ある男性が、ミスインターナショナルの協賛企業に幾度となく脅迫ともいえる電話をした
下記を、国際文化協会の橋本博文理事長に送りました。ブログ掲載に際し、見出しを付けました。
「暴力団と共生する者」は、暴力団の威力を背景として芸能界、性産業、建設業、運送業、社会運動などで利益拡大を図り、社会を脅かしています。私たちは彼らに屈服してはなりません。
社会運動では、独裁政権の蛮行を許さないなどと言いながら、「暴力団と共生する者」と連帯・協力し暴力団の市民社会への浸透に協力する人がいます。
基督教徒にもそういう人がいます。聖書をどう読むと、心中で自分の行為を正当化できるようになるのでしょうか。
マスコミが騒ぐと困るから、大会期間中、体調不良を理由に自粛してほしい
国際文化協会理事長 橋本博文様
突然で恐縮ですが、私は兵庫県在住の黒坂真と申します。
貴会が中心となって開催されているミスインターナショナルの運営について、真に奇々怪々なお話を伺ったので事実かどうか確認したく存じます。
一般に、現役のミスインターナショナルは世界大会の最終審査の舞台で、新しいミスインターナショナルに王冠とガウンを渡して世界一の役目を終えるはずです。
ところが、昨年度のミスインターナショナル吉松育美さんのブログ(12月11日)によれば、吉松さんはある男性からの脅迫と嫌がらせにより、
ミスとしての最後の役目を奪われてしまいました。
この男性は、ミスインターナショナルの協賛企業に幾度となく、脅迫とも言える電話をしたそうです。
そして、国際文化協会は大きなスキャンダルになることを恐れ、最終的に吉松さんに次のように言い渡したそうです。
「マスコミがミスインターナショナル以外のことで騒ぐと困るから、大会期間中、体調不良を理由に自粛してほしい」
真実は一つしかない-国際文化協会は吉松さんに嘘を強要したのか-
吉松さんは12月11日のブログで、体調不良という嘘を強要されたことが一番ショックだと吐露しています。
私には吉松さんの話は全てが真実としか思えないのですが、貴会として現在、この件についてどんな見解を保持していらっしゃるのでしょうか。
理由はどうあれ、吉松さんが今年のミスインターナショナルに王冠とガウンを渡すことができなかったことは間違いないはずです。
渡すことができなかった理由は、吉松さんが本当に病気だったのに大嘘をついているのか、あるいは上述のように貴会が吉松さんに体調不良という嘘を強要したのか。
真実はこの二つのうちどちらかでしかないと私には思えるのですが、いかがでしょうか。
この件について、橋本博文理事長に見解を公に発表していただきたく存じます。
公益法人が圧力に屈服して良いのか-「面倒は避ける」ということか-
仮に、貴会が吉松さんに嘘を強要したのであるなら、なぜ貴会はそんなことをしたのでしょうか。
まさかと思いますが、吉松さんがブログで述べているようにある男性の協賛企業に対する脅迫電話に貴会として屈服してしまったのでしょうか。
貴会は外務省主管の公益法人です。
協賛企業に対する脅迫電話が存在したのなら、貴会は公益法人として断固圧力には屈しない旨公に宣言し、警察当局に警備の徹底を要望するべきだったのではないでしょうか。
まさかとは思いますが、貴会がある男性の脅迫めいた言辞に屈服してしまったのなら、
ミスインターナショナルの栄えある歴史に泥を塗るような愚行だったのではないかと思えてなりません。
「暴力団と共生する者」とは-暴力団の威力、情報力、資金力等を利用することによって自らの利益拡大を図る(平成19年警察白書)-
この件で、貴会として真剣にご検討頂きたいのは、平成19年警察白書(p9 )が指摘する「暴力団と共生する者」の存在です。以下、平成19年警察白書より抜粋します。
「近年、暴力団関係企業以外にも、暴力団に資金を提供し、又は暴力団から提供を受けた資金を運用した利益を暴力団に還元するなどして、暴力団の資金獲得活動に協力し、
又は関与する個人やグループの存在がうかがわれる。
これらの者は、表面的には暴力団との関係を隠しながら、その裏で暴力団の資金獲得活動に乗じ、
又は暴力団の威力、情報力、資金力等を利用することによって自らの利益拡大を図っており、いわば暴力団と共生する者となっている」
私の印象では、貴会は「暴力団と共生する者」の脅迫めいた言辞に屈服してしまったように思えます。平成19年警察白書はさらに次のように述べています。
放置すれば、暴力団の威力を背景として経済取引や法制度を悪用し、利益最大化をする行為が横行する-
「これを放置すれば、暴力団の威力を背景として、経済取引や法制度を悪用して、不当に自らの利益を最大化する行為が横行し、
暴力団と共生する者の更なる増加を招くなど、我が国における公正な法秩序と健全な市場にとって重大な脅威となる」
貴会が「暴力団と共生する者」の脅迫めいた言辞に屈服してしまったのならば、公益法人が図らずも公正な法秩序と健全な市場に脅威を与えてしまったことになりませんか。
北朝鮮に拉致されている日本人を救出するためには、「暴力団と共生する者」とも連帯・協力するべきなのか
私は北朝鮮に拉致された日本人の救出運動に十七年くらい参加してきているのですが、同様のことがこの運動でも生じています。
「拉致された日本人を救出するためには、『暴力団と共生する者』とも連帯、協力するべきだ」
と考えている人が救出運動の中心におりますので、前途多難です。
この問題について、御参考になるかと思いましたので資料をいくつか同封しました。
橋本博文理事長がこれらの問題について、経緯と見解を可及的速やかに公にして下さることを重ねてお願い申し上げます。
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