日本共産党第十八大会は、昭和62年11月25日から開催されました。
当時の日本共産党大会では、宮本顕治さんが中央委員会議長として、冒頭発言という基調報告をする習慣になっていました。
日本共産党中央のHPには、宮本顕治さんが主導した時期の大会決定は掲載されていません。
山添拓議員ら若い日本共産党員はこの時期の日本共産党によるソ連礼賛の史実を知らないと考えられます。
当時の日本共産党大会決定や幹部の著作を探して読む若い日本共産党員は稀でしょう。
宮本顕治さんによる社会主義国礼賛発言の約二年後に東欧社会主義が崩壊
社会主義国、とはソ連、中国、東欧、北朝鮮、ベトナム、キューバなどの事です。
第十八回大会からおよそ二年後に、東欧社会主義は崩壊しました。
ソ連崩壊はそれからおよそ二年後です。
第十八回大会当時、モスクワや東欧諸国首都に駐在し現地情報を伝えていた赤旗記者は、ソ連や東欧の庶民の暮らしの実情をよく知っていたはずです。
当時の日本共産党幹部や赤旗記者の皆さんは一体何を根拠に、上記のような宣伝をやったのでしょうか。
この時期の日本共産党幹部や赤旗記者はソ連共産党、中国共産党や東欧の宣伝を盲信していたとしか考えられない。
今の在日本朝鮮人総連合会幹部や職員の皆さんは、金正恩と朝鮮労働党を礼賛しています。
一昔前の日本共産党も、ソ連や中国、北朝鮮を礼賛しました。
共産主義者は最高指導者を礼賛します。
社会主義国ではまともな選挙はないー言論の自由、結社の自由はない
社会主義国で、まともな選挙をやった国は皆無でした。
レーニン以来、社会主義国では、国民に言論の自由、結社の自由など認めない。
某中国人によれば今の中国では、選挙に誰が立候補し、誰が当選するかを中国共産党が決定します。
各住民に、貴方は〇〇さんに投票しなさい、という指令が伝えられるそうです。ひどい話ですが香港も、こうなっていくのでしょうね。
中国の現実を百も承知の不破さんは、中国共産党は市場に強い社会主義という、レーニンの道を歩んでいるという奇怪な宣伝をしました。
日本共産党新宿地区にお勤めの中野顕さんに問う
日本共産党の新宿地区にお勤めの中野顕さんは、人権を抑圧する中国は社会主義ではないとtwitterで主張しています。
中野顕さんは、宮本顕治さんの第十八回大会冒頭発言や、不破さんの中国共産党評価は事実と無縁の虚偽宣伝だったとお考えなのでしょうか。
中野顕さんなら、昔の日本共産党大会決定を御存知でしょう。虚偽宣伝が多い。
今でも、日本共産党は中朝の核軍事力、朝鮮労働党のチュチェ思想について思考と議論をしない。
中国の軍事費は年間20兆円を超える。日本の三倍以上です。日米同盟が弱くなれば、中国共産党は台湾と沖縄に侵攻しうる。
日本共産党員は自らの社会主義国礼賛の歴史から全く学んでいない。
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