日本人として初めて2012年ミスインターナショナル世界一に輝いた吉松育美さんが、ストーカ-被害を訴えているのに、テレビ局や大手新聞はなぜ報道しないのか!
世の中には奇々怪々なことがあるものですね。
私は昨日まで知らなかったのですが、日本人として初めてミスインターナショナル世界一に輝いた方、吉松育美さんが記者会見まで開いてストーカー被害を訴えています。
これだけでも、テレビ局や大手新聞紙は報道すべきだと思うのは私だけでしょうか?
先週の週刊文春に記事が出たらしいのですが、テレビや大手新聞には無視されているようです。
なぜマスコミは報道しないのでしょうか?故北公次さんの場合と同じでしょうか?
大手芸能事務所の幹部で芸能界やマスコミに影響力のある人物によるストーカー行為
吉松さんのブログを見ますと、次のような状況です。
一般に、ミスインターナショナルになった女性は翌年度の世界大会の最終審査の舞台で新しいミスに王冠とガウンを渡して世界一の役目を終えます。
ところが吉松さんは、ある男性からの脅迫と嫌がらせによりその役目を奪われてしまいました。
ある男性とは、大手芸能事務所の幹部で芸能界やマスコミに影響力のある方だそうです。その男性は、1年前から吉松さんにずっとつきまとい、脅迫、業務妨害を続けていました。
この男性は、ミスインターナショナル協賛企業に何度も脅迫とも言える電話をしたそうです。
国際文化協会はこれの影響なのか、吉松さんに次のように言い渡しました。
「マスコミがインターナショナル以外のことで騒ぐと困るから、吉松さんは大会期間中、体調不良を理由に自粛してほしい」
要は、前年度のミスインターナショナルとして王冠とガウンを新しいミスに渡すことを断念せよ、という話です。
吉松さんはどんなにか悔しかったことでしょう!
国際文化協会は公益法人ではないのですか?これが事実なら、脅迫に屈服してしまったことになりませんか?
男性は、吉松さんの両親に電話し吉松さんが自殺をしてしまうようなことになると言った
この男性による嫌がらせはこの程度ではなかったようです。吉松さんのブログによりますと、両親のところに電話をし、彼女が自殺をしてしまうようなことになる、とまで言い放ったそうです。
インターネットで多少検索すると、この男性は元TBSアナウンサーの川田亜子さんのお名前を出したようです。
週刊文春の記事では、この男性は電話を全面否定しているようです。
TBS報道担当の皆さん。貴女がたは悔しくないのですか!
その電話は録音されているというインターネットのサイトもありますよ。
私は吉松さんと何の面識もありませんが、吉松さんが大嘘をついているとは、考えられません。
吉松さんと訴えられている男性の双方を取材して、それぞれの主張を正確に報道すれば良いだけの話ではないですか!
大手芸能事務所幹部の悪行をテレビ局は報道できないのか-「黙殺協定」が存在するのか-
ふと思い出されるのは、故北公次さんのことです。
故北公次さんは、所属事務所の経営者に少年時代とんでもない性的嫌がらせをされたことを、著書「光GENJIへ」(データハウス1988年刊行)で訴えていました。
この本のp33には、北さんがかつて新宿の暴力団構成員から毎週覚せい剤を買っていたことまで記述されています。
途方もないことが次から次へと公にされているのに、当時のテレビ局や新聞各紙は北さんの訴えを殆ど黙殺しました。
この本の続編「光GENJIへ・再び」(データハウス1989年刊行、p36)には、北さんと知り合いのテレビレポーターが次のように教えてくれたとあります。
「北さんの件にはね、テレビ取材・報道は一切してはならぬとの協定があるんですよ。あと一部の週刊誌やラジオなんかも。
とにかく北さんの名前さえふれてはならないのだから...まあ、しょうがないですよね、相手が相手だから」
私には、「協定」なるものが存在したかどうかわかりようもありません。存在するなら、ジャーナリズムの自殺行為を言われても仕方ないですね。
「沈黙協定」ということになります。
北さんによれば、ジャニーズ事務所にたてついたマスコミ関係はそれ位後ジャニーズのタレントに関する報道を一切シャットアウトされてしまうそうです(「光GENJIへ・再び」(データハウス1989年刊行、p32).。
吉松さんにストーカー行為を行ったと言われている男性が、大手芸能事務所の幹部だという件を考えれば、今回もそういうことなのかなと思えてしまうのは私だけでしょうか?
マスコミの皆さん。特に私は、TBS「報道特集」を担当されている方々に訴えたい。
吉松さんの訴えを、まずは報道していただきたい。加害者と言われている男性の言い分も公平に報道すれば良いではないですか!
「相手が相手だから」などということで報道ができますか!
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