2022年4月26日火曜日

松竹伸幸さんは敵基地攻撃能力保有に賛成ーミサイル攻撃から日本国民の命を守るため、敵のミサイル基地を叩くしか手段がないならー

 松竹伸幸さんが「ウクライナの現実と敵基地攻撃・下」と題したブログでミサイル攻撃から日本国民の命を守るため、敵のミサイル基地を叩くしか手段がない場合それに賛成するか反対するかというなら賛成と答えると明言しています。

ウクライナの現実と敵基地攻撃・下 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp) 

この後のブログで松竹伸幸さんは、自衛隊が保有する「12式地対艦誘導弾」の射程を200キロから最終的には1500キロまで伸ばそうという政府の計画について言及し、そこまで伸ばすなら本土に配置する事も考えるべきと述べています。

続・ウクライナの現実と敵基地攻撃 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba (ameblo.jp)

本土にも配備すべきですね。

私見では、長距離射程の巡航ミサイル、弾道ミサイルを大量保有し、沖縄、南西諸島だけでなく本土各地にも配備すれば良い。

中朝露から見れば、日本攻撃時に空爆せねばならない基地が増えれば増えるほど厄介ですから。

さらに核弾道搭載可能の原潜を保有するべきです。原潜はどこにいるかわかりませんから、日本に核攻撃をしたら、中朝露首脳は自分も溶かされてしまうことを想定せねばならない。

長距離の弾道ミサイル、巡航ミサイルと原潜は強力な抑止力を発揮すると考えます。

私は本ブログやtwitterで繰り返し訴えてきましたが、中朝露は日本に核ミサイル攻撃を断行しうる。

長距離ミサイル保有は憲法九条に反していないのかー松竹伸幸さんも改憲派ではないのかー

松竹伸幸さんは中朝露による日本への核ミサイル攻撃の可能性について、今回のブログでは言及していません。

著書の「『異論の共存』戦略」(令和3年晶文社刊行、p238-239)で松竹さんは、北朝鮮が核やミサイルで攻撃してくるなら、ミサイル防衛システムを発動する事、ミサイル発射基地を叩く事を主張しています。

ミサイル発射基地を叩く、とは自衛隊の戦闘機が空中給油機と共に出動し、空爆するという意味なのでしょうか。

自衛隊が巡航ミサイル、弾道ミサイルを保有し、それで北朝鮮のミサイル基地を攻撃する事なのでしょうか。この点が、上記の著書でははっきりしませんでした。

今回のブログでは、松竹さんは長距離ミサイル保有を考えるべきと指摘しています。

その政策を現実のものにするだけの合理性はないという記述もあるので、結局日本がどうすべきと言いたいのか、よくわかりません。

長距離のミサイル保有は、憲法九条に反していませんか。長距離のミサイルは戦力ではない、という憲法九条解釈は不適切と考えます。

志位さんは、日米安保強化反対、米軍はアジアと欧州から出ていけで中朝露と完全に一致しています。

日本共産党の平和理論では、中朝露は大局的には平和勢力です。黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さん、米軍は欧州とアジアから出ていけ、で中朝露と共闘してください―日本共産党の平和理論なら、中朝露は大局的には平和勢力ー (blueribbonasiya.blogspot.com)

プーチンがモルドバ、フィンランドやスウェーデンを攻撃しても米国は傍観しうる

プーチンはウクライナ侵略を、特別軍事作戦などと称しています。プーチンは今後、モルドバやNATO加盟を目指しているフィンランドやスウェーデンも攻撃する可能性があります。

勿論、北海道にミサイル攻撃を断行する可能性もあります。

そこまでやったら、米国に反撃されロシアも破壊されるではないか、という方がいるでしょう。しかしバイデン政権はロシアとの核戦争を決意するでしょうか。

ミサイル攻撃を傍観し、攻撃された国の政府に武器を支援する程度で後はお手並み拝見、と判断する可能性が充分あります。

どこかの都市にミサイル攻撃をされたとき、日本政府が米国に日米安保に依拠して反撃を要請してもバイデン政権は様子見をする、という選択がありえる。

反撃をするならNew YorkやWashington D. C. に核攻撃をする、とプーチンが脅迫してきたら、バイデン政権は様子見を選択しうる。

様子見をするなら、金正恩も日本にミサイル攻撃を断行し民族の英雄になろうとするでしょう。

様子見をするなら、習近平と中国共産党は台湾攻撃を断行しうる。それでも日本共産党と支援者の皆さんは、自衛隊解散と日米安保廃棄を叫ぶのでしょうね。

志位さんは軍事的抑止力で対応する事を断固拒否ーミサイル攻撃にライフル銃で反撃せよ論

志位さんは「国連憲章を守れ」と各国の外交官及び国際世論がプーチンに全力で訴えれば、プーチンはウクライナで軍事的に大勝利していても、ウクライナからの撤退を決意すると考えているらしい。

志位さんは軍事対軍事を断固退け、抑止力で対応する事、通常兵器であれ、核兵器であれ、軍事的抑止力で対応することを断固拒否するそうです。

以下は4月19日の参議院選挙予定候補者会議での、志位さんの発言の一部です。4月24日の赤旗に掲載されています。


志位さんは、中朝露によるミサイル攻撃や戦闘機での空爆に対し、自衛隊はライフル銃と拳銃で反撃せよと考えているのでしょうね。

ライフル銃と拳銃なら、軍事的抑止力で対応していません。中朝露のミサイル攻撃を全く抑止できず、日本は一方的に攻撃されるだけです。

松竹伸幸さんは志位さんの見解をどうお考えなのでしょうか。私見では、志位さんは松竹伸幸さんが定義する絶対平和主義者です。









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