2014年2月4日火曜日

「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)の決算報告にある「国際活動費」(平成19年に1088万8672円)の内訳について考える

西岡力東京基督教大教授が、「国際活動費」1088万8672円の使途と中身を熟知している


「救う会」の平成19年「決算報告」によれば「国際活動費」は、外国派遣、国際会議、情報収集費から成ります。

「救う会」が公開している資料から私たちが得られる情報はこれだけです。

「救う会」のHPのどこを見ても、「外国派遣」「国際会議」「情報収集費」についての説明はありません。西岡力東京基督教大教授なら、これらの支出の実態を十分御承知のはずです。

「救う会」には、集まった資金の支出を誰がどうやって決定するのかという規定がありません。「外国派遣」だといくら支出されるのか、という規定もありません。

「情報収集」の規定も勿論ありません。「外国派遣」の費用で誰がどの国に、何の目的で行ったのか一切わからないのです。

島田洋一福井県立大教授(「救う会」副会長)は米国に派遣されるといくら出るのかを知っている


御二人なら、「外国派遣」でいくら受け取ることができるのかよく御存知でしょうから、公開していただけないでしょうか。不要な誤解を避けるためにも。

島田洋一福井県立大教授は、米国に「救う会」副会長として派遣されていますので、いくら出るのか御存知のはずです。派遣費を公開して下されば幸いです。

現状では、「救う会」としてはカンパの具体的な使途については、カンパや署名をして下さった方々の御想像にお任せします、ということなのでしょう。

そこで私が、不遜ながら「国際活動費」総計1088万8672円がどのように導けるのか試算します。

「救う会」に旅費の規程はないので、憶測するしかありません。

米国や欧州に7泊8日で100万円、韓国に4泊5日で50万円と仮定-「外国派遣」で500万円-


例えば米国や欧州に一人が7泊8日行くと100万円の「派遣費」が支出されるとします。

韓国に一人が4泊5日行くと50万円の「派遣費」が支出されるとします。

米国と欧州に一人が1回(各7泊8日)ずつ行くと200万円になります。韓国に1人が6回(各4泊5日)行くとすると300万円です。これで「外国派遣」は500万円になります。

「国際会議」に200万円とします。

「情報収集費」に388万8672円とすると、合計で1088万8672円になります。

「救う会」の支出基準と決定過程、「外国派遣」「情報収集」の実態のすべてを知っている西岡力東京基督教大教授


この試算が正しいのかどうか、私には自信がありません。旅費に極端な仮定をおいているといわれそうですが、「情報収集」がもっと高いのでしょうか。

しかしこれまで、「情報収集」して得た成果が一切報告されていないのです。

脱北者からの聞き取り調査をやっているなら、機密でない部分の調査結果くらいはHPに公開すべきではないでしょうか。

「情報収集」の中身は非公開ですから、これも憶測するしかありません。誰が何をやってどんな成果がでているのか、一切わからないのです。

調査を依頼した元工作員が覚せい剤を扱って逮捕され、裁判費用が必要になり「雑支出」で処理したのかもしれません。

「救う会」が公開している資料は何も語ってくれません。

西岡力東京基督京大教授が、「外国派遣」「情報収集」の実態を最もよく御存知のはずです。私の試算に率直なご批判を頂ければ幸いです。





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