日本共産党の平和理論はレーニンの帝国主義論に依拠しています。レーニンの見地なら、金融資本、多国籍企業が戦争を起こすことになります。
米国は世界の帝国主義であり、最大の戦争国家です。米国が世界の核軍拡競争の根源です。
そこで日本共産党は、米国が中心となっている軍事同盟を無くし、米軍を世界各地から撤退させることが世界平和に最大の貢献となると考えています。
この見地は、中朝露のそれと同じです。
日本共産党はNATO解体でプーチンと、アジアから米軍は出ていけで中朝と共闘できる
従って日本共産党はNATO解体でプーチンと共闘できます。
日本共産党はアジアから米軍は出ていけ、で中国共産党、朝鮮労働党、韓国左翼と共闘できます。
志位さんはアセアンにならい、北東アジアでも平和共存の枠組みを作るべきと繰り返し主張しています。
米軍は欧州とアジアから出ていけ、で日本共産党はプーチン、習近平、金正恩と完全に一致しています。
日本共産党の平和理論が中朝露のそれと基本的に同じである事について、最近は以下で指摘しました。
志位さんが力説する平和共存の枠組み、とは欧州とアジアから米軍は出ていけ、自衛隊を解散せよという声を中朝露と共に上げていく枠組み、なのです。
日本共産党は、中朝露を大局的には平和勢力とみなしていると考えられます。
山添拓議員は、軍事力による平和は幻想だと強調しています。下記です。
山添拓議員は中朝露を大局的には平和勢力とみなしているから、一刻でも早く自衛隊解散、日米安保廃棄を実現すれば中朝露は感動し、核兵器を廃絶すると見込んでいるのでしょう。
志位さん、米軍は欧州とアジアから出ていけ、で中朝露と共闘してください。
第八回大会の頃の日本共産党は、ソ連を世界平和の砦と宣伝していました。
志位さんは宮本顕治さんの革命理論から、沢山学んだのではないですか。宮本顕治さんの平和理論なら、中朝露は覇権主義だが、大局的には平和勢力です。
上田耕一郎さんの「マルクス主義と平和運動」(昭和40年大月書店刊行)を若い日本共産党員の皆さんに読んでいただきたいですね。
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