。
資本家は邸宅など財産の没収だけでなく言論の自由も奪われるべきという話です。
白井聡氏がレーニンのプロレタリア独裁、カウツキーの純粋民主主義批判を知らないとは考えられない。
白井聡氏はたつみコータローさんが引用した論文を書く際、レーニンが強調したプロレタリア独裁を現代日本で実現するために何が必要か、という視点で論じたと考えられます。
たつみコータローさんは「人民の敵」リスト作成を訴えている
日本共産党の視点では安倍総理と支援者は腐りきった人々です。
従ってたつみさんの上記の呟きは、「野党と市民の共闘」の政権ができたら安倍総理は退陣後直ちに投獄。支援者は腐りきった安倍政権を支援した人物としてリストにする、という話でしょう。
これは「人民の敵」リストを作れという発想です。共産主義国ではこのリストはどうしても必要です。
少し前に金正恩が、労働党の大幹部を解任したようです。反党分子とレッテルを貼ったのでしょう。
労働党大幹部がこのレッテルを貼られたら、収容所連行か銃殺となる。
たつみコータローさんの視点では、安倍政権を徹底批判している金正恩と在日本朝鮮人総連合会は「たたかう市民」です。
日本共産党と朝鮮労働党は長年の同志ですね。「人民の敵」「反党分子」「民族反逆者」というレッテルの貼り方が似ています。
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