田村智子日本共産党副委員長の総選挙に関する呟きが、なぜか削除されていました。
この件について、以下のサイトでいろいろ議論されています。日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+ : 田村智子の総選挙反省ツイートが削除された件 (livedoor.biz)
ここに再掲されている田村智子副委員長の呟きのどの部分が、日本共産党にとって都合が悪いのかは不明です。
田村智子副委員長御自身が、何かの理由で都合が悪いと判断したから削除されたのでしょう。
上記のサイトで太宰ファンさんが指摘しているように、田村智子副委員長は日本共産党に安全保障政策がないことにより支持を失ってきたことに気づいたのかもしれませんね。
しかし別の方も指摘しているように、自衛隊解散と日米安保廃棄は日本共産党のイデオロギー、科学的社会主義の世界観によるものです。
科学的社会主義の見地では米軍と自衛隊は支配階級による人民支配のための暴力装置ですから。
暴力装置をなくすことを日本共産党が訴えないなら、日本革命を放棄することになる。
日本革命のためには自衛隊解散、日米安保廃棄で日本国家の国防力を皆無にすることは必須です。
日本革命を放棄するなら、宮本顕治さんの「日本革命の展望」など出鱈目の書だったという話になります。
日本共産党の平和理論では、自衛隊解散、日米安保廃棄を支持する中国共産党、朝鮮労働党は覇権主義ですが大局的には平和勢力です。
私見ではこの平和理論は、レーニンの帝国主義論に依拠しています。この件、本ブログでは繰り返し論じてきました。
これらまで田村智子副委員長が掘り下げて志位さんに路線転換を主張することなど考えられない。
憲法九条教徒は「日本革命の展望」、第八回大会決定について思考と議論をできない
日本共産党員、支援者の皆さんが宮本顕治さんの「日本革命の展望」、第八回大会決定など昔の大会決定、日本共産党の「平和理論」、レーニンの帝国主義論について再検討することはタブーなのでしょう。
憲法九条教徒は自らの理論と現実の不一致についての思考と議論を恐れる。金正恩の核ミサイル攻撃に、憲法九条は反撃しません。
自衛隊解散、日米安保廃棄なら金正恩は日本に核ミサイル攻撃を断行し、民族の英雄になります。
核ミサイル攻撃をしたら米軍に核ミサイルで反撃されるから、金正恩はそんなことをしない、と言う日本共産党員は、日米安保の抑止力を認めている。
米軍の核ミサイルによる反撃に期待している日本共産党員は、日米軍事同盟の抜本的強化を支持すべきです。集団的自衛権の行使を認めるべきです。
こんな議論を提起する人を、憲法九条教徒はネトウヨ、反共勢力などと把握して一切の思考と議論をしない。
憲法九条教徒に未来はありません。
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