2021年8月8日日曜日

日本共産党員にとっての憲法九条と昔の中国共産党員の毛沢東語録

日本共産党小池書記局長は海上保安庁職員に人民解放軍と交戦せよと主張

日本共産党は、中国共産党の尖閣攻撃、侵攻の可能性に対し警察力と憲法九条を生かした平和外交で対応せよとよく主張します。

8月7日赤旗記事によれば、小池書記局長は6日夜のBSフジ番組「プライムニュース」で、中国共産党による尖閣攻撃、侵攻に対し次のように述べました。

「警察権だけで守ることはできないが、日本には憲法九条がある。警察権で攻撃を止め、その間に外交で解決する。これが日本の憲法だ」

警察権で人民解放軍の軍艦や潜水艦を止めよという話です。この場合の警察権力とは海上保安庁の巡視船でしょう。巡視船は機関砲を装備しています。

巡視船が人民解放軍の軍艦や潜水艦の尖閣攻撃、侵攻に反撃するなら、機関砲で対処するしかない。潜水艦には全く対応できません。

巡視船は軍艦の砲撃や潜水艦の攻撃で簡単に沈没させられそうです。乗船している海上保安庁職員は尖閣近海で殉死する可能性が高い。

小池書記局長は海上保安庁職員の生命と人権をどうお考えなのでしょうね。

これが日本の憲法だ、という日本共産党員には冷酷無比な方が多いのでしょうか。

松竹伸幸さんは日本共産党に対案用意を訴えるが、日本共産党は黙殺

松竹伸幸さんはブログで、核も安保も自衛隊も全部なくすのが共産党の基本政策だ、というのでは立憲民主党との議論が成立しない、核兵器に頼らない安全保障とは何かについて対案を用意すべき旨述べています。

共産が同じ土俵に立てないと核禁条約の議論は進まない | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp) 

専守防衛、憲法九条完全実施で米国の核の傘に頼らない安全保障政策とやらでは、自衛隊は何を保有すべきなのでしょう。

戦力を持たないのですから、護衛艦やイージス艦、巡洋艦、潜水艦、対潜哨戒機、戦闘機と空中給油機、オスプレイ保有などありえません。

結局、自衛隊もライフル銃と拳銃で中国人民解放軍の尖閣攻撃、侵攻に対処せよという話になる。

ライフル銃と拳銃では人民解放軍に必ず負けますから、防衛出動命令が出された時点で隊員は殉死を覚悟せねばなりません。

松竹伸幸さんご自身は、自衛隊がどんな兵器を持つべきと考えているのでしょうか。ブログにはその記述はないようです。

日本共産党が宣伝する憲法九条に基づく平和外交とやらでは、自衛隊員、海上保安庁職員の大量殉死を招きます。

自衛隊解散、日米安保廃棄で日本国家の国防力を皆無にしたら、金正恩は自主権擁護の聖戦とやらをはじめ、日本に核攻撃を断行しうる。

松竹伸幸さんは金正恩と朝鮮労働党による核攻撃にどう対処すべきと考えているのでしょうか。

日米軍事同盟による抑止力など幻想だとお考えなら、小池書記局長のように憲法九条の基づいた平和外交が金正恩と朝鮮労働党による核攻撃を抑止すると考えているのでしょうか。

憲法九条に基づく平和外交とは結局、自衛隊解散、日米安保廃棄で日本国家の国防力を皆無にすることでしょう。

憲法九条教徒と毛沢東思想信者は似ているーオスプレイ反対の日本共産党と毛沢東語録を持つ紅衛兵

日本共産党の憲法九条に基づく平和外交とやらは、昔の中国共産党の毛沢東信仰と似ています。

文革の頃の中国共産党の一般党員や紅衛兵は、毛沢東思想が全世界人民の明るい未来を約束すると信仰し、毛沢東語録を振りかざしていた。

当時の中国共産党員、紅衛兵は世界人民が毛沢東語録を読めば感銘し、世界中が光り輝いて明るい未来が築かれるなどと思い込んでいた。

今の日本共産党員は憲法九条を宣伝すれば習近平、金正恩も後ずさりして軍拡をやめ、核兵器を廃棄すると思い込んでいる。

今の日本共産党員は、海上保安庁職員が巡視船上で憲法九条が書いてある旗を振れば、尖閣に侵攻する人民解放軍は怖くなって撤退するとか、考えているのでしょうね。

憲法九条教徒と毛沢東思想信者は似ています。オスプレイ断固反対、を繰り返す日本共産党員から、毛沢東語録を持つ紅衛兵を思い出すのは私だけでしょうか。

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