志位さんは、NATOの現状維持なら容認しているのかもしれません。以下にそんな記述があります。
志位さんによれば、軍事同盟は軍事対軍事の対抗と悪循環を目指すので、日本共産党は軍事同盟のない世界を目指しています。
この立場から日本共産党は、NATOの東方拡大や域外派兵に反対してきたそうです。
それなら、軍事同盟のない世界を目指しているが当面、NATOの現状維持はやむをえないと志位さんは考えていそうですね。
志位さんは第一次世界大戦時に祖国防衛戦争を擁護した社会民主主義と同じなのか
繰り返しですがNATOの現状維持容認なら、志位さんは昔のイタリア共産党と同じです。
宮本顕治さんによれば、軍事力均衡の立場からNATOを容認するようになったイタリア共産党は、第一次大戦の時に祖国防衛を唱えて戦争を擁護した社会民主主義の流れと同じです。
日本共産党がNATOの東方拡大反対なら、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟断固反対と主張するべきですね。少し前に私はそう論じました。
参議院選挙勝利・全国総決起集会/志位委員長の幹部会報告 (jcp.or.jp)
日本共産党に長く勤務している職員なら第十九回大会決定を覚えている
松竹伸幸さん、鈴木元さんなら志位さんのこの発言をあれ、変だなと思うはずですが。
日本共産党に長くお勤めで、宮本顕治さんの頃の大会決定を一生懸命読んだ経験のある職員の方もそう感じるはずです。
どういうわけか、志位さんは昔の大会決定や重要論文を一般党員に見せたくないようです。
志位さんが第十九回大会決定には問題があると感じているなら、そのように中央委員会総会や大会で発言し、第十九回大会決定の破棄を主張すべきではないですか。
日本共産党議員、職員が大会決定のどこかに問題があると感じ、その廃棄をインターネットで訴えたら厄介な事になるはずです。
日本共産党議員、職員が志位さんに路線転換の提案をするのは難しいのでしょうね。
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