もう四十年くらい前ですが、石橋政嗣社会党委員長は自衛隊の違憲・合法論を提起しました。
私は法律学の門外漢なので確かな事は言えないのですが、小林直樹東大教授(当時)の見解を参考にしたものでした。
自衛隊は違憲だが、自衛隊法により合法的な存在であるという内容です。
私見では志位さん、日本共産党による自衛隊活用論は、昔の社会党の自衛隊違憲・合法論と同じです。
日本共産党は自衛隊を違憲と考えているが、急迫不正の主権侵害時には自衛隊法に基づき、防衛出動を認めるという話ですから。
志位さんは第二十回大会決定を廃棄するべきだ
私見では殆どの日本共産党員は、第二十回大会決定に依拠し、軍事力による平和などありえない、可能な限り早く自衛隊解散、日米安保廃棄を実現すべきと考えています。
志位さんが自衛隊活用論を説くなら、第二十回大会決定を廃棄するべきです。
第二十回大会決定は、急迫不正の主権侵害時に警察と自主的自警組織で対応すると主張しています。
山添拓議員はなぜ、ウクライナ軍解散を主張しないのか
米英仏印は核兵器と敵基地攻撃能力を持っています。
山添拓議員は、軍事力による平和は幻想だと断言しています。山添拓議員は、絶対平和主義の方ですね。
山添拓議員は、ロシア軍と連日戦っているウクライナ軍を一刻も早く解散するべきと考えているのでしょう。
軍事力による平和が幻想なら、ウクライナ軍がロシア軍に反撃するのは幻想を振りまく愚行だ、という結論しか出ないはずです。
山添拓議員は、ウクライナ大使にウクライナ軍解散を訴えるべきではないですか。ロシア大使にロシア軍解散も訴えるべきです。
吉岡正史さん(日本共産党本部)によれば、核を持って敵基地攻撃能力を持つことは先制攻撃ですから、ロシアによるウクライナ侵略と同じです。
従って日本共産党は、既に米英仏印はウクライナ侵略と同様の侵略戦争をどこかで断行していると考えているのでしょう。
日本共産党員には、敵基地攻撃能力を持つ事と敵基地を攻撃する事の区別がつかない。攻撃能力保有と実際の攻撃は全く異なることが、日本共産党員にはわからない。
日本が巡航ミサイル、弾道ミサイルを大量保有したら、日本共産党は日本政府が中朝露を先制攻撃したと大騒ぎしそうですね。
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