2021年12月18日土曜日

日本共産党幹部は大日本帝国の戦争指導者と似ているかー毎日新聞コラムと小泉信三教授「共産主義批判の常識」(昭和24年新潮社刊行)より

 12月6日の毎日新聞コラム「風知草」で、山田孝男特別編集委員が大日本帝国の戦争指導者は日本共産党と共通点がある旨、指摘しました。

双方に無敵、無謬という過信、意思疎通の欠如、責任回避があるという話です。

これに対し志位さんはtwitterで、度を超した漫罵だと怒りました。

志位さんが御存知かどうかわかりませんが、日本共産党、職業革命家と大日本帝国軍人が似ているという指摘は昔からあります。

日本共産党、左翼人は小泉信三教授による革命家批判を傾聴すべきだ

小泉信三教授(慶応大)が昭和24年刊行の「共産主義批判の常識」でそう主張しています。

小泉信三教授によれば、革命家は往々にして革命家のみが民衆の真の利害を知っていると言います。

そこに革命家の偏見と誤算、私心が混ざってくる。

職業軍人は国民の利害を国民自身よりもよく知っていると信じていたので、革命家と似ている(同書掲載「エルフルト綱領の教訓」より)。

職業軍人にもいろいろな方がいたでしょうが、米国の政策決定に世論が大きな影響を与えることを認識していた方は少なかったのではないでしょうか。

小泉信三教授なら、戦争指導者と何かの場で接したことがあったのかもしれません。

小泉信三教授は共産主義者、革命家の独善ぶりを看破していました。レーニンの著作「何をなすべきか」を読んでいたのかもしれません。

「何をなすべきか」の中心的主張は、革命家が労働者に科学的理論を注入せねば、労働者は自発的には革命運動に参加しないということです。

小泉教授はソ連についてはトロツキー、ジノヴィエフをはじめとする革命の元勲とも称すべき人物で終わりをよく全うしたものがほとんどいないことを指摘しています。

小泉教授はロシア革命後も相当な惨事が起きているのではないかと推測していました。この文章はフルシチョフによるスターリン批判(昭和31年)より前に書かれています。

日本共産党や左翼人士の中に、小泉信三教授のこの本を読む人などいないでしょうね。憲法九条教徒に未来はありません。



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