2014年2月17日月曜日

横田夫妻の名誉を守ろうとしないことへの抗議声明-群馬ボランティアの会大野敏雄事務局長・救う会徳島の陶久敏郎代表・救う会神奈川の川添友幸代表・救う会青森の成田義人代表・救う会秋田の松村譲裕代表による抗議

2月2日の「救う会」全国幹事会で西岡力会長は「騒ぎを大きくするより、このまま静観すべき」との旨発言した―



以下は、5団体代表による抗議声明です。飯塚繁雄代表、西岡力会長は、5団体代表の抗議声明を重く受け止め、早急に「統一日報」への抗議声明を出すべきかと存じます。ブログ掲載に際し、見出しをつけました。


北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 飯塚繁雄 殿
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 西岡 力殿


故佐藤勝巳「救う会」元会長は横田滋さんへの事実無根の中傷を行った



ご承知のとおり、統一日報紙は、故佐藤勝己救う会全国協議会元会長が寄稿した「拉致問題との関わり(17)―元・現代コリア研究所所長佐藤勝巳回想記」を掲載し、


その中で佐藤元会長は根拠を示さずに横田滋さんが家族会の寄付金の使い道に不正がある(72号)と、横田滋さんの名誉と人格を傷つける事実無根の中傷を行っています。


統一日報紙は電子版もあることから、電子版を見た国会議員、支援団体関係者、自治体関係者から、救う会全国協議会の元会長の記述ということで不安や懸念の声が出てきました。


加えて、電子版は現在も閲覧できる状態になっており、これを放置しておくことは非常に問題であります。


貴職らは、なぜ統一日報紙に激しく抗議しないのですか



この現状を憂えた地方の救う会有志が、平成26年1月22日付けで「昨年の救出活動に関する質問状」を提出し、同年2月2日に開かれた救う会全国幹事会においても取り上げ、


「この記事の内容が事実無根なら統一日報社に毅然として名誉回復と信用回復を求めて抗議をするのが貴職の職務と考えますが、なぜ抗議をしないのか、その理由について明確な回答を求めたいと思います。」


と質問したところ、西岡会長は「騒ぎを大きくするより、このまま静観すべき」との趣旨の答弁をし、統一日報紙に対して直ちに抗議しないことを表明しました。


しかしながら、これでは横田滋氏の名誉と人格は一方的に傷つけられたまま放置されてしまいます。

しかも、放置すれば、抗議しないのは事実の部分があるものと世間は勘違いをし、その勘違いを放置すれば、

横田夫妻の名誉や人格のみならずわが国の拉致被害者救出活動に及ぼす負の影響は甚大なものになるはずです。

貴職らは、なぜ統一日報紙に厳しく抗議しないのですか。

飯塚繁雄「家族会」代表、西岡力「救う会」会長が「統一日報」に抗議しないなら、規約に反するのでは


これは、全国協議会規約第4条「本会は、北朝鮮による拉致被害者家族会連絡会(家族会)への支援・協力を行い、他の目的を同じくする団体と協力して目的の達成のための活動を進める。」

並びに家族会会則第3条「本会の目的は、北朝鮮による拉致事件の解決を図るとともに、会員及び帰国後の被害者に対する支援、情報提供及び会員相互間の親睦を深めるものとする。」

とある両規約に違反しているのではないですか。

横田夫妻は、これまでの拉致被害者救出活動において中心的役割を果たしてきており、その活動実績とお二人の人格は国内及び国外で高い評価と信頼を得ております。

そのお二人があらぬ誹謗中傷に晒され、深く傷ついて困り果てているというのに何の救いの手も差し伸べようとしない貴職らの存在意義というものは何なのでしょうか。

加えて、同胞や仲間の窮状を救えない全国協議会や家族会の存在意義というものは何なのでしょうか。

私たちは、横田夫妻の名誉と信用を回復するために、貴職らが早急に統一日報紙に対して事実関係を確認したうえで強く抗議するとともに、統一日報紙が横田夫妻に謝罪するよう働きかけることを求めます。

2月末までに「救う会」ニュースで抗議活動の詳細を広く国民に周知すべき



併せて、その抗議活動の詳細を、同年2月末までに救う会ニュースで広く国民世論に周知することを求めます。



平成26年2月15日

賛同団体

横田ご夫妻ら拉致被害者家族を支援する群馬ボランティアの会事務局長 大野 敏雄
救う会徳島代表 陶久敏郎
救う会神奈川代表 川添   友幸
救う会青森 代表 成田 義人
 救う会秋田 代表 松村 譲裕





0 件のコメント:

コメントを投稿